「あの夜、仮面の前で笑った──道化とルーシャの物語」
──仮面のまま、10歩だけ進んだ。
それだけのことが、
人生を少しだけ変えることがある。
みなさん、はろろん🤡✨
仮面まま寄り添う道化
エル・ダムズでございます。
気づけば、もう7月ですねー🔥
ニュースを見ると全国的に気温が去年に比べて高いということなので、
皆さん、熱中症に気をつけてくださいね。
今回は、僕が“明静の女神”と出会った夜を、
その裏側──もうひとつの物語として綴ってみます。
※このお話は、
『仮面の下から、10秒の勇気を』
とリンクしています。
そう──
これは、もう一人の登場人物。
ふざけてるようで、肝心なときに必ず背中を押してくれる、
僕の“戦友”の物語です。
「偶然だったけど、運命だった」
そんな一夜のはじまりを、少しだけのぞいてみてください。
[冒頭]舞踏会に行くまで
当時、最近までいい感じだった人に連絡を切られて。
その理由を、その人の友達にこっそり聞いてみたら──
「優しすぎて、怖い…んだって」
・・・・・ナニソレ?( ゚д゚)←本当こんな感じ
そんな絶望の中、ふと届いた知人からのお誘い。
仮面舞踏会のお知らせ。
しかも同じ劇団からは2人までらしい。
正直、今回がもう“あとがないチャンス”だった。
……当時は、そう思ってました。
でも、その日──予定していた“相方”が、ドタキャンしたんです。
✡︎
[第一幕]突然のドタキャン!?
お相手は同じ劇団(職場)の先輩。
仲は悪くないけど、心から気を許せる相手でもなくて。
いつだったか言われたことがある。
「もっと自分出していけよ。黙ってないでさ」
今風でいうところの
「仮面つけてるようじゃ無理かw仮面は外していかないとねw」
──いや、こちとら真剣なんですけど(半ギレ)
簡単に言わないでくださいな(呆れ)
そんな相手と一緒に、出会いの場に行く。
うん、どう考えてもテンションが上がるわけないよね。
で、当日の昼休み。
スマホにポンと通知が届いた。
「風邪っぽいから、今日やめとくわ」
……え、マジで?
ありえないんですけど。
でも、なぜかその瞬間、
心のどこかでふっと肩の力が抜けた←てか嬉しかった笑
✡︎
[第二幕]不屈の戦士、参戦
代わりに誰か誘う?
それとも、このままひとりか?
そんな時、ふと思い浮かんだのが、ルーシャだった。
ルーシャは肉屋で働いている中学のときからの親友。
いつもノリは軽いけど、
急に深い話を始めるタイプのやつ。
「急だし、断られるだろうな」って思いながら、
試しに電話してみた。
「今日、空いてる?
街コン行く人にドタキャンされてさぁ…」
──2秒後。
「行く行く〜絶対行く〜!今から髪セットする!!感謝だわーw」
この瞬間、笑ってしまった。
いや、速すぎるだろw
始まるの5時間後よ。
そしてノリの良さよ。
でも正直、救われた。
仮面の下でぐるぐるしてた自分に、
何も言わずに手を差し出してくれるような、
そんな気配りとテンションの持ち主。
おかげで、仮面の内側にあった“めんどくさい迷い”が、
一気に吹き飛んだ。
こっちが深刻になってる時ほど、
「テンションMAX」で入ってきてくれるのがルーシャ。
いい意味で空気が読めないところ。
だから救われた──この日も、やっぱりそうだった。
✡︎
[第三幕]──仮面舞踏会のはじまり
会場に着くと、いろんな声と視線と、空気の重なりが押し寄せてくる。
人の数、ざっと80人くらい。
立ち話が上手そうな人、
座ってずっとスマホを見てる人、
会話が弾んでる人、沈黙が漂ってる人。
僕らは作戦会議でトイレに行った。
そんな中で、
ルー「いや〜、自己紹介、何話せばいいかわからんよな」
僕「本当にね。大規模でテーブルも別だから協力プレイ出来ないしね」
ルー「でも、1人くらいは話して帰ろうぜ。そして連絡先もゲットでw」
僕「そうだな、笑って帰ろう。」
僕らは、お互いの拳をそっとぶつけた。
「仮面舞踏会、いざ開幕──だな」
笑ってうなずいて、戦地(お互いのテーブル)に向かった。
✡︎
[第三幕]──そして、テーブルの向こうに
テーブルに座って、しばらくすると──
あの人が、ゆっくりと歩いてきた。
明るい髪に、涼しげな表情。
でも、どこか近寄りがたい空気をまとっていた。
「……え、ここに座るの?」
少し戸惑いながらも、静かに腰を下ろす彼女。
その瞬間、なぜか胸がざわついた。
──この人と、話さないと。
仮面をつけたまま、そっと呼吸を整え挨拶をした。
僕「こんばんは」
「...こんばんは」
静かに彼女も応えた。
それが、僕と“女神”のはじまり──
……だったかもしれない。
[終幕]友よ
仮面舞踏会のあとに近くのファミレスでルーシャと反省会をした。
ルーシャ「お前、ずっと話してたな!」
ぼく「うん…なんか、止まらなかった笑」
ルーシャ「もちのロンで連絡先交換したろ?俺も交換したぞーw」
ぼく、「お、さすが。まずは関門突破ですな」
そう言いながら、コーラで乾杯した。
実はルーシャも、
話すのに夢中で何も食べてなかったという。
強がりの仮面はお互い様だったようだ。
結局、ルーシャはその夜に会った人とは進まなかったけど、
間も無く別の女性と出会い、結ばれた。
本当にすごいやつだ。
改めてそう思った。
あの日の夜だけじゃない。
昔も今も、ルーシャは変わらず“自分の信条”を守ってる。
そんな彼に恥じぬように、
僕も仮面のまま人と向き合っていくことを、
改めて心に決めた。
あとがき
いかがだったでしょうか?
ルーシャという赤い嵐が、僕の運命に吹き込んできた夜。
「あの夜、笑って帰れた」ってことが、
それだけで、今でも僕の力になってます。
本当に、ありがとう。
あ、でも本人にはたぶん言いません←言えない言えない笑
次は、あのテーブルに座った“あの人”の視点で──
物語のつづきを、見ていただけたらうれしいです🕊️
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仮面のまま、でも確かに書いていきます──。