ギリギリ社会人歯科衛生士は元会社員
はじめに
「〇〇先生は社会に出たことがないからさ…」
そんな陰口を聞いたことはありませんか?
私はあります。
つまり、“一般的な社会経験を積んでいない=社会人としての常識がない”という意味で言われているのだと思います。
社会人の「ベーシック」がいまだに会社員という形で語られるのは、私の若い頃だけの話ではないはずです。
そして私は、そのベーシックから早々に離脱した人間で、今でも自分を社会不適合者だと思っています。
(あまりこの言葉は好きではないのですが、適当な言葉がみつからないので今回は使用します)
ただ、そんな私でも今こうして働き、納税し、人並みに生活できているのは・・・
最初に“普通の会社”で働いた経験があったからです。
こちらの続き?のシリーズです。
社会に適応できない20歳の新社会人時代
まず、私がどれほどダメだったかを正直に書きます。
・ギリギリ出社
・提出物の期日を守らない
・言われたことしかしない(それすら先送り)
・前日飲みすぎて朝までコース、そのまま出社してグロッキー
…ひどい。
今思い出しても恥ずかしい限りです。
そんな私を、辛抱強く鍛えてくれた先輩がいました。
仮に「M先輩」とします。
M先輩がいなければ、私は本当にホームレスになっていたかもしれません。
それくらい徹底的に鍛えていただき、命の恩人と言っても過言ではありません。
今の若い世代は本当に優秀
現在、私は歯科医院で働いています。
そこで会社勤務が未経験のスタッフを見ても、
「うわぁ…社会人としてダメじゃん」
なんて思ったことは一度もありません。
むしろ、
“なんて優秀なんだろう”
と驚くほどです。
連絡、報告、共有、段取り…。
どこで習ったんだろう?と思うくらいちゃんとしている。
もしかして「普通」って、今はこれが当たり前なんでしょうか。
そんな優秀な若者たちと対等に(ギリギリ?)渡り合えているのは、
間違いなく会社員時代の基礎があるからです。
「一度ベースを持つ」ことの大切さ
私は、しっかりしたマニュアルがあり、泊まり込みの研修制度まである会社で育ちました。
そして何より、M先輩の存在が基礎になっています。
社会不適合者であっても、だからこそ、
一度きちんとした会社で鍛えられてつまずく経験をするのはアリだと思います。
そのベースがあるから、空気を読めない私でも、なんとか社会で働けている。本当に感謝しかありません。
ただし、ひとつ注意があるとすれば、
ベースは時代とともに変化する
ということ。
昔の当たり前は今の非常識、よくある話です。
歯科医院で気づいた「仕組みがない」ということ
たとえば、私の働く歯科医院には“稟議書”というものがありません。
医療機関では普通かもしれませんが、不便なことがあります。
口頭のみの指示だから、認識のズレが出る。
同じやり取りを何度も繰り返す。
そこで、私は空気を読まずに言ってしまいました。
「同じこと繰り返すの、やめませんか?」
結果、全体LINEで共有し、記録に残す仕組みができました。
良くなったのか、手間が増えただけなのか…それはわかりません。
でももし、
私の“空気を壊す性質”と“会社員の経験”が少しでも役に立ったなら、
それは過去の失敗を資産に変えられた瞬間なのかもしれません。
失敗は資産になる
私は、これまでの数々の失敗と、M先輩からの指導のおかげで、
なんとか“人として”働けています。
私の数々の失敗や、M先輩の指導は、全て今の私の「資産」となりました。
このnote記事に残すことで、過去の経験をより良く昇華させ、今後の糧としていきたいと考えています。
失敗は終わりではなく、次へのステップのための貴重な「資産」です。
あなたの失敗も、きっと誰かの、そして未来のあなたの役に立つでしょう。

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