我慢して働く人ほど、豊かさから遠ざかる。
仕事が楽しくないのは甘えじゃない|働くことに「ワクワク」が必要な理由
「仕事なんだから、楽しくなくて当たり前」
「お金をもらっているんだから、我慢するしかない」
「好きなことで生きられる人なんて、一部だけ」
そんなふうに思っていないだろうか。
もちろん、仕事には大変なこともある。
どれだけ好きな仕事でも、面倒な作業はあるし、うまくいかない日もある。
毎日ずっと楽しくて、悩みもストレスもまったくない。
そんな仕事は、なかなかないと思う。
でも、
「毎日が苦しい」
「会社へ行きたくない」
「この仕事を続けても、何も残らない気がする」
そう感じているのに、
「仕事なんて、こんなもの」
と自分の気持ちを押し込め続けるのは、少し違うと思っている。
ワクワクしない仕事を続けることは、給料をもらう代わりに、想像以上に大きなものを失っているかもしれない。
今回は、なぜ仕事の中にワクワクが必要なのかを、僕自身の経験も交えながら話していく。
仕事が楽しくないままでは、人生の大切な時間を失ってしまう
仕事をしている時間も、自分の人生の一部
仕事は、人生の中でも、とても大きな時間を占めている。
朝起きて、支度をして、通勤して、働いて、家へ帰る。
仕事が終わっても、頭の中では翌日のことを考えている。
休日の夜には、
「また明日から仕事か」
と気持ちが沈んでしまう。
実際に働いている時間だけではない。
通勤や準備、仕事の疲れを回復させる時間まで含めたら、人生のかなりの部分を仕事に使っている。
それなのに、
「早く終わらないかな」
「早く休みにならないかな」
「次の連休まで、あと何日かな」
そんなことばかり考えていたら、人生そのものが、過ぎ去るのを待つ時間になってしまう。
月曜日から金曜日までは我慢する。
金曜日の夜だけ、少し安心する。
土曜日は楽しめても、日曜日の夕方になると憂鬱になる。
そして、また次の週末を待つ。
本当に、その繰り返しでいいのだろうか。
「仕事だから我慢するのは当たり前」と思っていた
僕も会社員時代、そんな感覚になることがあった。
もちろん、仕事にやりがいを感じる瞬間もあった。
昇進もした。
給料も上がった。
周りから見れば、順調だったと思う。
でも、心の中では、
「この生活を、あと何十年も続けるのかな」
という違和感が、少しずつ大きくなっていた。
それでも、
「みんな我慢している」
「社会人なら当たり前」
「仕事は楽しいものではない」
と、自分の気持ちを無視して働き続けた。
その結果、心と体が限界を迎え、救急搬送された。
あのとき、初めて気づいた。
給料をもらうために、自分の命の時間や健康まで差し出す必要はない。
仕事のために人生があるのではない。
人生を豊かにするために、仕事がある。
働いている時間も、自分の人生の一部だ。
だからこそ、
「仕事中は我慢して、休日だけ幸せならいい」
と考えるのではなく、働いている時間にも少しずつ喜びを増やしていくことが大切なのだと思う。
ワクワクしない仕事では、自分の才能を発揮しにくい
好きなことだから自然に努力を続けられる
人は、興味のあることには驚くほど集中できる。
誰かに言われなくても、自分から調べる。
もっと知りたくなる。
時間を忘れて夢中になる。
失敗しても、もう一度やってみたくなる。
ゲームでも、趣味でも、好きなことなら、気づけば何時間も続けていた経験があると思う。
好きだから続けられる。
続けるから上手になる。
上手になるから、もっと楽しくなる。
この循環の中で、才能は少しずつ育っていく。
才能とは、最初から圧倒的にできることだけではない。
興味を持ち、夢中になり、繰り返してきた結果として育つものでもある。
興味のない仕事を続けると、挑戦する気持ちまで失われる
反対に、まったく興味を持てない仕事を続けていると、
「言われたことだけやればいい」
「余計なことはしないほうがいい」
「どうせ頑張っても何も変わらない」
そんな気持ちになってしまうことがある。
最初は意欲があった人も、何年も我慢を続けるうちに、挑戦する気持ちを失っていく。
職場で、そんな上司や先輩を見たことがあるかもしれない。
でも、その人に才能がなかったわけではない。
ただ、才能を発揮しやすい場所ではなかったのかもしれない。
花にも、それぞれ育ちやすい環境がある。
日光をたくさん必要とする花もあれば、日陰のほうが育ちやすい花もある。
どれだけ素敵な種でも、合わない場所に植え続けたら、うまく育つことはできない。
人も同じだと思う。
今の仕事で自信を失っていても、
「自分には何の才能もない」
と決めつける必要はない。
自分の心が動き、自然と力を発揮できる場所に、まだ出会っていないだけかもしれない。
ワクワクは、自分の才能が向かいたがっている方向を教えてくれるサインでもある。
嫌な仕事を我慢すると、ストレスを埋めるためにお金を使ってしまう
頑張った日の「ご褒美」が増えていく
嫌な仕事を我慢して頑張った日ほど、
「今日は頑張ったから」
と、自分へのご褒美が欲しくなることがある。
疲れて料理をする気力がなくなり、外食やデリバリーが増える。
ストレスを忘れるために、必要ではないものを買う。
休みの日には、普段の苦しさを取り戻すようにお金を使う。
もちろん、ご褒美を買うことや、好きなことにお金を使うことが悪いわけではない。
それによって元気になれるなら、素敵なお金の使い方だと思う。
でも、心を満たすためではなく、仕事の苦しさをごまかすために使っているなら、どれだけ稼いでも満たされにくくなる。
高い給料をもらっていても、働くたびに心がすり減り、そのストレスを解消するためにお金を使い続ける。
それでは、何のために働いているのか分からなくなってしまう。
どんな感情で稼いだお金なのかも大切
僕は、お金には稼いだときの感情も一緒についてくるように感じている。
苦しみながら受け取ったお金は、
「これだけ我慢したのだから、使ってもいい」
という使い方になりやすい。
反対に、自分の好きなことや、人に喜ばれることによって受け取ったお金は、
「ありがたい」
「また誰かに喜んでもらいたい」
という気持ちにつながりやすい。
喜んで働く。
感謝してお金を受け取る。
自分や大切な人のために使う。
そして、また楽しみながら価値を届ける。
そんな循環が生まれると、お金は我慢の対価ではなく、人生を豊かにしてくれるものへ変わっていく。
収入の金額だけで、本当の豊かさが決まるわけではない。
どんな気持ちで働き、どんな気持ちでお金を受け取っているのか。
そこも、とても大切だと思っている。
仕事におけるワクワクは、心が進みたい方向を教えてくれる
最初から仕事になることだけを探さなくていい
ワクワクすることを考えたとき、
「本当にそれで生活できるのかな」
「仕事にできるほど得意ではない」
「今さら始めても遅い」
そんな不安が出てくると思う。
でも、最初から仕事になるものだけを探そうとすると、何も見つからなくなる。
ワクワクは、必ずしも、
「今すぐ会社を辞めて、これを仕事にしてください」
というサインではない。
まずは、
「自分は、本当はこちらに興味がある」
「もっとこのことを知りたい」
「こういう人たちと関わりたい」
という、心からの小さなメッセージだ。
その声を聞くことから、すべてが始まる。
最初に必要なのは、すぐに仕事へ変えることではない。
まずは、自分がワクワクしていることを認めてあげることだと思う。
小さなワクワクが今の仕事につながった
僕も、会社を辞める前から少しずつ発信をしていた。
自分の経験を書いたり、誰かの相談に乗ったり、人生について考えたことを言葉にしたりしていた。
最初から、それだけで生活できていたわけではない。
これが仕事になるという確信もなかった。
でも、この活動をしているときには、会社の仕事では感じられなかった喜びがあった。
誰かから、
「本当に救われました」
「えんさんのおかげで、希望が湧いてきました」
と言ってもらえると、もっと続けたいと思えた。
もっと自分の経験を伝えたい。
もっと人の話を聞きたい。
自分の言葉で、誰かの人生に希望を届けたい。
その小さなワクワクを無視せずに続けたことで、少しずつ今の仕事につながっていった。
人生は、ある日突然すべてが変わるとは限らない。
小さなワクワクを選び続けた先で、気づけば人生が大きく変わっていることがある。
小さな選択も、続けていけば必ず積み重なっていく。
仕事が楽しくなくても、いきなり会社を辞める必要はない
僕は半年間の準備期間を決めて退職した
「ワクワクしない仕事を続けなくてもいい」
と聞くと、
「今すぐ会社を辞めなければいけないのかな」
と思うかもしれない。
もちろん、そんな必要はない。
生活もある。
家族もいる。
お金の不安もある。
勢いだけで辞めることが、正解とは限らない。
僕自身も、退職を決意してから、半年間の準備期間を設けた。
ただ嫌だから辞めるのではなく、
「これから、どんな人生を送りたいのか」
「どのような働き方をしたいのか」
「会社を辞めるまでに、何を準備するのか」
を考えながら進めていった。
すぐに辞める必要はない。
でも、自分の気持ちを無視したまま、何年も同じ場所に居続ける必要もないと思う。
今の仕事を続けながらワクワクを増やす方法
大切なのは、今の仕事を続けながらでも、自分の心が動くことを無視しないこと。
今の仕事の中で、少しでも好きな業務を探してみる。
人から感謝されたことを思い出してみる。
興味のある分野を、仕事の後に学んでみる。
以前好きだったことを、休日にもう一度やってみる。
気になる人の発信を見たり、実際に話を聞きに行ったりする。
副業として、小さく始めてみる。
発信を始めてみる。
興味のある講座を受けてみる。
いきなり人生を変えなくても大丈夫。
まずは、一日の中にワクワクする時間を少し増やしてみてほしい。
一時間でも、三十分でも構わない。
その時間が増えると、少しずつ自分の気持ちが戻ってくる。
「自分は、本当はこれが好きだった」
「こういうことをしているときは、自然に笑えている」
「もっと続けてみたい」
そんな感覚を、少しずつ思い出せるようになる。
我慢することを人生の前提にしなくていい
あなたの人生は、我慢だけで終わらせるためにあるわけではない。
僕たちは、我慢するために生まれてきたのだろうか。
僕は違うと思っている。
幸せになるために生まれてきた。
大切な人と笑うために生まれてきた。
自分の力を使って、誰かに喜んでもらうために生まれてきた。
自分らしい人生を味わうために生まれてきた。
ワクワクは、心が送ってくれている、
「こちらに幸せがあるよ」
という小さなサインだと思う。
すぐに答えを出さなくても大丈夫。
まずは、その声を否定せずに聞いてみてほしい。
自分のワクワクを見つけるための質問
最近、時間を忘れるほど夢中になったことは何だっただろう。
誰かに頼まれなくても、つい調べてしまうことはあるだろうか。
誰かに止められても、少しだけやってみたいと思うことはあるだろうか。
どんな人の話を聞くと、心が動くだろう。
どのような働き方を見ると、
「自分も、こんなふうに生きたい」
と思うだろう。
その小さなワクワクの中に、これからの人生を変えるヒントが隠れているかもしれない。
仕事に違和感があるなら、自分の気持ちを無視しないでほしい
僕自身も、以前は会社員として働きながら、
「このままでいいのかな」
という違和感を抱えていた。
それでも、自分の気持ちを無視して働き続けた結果、心と体が限界を迎えた。
そこから会社を辞めて独立し、移住し、今は自分のやりたいことを仕事にしている。
もちろん、最初からすべてがうまくいったわけではない。
不安になることもあった。
思うように結果が出ない時期もあった。
それでも、小さなワクワクを選び続けたことで、少しずつ人生が変わっていった。
僕が会社員を辞めて、自分らしい人生を選ぶまでのことは、自己紹介記事にまとめている。
「今の働き方に違和感がある」
「やりたいことで生きたい」
「でも、何から始めればいいか分からない」
そんな方は、ぜひ読んでみてください☺️
自己紹介記事はこちら👇
