頑張るほど苦しくなるのは、努力が足りないからではない
頑張っているのに苦しい人へ。もしかすると「認められるため」に頑張っているのかもしれない
「私、ちゃんと頑張っているのに…」
そんなふうに感じることはありませんか?
仕事もしている。
家のこともしている。
自分のやりたいことのために勉強もしている。
SNSも更新している。
発信も続けている。
自分なりに、ちゃんと前へ進もうとしている。
それなのに、SNSを開いて、
自分より成果を出している人を見る。
自分より楽しそうに活動している人を見る。
誰かが褒められている姿を見る。
すると突然、
「私、全然できてないかも」
「もっと頑張らなきゃ」
「私って、まだ足りないのかな」
と苦しくなってしまう。
でも、そんなときに一度考えてみてほしいことがあります。
本当に、あなたの頑張りが足りないのでしょうか?
もしかすると必要なのは、もっと頑張ることではありません。
「何のために、こんなに頑張っているのか」を見直すことなのかもしれません。
頑張っているのに苦しいのは、努力不足だからとは限らない
本当に「もっと頑張る」必要がある?
僕たちは、誰かが成果を出している姿を見ると、
「自分ももっとやらなきゃ」
と思いやすいです。
でも、少し立ち止まってみてください。
今のあなたは、本当に何もしていないでしょうか?
毎日仕事へ行っている。
家事や育児もしている。
疲れていても、少しだけ勉強している。
発信もしている。
自分なりに未来を変えようとしている。
すでに十分行動している人ほど、
「まだ足りない」
と感じてしまうことがあります。
なぜなら、人と比べ始めると、
自分ができていることではなく、できていないことばかりが見えるからです。
100できている人を見れば、自分の50が小さく見える。
でも、その50は昨日の自分から見たら、大きな前進かもしれません。
他人の現在地と、自分の現在地を比べるだけでは、自分の成長は見えなくなってしまいます。
「私だって頑張っているのに」の奥にある本当の気持ち
欲しいのは成果ではなく「承認」かもしれない
「私だって頑張っているのに」
この言葉の続きを、少し考えてみてください。
もしかすると、
「私だって頑張っているって分かってほしい」
「ちゃんと見てほしい」
「私もすごいって言ってほしい」
そんな気持ちが隠れていることがあります。
これは悪いことではありません。
人には誰にでも、
認められたい。
大切にされたい。
価値があると思いたい。
という気持ちがあります。
ただ、この気持ちが強くなりすぎると、他人の成果を見るだけで苦しくなります。
相手が褒められている。
↓
自分は褒められていない。
↓
自分は認められていない。
↓
自分には価値がないのかもしれない。
そんなふうに、心の中で変換されてしまうからです。
本当は、誰かの成功とあなたの価値はまったく関係ありません。
それでも苦しくなるのは、
成果そのものより、
「自分は認めてもらえていない」という感覚が刺激されている
からかもしれません。
認めてもらうための努力には、終わりがない
褒められても、また次の成果が必要になる
誰かに認めてもらうことを目的に頑張ると、こんなループに入りやすくなります。
頑張る。
成果が出る。
褒めてもらえる。
一瞬安心する。
でも、もっと成果を出している人が現れる。
また不安になる。
さらに頑張る。
そしてまた、
「もっと認めてもらわないと」
と思う。
これでは、いつまで経っても休めません。
フォロワーが1000人になったら、次は5000人が気になる。
月10万円稼げたら、月100万円の人が気になる。
一つ商品が売れたら、毎月何十件も売っている人が気になる。
他人からもらう、
「すごいね」
「頑張ってるね」
だけでは、自分の価値をずっと支え続けることは難しいと思います。
なぜなら、その言葉がなくなった瞬間に、また不安になってしまうからです。
「頑張らなくていい」ではなく、頑張る理由を変える
夢があるなら、頑張っていい
ここで伝えたいのは、
「もう頑張らなくていい」
ということではありません。
やりたいことがあるなら、頑張っていいと思います。
叶えたい夢があるなら、努力していい。
挑戦したいなら、たくさん行動していい。
僕自身も、やりたいことで生きていくために、今もたくさん行動しています。
でも、
「認めてもらうために頑張る」ことは、少しずつ手放してもいい。
と思っています。
「すごいと思われたいから」
ではなく、
「私はこれをやりたいから」
「置いていかれたくないから」
ではなく、
「私はこの人生を生きたいから」
「負けたくないから」
ではなく、
「もっとこの仕事を届けたいから」
頑張る理由を、
他人から自分へ戻していく。
それだけで、同じ努力でも心の苦しさは変わってきます。
自分軸で頑張る人は、他人の成果を見ても戻ってこられる
比べないことより「自分に戻る力」が大切
僕は、
「人と比べないようにしよう」
だけでは難しいと思っています。
SNSを使っていれば、いろいろな人が目に入ります。
自分よりうまくいっている人もいます。
羨ましいと思うこともあります。
比較して落ち込む日もあります。
それでもいいと思います。
大切なのは、
比較したあとに、自分へ戻ってこられること。
「あの人はすごいな」
と思ったあとに、
「では、自分は何を大切にしたい?」
と考える。
「あの人はたくさん稼いでいる」
と思ったあとに、
「私はどんな働き方が幸せ?」
と考える。
「あの人は評価されている」
と思ったあとに、
「私は誰に何を届けたい?」
と考える。
これが、自分軸で生きるということの一つだと思います。
他人を見て苦しくなったときに自分へ聞きたい3つの質問
① 私は本当に「その成果」が欲しい?
誰かを見て、
「もっと頑張らなきゃ」
と思ったら、一度自分に聞いてみてください。
「私は、本当にその成果が欲しいのかな?」
本当は月100万円欲しいわけではなく、
自由な時間が欲しいのかもしれません。
フォロワー1万人が欲しいわけではなく、
自分の言葉を必要な人へ届けたいのかもしれません。
相手の成果と、自分の望みは必ずしも同じではありません。
② 「頑張っているね」と認めてほしいだけではない?
次に、
「私は今、誰かに認めてほしくて苦しくなっていないかな?」
と聞いてみる。
もしYESでも、自分を責める必要はありません。
ただ、
「そうか。私は今、結果が欲しいというより、頑張っている自分を見てほしかったのか」
と気づくだけでも、少し心が軽くなります。
そして、その言葉を最初に自分へかけてあげてもいいと思います。
「今日もちゃんとやった」
「昨日より進んでいる」
「自分なりによく頑張っている」
他人に言ってもらうのを待たなくても、自分の頑張りを自分で認めることはできます。
③ 誰にも褒められなくても、私はこれをやりたい?
最後に、この質問です。
「もし誰にも褒められなくても、私はこれをやりたい?」
僕は、この問いがとても大切だと思っています。
誰にも見られなくても書きたい。
誰にも褒められなくても人の相談に乗りたい。
数字にならなくても、伝えたいことがある。
そんなものは、自分軸に近い可能性があります。
反対に、
誰にも見られないならやりたくない。
褒められないなら続けられない。
そう感じるものがあっても構いません。
そこから、
「自分は本当は何を望んでいたのか」
に気づけるからです。
自分で自分を認められると、頑張り方が変わる
「足りない」からではなく「やりたい」から動ける
自分の価値を他人の評価だけに預けていると、
頑張る理由がいつも、
「まだ足りない」
になります。
もっと実績を作らなきゃ。
もっと勉強しなきゃ。
もっと売らなきゃ。
もっと評価されなきゃ。
でも、自分で自分を認められるようになると、
「足りないから頑張る」
から、
「やりたいから進む」
に変わっていきます。
これは、とても大きな違いです。
前者は、ゴールに着いても次の不足を探します。
後者は、途中のプロセスにも意味を感じられます。
だから長く続けられます。
頑張っているのに苦しいなら、努力を増やす前に考えてほしい
頑張ることは素晴らしいことです。
自分の人生を良くしたいと思って行動している。
夢を叶えたいと思って努力している。
そのこと自体を否定する必要はありません。
ただ、もし、
頑張っても頑張っても心が苦しい。
誰かが成果を出すたびに落ち込む。
休むことに罪悪感を感じる。
いつも「まだ足りない」と思っている。
そんな状態なら、さらに努力量を増やす前に、一度だけ自分に聞いてみてください。
「私は、誰に認めてもらいたくて、こんなに頑張っているんだろう?」
もしかすると、
親かもしれません。
先生かもしれません。
上司かもしれません。
SNSのフォロワーかもしれません。
成功している誰かかもしれません。
あるいは、
「こんな自分では価値がない」
と思っている、自分自身かもしれません。
そこに気づいたら、少しずつ頑張る理由を自分へ戻していけばいいと思います。
他人から、
「すごいね」
と言われるための人生ではなく、
最後に自分が、
「この人生を生きてよかった」
と思える人生へ。
あなたはもう、十分頑張っているのかもしれません。
必要なのは、もっと自分を追い込むことではなく、
自分の頑張りを、自分自身が認めてあげること
なのかもしれません。
そしてそのうえで、
「私は本当は何をしたい?」
と自分に戻ってみる。
そこから始まる努力は、今までより少し優しく、それでもずっと強いものになると思います。
もし今、
「頑張っているのに、なぜかずっと苦しい」
「人と比べて、自分を責めてしまう」
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