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もう、自己理解やめませんか?

「やりたいことが分からない」

そう悩んで、

自己理解の本を読む。

適職診断を受ける。

強みを分析する。

価値観を書き出す。

過去を振り返る。

また別の自己分析ツールを試してみる。

それでも、

「結局、本当は私は何がしたいんだろう?」

と分からないまま。

もし今そんな状態なら、私は一度、

自己理解・自己分析をやめてみてもいい

と思っています。

もちろん、自己理解そのものを否定しているわけではありません。

私自身、自分の価値観や強みを知ることは、とても大切だと思っています。

でも、

「自分を理解すること」が目的になってしまったら、人生はなかなか動きません。

本来、自己理解は人生を生きるための手段です。

自己理解を完成させてから、人生を始めるものではありません。


自己理解をすれば「やりたいこと」が見つかると思っていませんか?

自分を理解しても、人生の正解までは分からない

「やりたいことを見つけたい」

と思ったとき、まず自己分析から始める人は多いですよね。

自分の強み。

価値観。

得意なこと。

好きなこと。

これらを知ることは、もちろん役に立ちます。

でも、問題があります。

いくら自分を分析しても、

「この仕事をやれば絶対に幸せになれる」

という答えまでは分かりません。

たとえば、

「人と話すのが好き」

「人を助けることに喜びを感じる」

「自由を大切にしている」

と分かったとします。

では、

営業?

カウンセラー?

ライフコーチ?

接客?

講師?

起業?

どれが正解でしょうか。

自己理解だけでは、ここまでは決められません。

なぜなら、

実際に経験してみないと分からないことがあるからです。


自己分析を続けるほど「動けなくなる」ことがある

「もっと分かってから」が、行動しない理由になる

真面目な人ほど、

「失敗したくない」

と思います。

だから、

もっと自己理解してから。

もっと強みを明確にしてから。

本当に向いていると分かってから。

自信が持ててから。

そうやって、どんどん分析を深めていきます。

でも、少し厳しい言い方をすると、

自己理解が、

「行動しないための安心材料」

になってしまうことがあります。

「まだ答えが出ていないから動けない」

と思っている間は、失敗しません。

でも同時に、

新しい発見もありません。

これは正解探しにも似ています。

絶対に間違えない道を探し続けていると、一歩目がなかなか出なくなります。

でも人生って、本当にそこまで綺麗に答えが出るものでしょうか。


やりたいことは「考えるだけ」では分からない

やってみると、自分の本音が見えてくる

たとえば、

「発信に興味がある」

と思ったとします。

頭の中だけで、

「自分は発信に向いているかな」

「SNSは得意かな」

と考えていても、なかなか答えは出ません。

でも、一投稿してみれば、

「意外と楽しい」

と思うかもしれません。

反対に、

「これは毎日やりたいことではないな」

と思うかもしれない。

人の相談に乗ってみたら、

「もっとこういう仕事がしたい」

と思うかもしれない。

講座を開いてみたら、

「1対1より、人前で教える方が好きかも」

と気づくかもしれない。

この感覚は、自己分析シートだけでは得られません。

だから僕は、

自己理解は仮説をつくるもの。
行動は、その仮説を確かめるもの。

だと思っています。

「私はこれが好きかもしれない」

だったら試してみる。

違ったら、また変える。

その繰り返しなのです。


自分を理解してから動くのではなく、動きながら自分を理解する

行動した分だけ「自分のデータ」が増えていく

やりたいことを見つけるとき、

私は、

自己理解 → 行動

の一方通行ではないと思っています。

むしろ、

自己理解

少し行動する

新しい自分を知る

また行動する

さらに自分が分かる

この繰り返しです。

人に会う。

知らない場所へ行く。

興味のある仕事を体験する。

発信する。

副業してみる。

講座を受ける。

イベントへ参加する。

小さく商品を作ってみる。

何でも構いません。

経験が増えるたびに、

「これは好き」

「これは違う」

「こういう人と働きたい」

「これは得意かもしれない」

「自分はこういう生活を大切にしたい」

という、自分だけのデータが増えていきます。

だから、

行動そのものが自己理解になるんです。


「やりたいこと」は最初から一つに決めなくてもいい

人生を生きる中で、やりたいことは変わっていい

ここも大切です。

「本当のやりたいことを見つけなければ」

と思うと、

まるで人生のどこかに、

一生変わらない正解が一つだけ存在する

ように感じます。

でも、人は変わります。

経験も増えます。

出会う人も変わります。

大切にしたいことだって変わります。

20代でやりたかったことと、40代でやりたいことが違ってもいい。

一度始めた仕事が、

「やっぱり違った」

となってもいい。

それは失敗ではありません。

自分のことが一つ分かった

ということです。

だから、やりたいことを決めるというより、

今の自分が少し心惹かれる方向へ進んでみる。

くらいでも十分だと思っています。


ライフコーチとして感じる「自己理解だけでは変わらない」理由

人生が変わるのは、理解した瞬間ではなく選択した瞬間

ライフコーチとしていろいろな方とお話ししていると、

すでに自分のことをたくさん分析している人にも出会います。

強みも分かっている。

価値観も分かっている。

やりたい方向も、なんとなく分かっている。

それでも人生が変わっていない。

そんなことがあります。

なぜでしょうか。





それは、

分かったことを、まだ人生の選択に使っていないから

なんです。

「自由を大切にしたい」

と分かっている。

でも、自由を増やす行動はしていない。

「人を助ける仕事がしたい」

と分かっている。

でも、誰か一人の相談にも乗っていない。

「発信したい」

と分かっている。

でも、投稿していない。

理解だけでは、現実は大きく変わりません。

小さくても、

自分の価値観に沿った選択をする。

そこで初めて人生が動き始めます。


人生に必要なのは「完璧な自己理解」ではない

今の自分で、一歩進めればいい

私たちはつい、

「本当の自分」

を見つけようとします。

でも、

本当の自分が100%分かる日なんて、本当に来るのでしょうか。

私自身、今でも、

「自分ってこういうことも好きなんだ」

と気づくことがあります。

昔とは考え方が変わった部分もあります。

これから先も、変わっていくと思います。

だから、

自分を理解し尽くそうとしなくてもいい。

必要なのは、

今の自分が何を感じているかを知って、今の自分なりに一歩選ぶこと。


「やりたいことが分からない」ときに試してほしい3つのこと

① 「正解」ではなく「気になる」を選ぶ

「これが私の天職?」

ではなく、

「ちょっと気になる」

で大丈夫です。

興味があるなら、少し触れてみる。

② 1週間以内に一つ体験する

調べるだけではなく、

人に会う。

投稿する。

申し込む。

手伝う。

実際に行動へ変えてみる。

③ 行動したあとに自己分析する

ここで自己理解を使います。

「何が楽しかった?」

「何が嫌だった?」

「もっとやりたい?」

「どんな瞬間にワクワクした?」

行動した後の自己分析は、とても具体的です。

これを繰り返していくと、自分の進みたい方向が少しずつ見えてきます。


もう、自分を理解し尽くしてから人生を始めなくていい

自己理解は大切です。

自己分析も役に立ちます。

でも、

自己理解のゴールは、

「私はこういう人間です」

という完璧な説明書を完成させることではありません。

自分が心から望む人生を選びやすくすること。

そのためのものだと思います。

だから、

自己理解ばかりして苦しくなっているなら、一度ノートを閉じてもいい。

診断をやめてもいい。

検索をやめてもいい。

そして外へ出て、

少しだけ人生を動かしてみる。

会いたい人に会う。

興味のあることをやる。

やってみたかった仕事に触れてみる。

発信してみる。

失敗してみる。

違ったら笑って、また変える。

その方が、

「あ、自分ってこういう人だったんだ」

と分かることもあります。

僕が大切にしている、

「自由に、楽しく、やりたいことで生きる」

という人生も、

最初から完璧な答えが見つかって始まるものではないと思っています。

小さく選んで。

動いて。

違ったら変えて。

また面白そうな方向へ進む。

そうやって、自分の人生を自分で作っていけばいい。

もう、自分を理解し尽くしてから人生を始めようとしなくていい。

人生を生きながら、自分を知っていけばいい。

その方がきっと、人生はもっと自由で、もっと楽しくなります。


私自身も、最初から「これが自分のやりたいことだ」とすべて分かっていたわけではありません。

会社を辞め、自分と向き合いながら実際に行動し、いろいろな経験を重ねる中で、今のライフコーチとしての生き方へ辿り着きました。

仕事に悩んでいた僕が、会社を辞め、移住し、「やりたいことで生きる」今の人生へ辿り着くまでを自己紹介記事にまとめています。

「自己理解はしてきた。でも、そろそろ人生を動かしたい」

そんな方は、ぜひ読んでみてください。

▼自己紹介記事はこちら


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