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「いい人」ほど、成功から遠ざかる。

やりたいことで生きる人ほど、「先に与える」を大切にしている

「もっとお客様に選ばれたい」

「仕事のチャンスを増やしたい」

「やりたいことを仕事にして、長く続けていきたい」

そう思ったとき、多くの人は、

「どうしたらもっと売れるだろう?」

「どうしたら収入を増やせるだろう?」

と考えます。

もちろん、それも大切です。

でも、最近あらためて感じることがあります。

仕事がうまくいっている人ほど、

「自分は何を受け取れるか」より先に、「自分は何を与えられるか」を考えている。

お客様に対してもそう。

仲間に対してもそう。

自分が所属する環境に対してもそうです。

ただし、ここで勘違いしてほしくないことがあります。

人に尽くせば尽くすほど成功する、という話ではありません。

何でも無料でやる。

嫌なことも断らない。

自分の時間を犠牲にする。

そこまでして相手に合わせる必要はありません。

大切なのは、

自分が目指している方向へ進みながら、目の前の人へ自分だからこそ届けられる価値を一つ加えること。

僕は、これが「プラスアルファ」の本質だと思っています。


プラスアルファの努力とは「先に価値を届けること」

「いくらもらえる?」より「何を届けられる?」

仕事をするとき、

「この仕事はいくらもらえる?」

と考えることは自然です。

僕たちは生活するために働いていますし、自分の仕事に適正な対価を求めることも大切です。

でも、そこで思考が止まってしまうと、

「給料以上のことはしない」

「頼まれていないからやらない」

という働き方になりやすくなります。

一方で、信頼される人は少し違います。

頼まれたことを終えたあとに、

「もう少し分かりやすくできないかな」

「この人は、このあと何に困りそうかな」

「自分から一つできることはないかな」

と考えます。

たとえば資料作成を頼まれたなら、

資料を完成させるだけではなく、次に使うときのポイントを一言添える。

相談されたなら、

質問に答えるだけではなく、今日からできる行動まで一緒に整理する。

誰かが困っているなら、

言われるまで待つのではなく、自分から声をかける。

ほんの少しの違いです。

でも、その積み重ねによって、

「あの人は、いつも一歩先まで考えてくれる」

という信頼が生まれていきます。


仕事の報酬は、お金だけではない

先に与えた価値は「見えない資産」として残っていく

価値を提供したからといって、必ずすぐにお金が返ってくるわけではありません。

ここは、とても大切だと思います。

一生懸命対応しても、契約につながらないこともあります。

期待以上の仕事をしても、評価されないこともあります。

誰かのために動いても、その人から何も返ってこないこともあります。

それでも、そこで得たものがゼロとは限りません。

信頼。

評判。

紹介。

経験。

技術。

人とのつながり。

「自分にはこういう価値を届けられる」という自信。

こうしたものが、自分の中に少しずつ蓄積されていきます。

そして後になって、思わぬところから仕事につながることがあります。

「あのとき丁寧に対応してくれたから」

「以前話した内容がすごく参考になったから」

「友人に紹介したいと思って」

そんな形で、数か月後や数年後に返ってくることもあります。

だから、

努力の見返りは、同じ人から、同じ形で、すぐに返ってくるとは限らない。

そう考えておくと、目先の反応だけに振り回されにくくなります。


売れる人ほど「売ること」を最優先していない

お客様が本当に必要としているものを考える

商品を持つようになると、

「どうやって自分の商品を売ろう?」

と考えます。

もちろん、販売することは必要です。

でも、それだけを考えていると、会話の目的が、

「この人にどうやって買ってもらうか」

になってしまいます。

でも、それよりも先に考えたいことがあります。

「この人は、本当は何に困っているのだろう?」

ということです。

話を聞いた結果、自分の商品が合うなら提案すればいい。

でも、合わないのであれば無理に勧めなくてもいい。

場合によっては、別の人やサービスを紹介したほうが、その人にとって良いこともあります。

短期的には売上を逃したように見えるかもしれません。

でも、

「自分の商品を売ることより、私のことを考えてくれた」

という経験は、大きな信頼になります。

そして信頼は、長い目で見ると仕事を連れてくることがあります。


「売る」から「相手の成功を考える」へ

たとえばコーチ活動でも、

「自分のサービスへ申し込んでもらうにはどうしたらいいか」

だけを考えていたら、相手の本当の悩みを見落としてしまうかもしれません。

それより、

「この人が今の状態から一歩進むためには何が必要だろう」

と考える。

話を整理することかもしれない。

まず休むことかもしれない。

学ぶ環境を変えることかもしれない。

誰か専門家へ相談することかもしれない。

大切なのは、自分の商品を中心に相手を見るのではなく、相手を中心に必要なものを見ること。

僕は、この視点を持っている人ほど信頼されると思っています。


人を喜ばせることが、仕事を育てていく

「この人から何がもらえる?」を手放してみる

新しい人と出会ったとき、

「この人とつながったら何か仕事になるかな」

「このコミュニティに入ったら何が得られるかな」

と考えてしまうことがあります。

もちろん、自分にとってのメリットを考えること自体は悪いことではありません。

ただ、それだけで人と関わると、どうしても関係が損得になっていきます。

そこで、もう一つ問いを加えてみる。

「自分は、この人に何ができるだろう?」

困っていそうなら声をかける。

その人に合いそうな情報を伝える。

良いところに気づいたら言葉にする。

つながったら良さそうな人がいれば紹介する。

大きなことをする必要はありません。

「少し喜んでもらえること」を一つ考えるだけでいい。

人との関係は、一方だけが得をし続けると長く続きません。

お互いに価値を渡し合える関係だからこそ、長く育っていくのだと思います。


プラスアルファと自己犠牲はまったく違う

「いい人」になりすぎると、自分の人生から離れていく

ここが今回、一番大切かもしれません。

「人に価値を与えよう」

「期待以上のことをしよう」

と聞くと、真面目で優しい人ほど頑張りすぎます。

頼まれたら断れない。

無料でどこまでも対応する。

休日でも連絡を返す。

自分が疲れていても相手を優先する。

でも、これはプラスアルファとは少し違います。

相手に貢献することと、自分を犠牲にすることは別です。

自分が本当は東へ行きたいのに、誰かのお願いを聞くたびに西へ進んでいたら、どれだけ頑張っても自分の目的地には近づけません。

だから、プラスアルファを考えるときには、

「相手の役に立つか」

だけではなく、

「自分が目指している人生にもつながっているか」

を考える必要があります。


良いプラスアルファには3つの条件がある

僕なら、何かを引き受ける前にこの3つを考えます。

1つ目は、相手の役に立つか。

2つ目は、自分の目標や成長にもつながるか。

3つ目は、無理なく続けられるか。

この3つが重なるなら、とても良いプラスアルファです。

反対に、

相手は喜ぶ。

でも、自分の目標とは何も関係がない。

しかも、毎回疲れ切っている。

そんな状態なら、少し見直したほうがいいかもしれません。

プラスアルファとは、相手の要求を際限なく受け入れることではありません。

自分の強みと目標を使いながら、相手に価値を届けること。

このバランスが大切です。


やりたいことで生きるなら「かけがえのない人」を目指す

特別な才能より「もう一歩」が差になる

同じ仕事をしている人が100人いたとします。

ほとんどの人が、

「言われたことを、言われた通りにやる」

という働き方をしています。

その中で一人だけ、

「ここも整理しておきました」

「この方法なら、もっと簡単になると思います」

「次はここで困ると思うので、まとめておきました」

と動ける人がいたらどうでしょう。

目立ちますよね。

これは、誰にも真似できない天才的な能力ではありません。

ほんの一歩余分に進んでいるだけです。

でも、多くの人がそこまでやらないからこそ、その一歩に価値が生まれます。

やりたいことを仕事にしたい人ほど、最初は知名度も実績もありません。

だからこそ、

目の前の一人に「この人にお願いしてよかった」と感じてもらうこと。

それが、一番強いスタートになると思います。


チャンスを待つ人より、自分から起こす人になる

「誰かが言ってくれたら」をやめてみる

人生や仕事が動かないとき、

「何か良い話が来ないかな」

「誰か誘ってくれないかな」

「声をかけられたらやろう」

と待ってしまうことがあります。

でも、待っているだけでは、自分が望むタイミングでチャンスが来るとは限りません。

自分から連絡してみる。

企画を提案してみる。

困っている人へ声をかける。

商品を作ってみる。

発信してみる。

人と人をつないでみる。

そうやって、自分から物事を起こす。

すると、今まで存在していなかったチャンスが生まれることがあります。

やりたいことで生きる人に必要なのは、未来を予測する力だけではありません。

自分から未来へ働きかける力だと思います。


独立や挑戦で最後に必要なのは「自分自身の承諾」

一番強く反対してくるのは、自分かもしれない

独立したい。

新しい仕事を始めたい。

好きなことを形にしたい。

そう考えるとき、知識や技術も必要です。

お金の準備も必要です。

でも、それだけでは動けないことがあります。

なぜなら、自分の中から、

「本当にできるの?」

「失敗したらどうする?」

「今のままのほうが安全じゃない?」

という声が出てくるからです。

周りから反対されていなくても、自分自身が一番強く止めていることがあります。

だから最後には、

「自分は、本当にこの人生を選ぶのか」

と自分に聞く必要があります。


鏡の自分に聞いてみる

少し恥ずかしいかもしれませんが、一度やってみてほしいことがあります。

鏡の前に立って、自分に聞いてみる。

「本当は、どんな人生を送りたい?」

「何が怖い?」

「その怖さがあっても、やってみたい?」

「明日、何をする?」

頭の中だけで考えるのではなく、自分の顔を見ながら言葉にする。

すると、いつもとは違う感覚で自分の本音に気づくことがあります。

結局、最後に自分の人生を動かせるのは自分です。

誰かが背中を押してくれることはあります。

道を教えてくれる人もいます。

でも、その道を歩くと決めるのは自分です。


今日からできる「プラスアルファの魔法」

まずは一日一つでいい

今日関わる人を一人だけ思い浮かべてみてください。

そして、

「この人に、自分から一つ何を加えられるだろう?」

と考えてみる。

お客様なら、頼まれたことに加えて、次に役立つ一言を伝える。

仲間なら、困っていそうなことに気づいたら声をかける。

仕事相手なら、相手が使いやすい形に少し整える。

発信なら、情報だけではなく、実践できる一歩まで書く。

これくらいで十分です。

毎日一つずつでも、

「自分から価値を加える」

ことを続けていく。

その習慣が、自分の仕事そのものを変えていきます。


成功する人は、報酬を受け取ってから価値を出すのではない

やりたいことで生きるためには、お金も必要です。

売上も必要です。

自分の商品をきちんと販売することも大切です。

でも、その前に、

「自分はどれだけもらえるだろう」

だけではなく、

「自分は、どれだけ価値を届けられるだろう」

と考えてみる。

それが、豊かになるための土台だと思います。

価値を届ける。

信頼が生まれる。

信頼によって、新しいご縁やチャンスが生まれる。

そこでまた価値を届ける。

そんな循環が少しずつ広がっていく。

ただし、自分を犠牲にしないこと。

自分の目標を見失わないこと。

自分が進みたい方向の中で、自分の強みを使って誰かの役に立つこと。

それが、一番健全なプラスアルファです。

今日から、

「自分には、何ができるだろう?」

と一度だけ考えてみてください。

その小さな問いが、思ってもいなかった信頼やご縁を連れてきてくれるかもしれません。


僕自身も、発信や無料相談、講座をするときには、

「この時間で、もう一つ何を持って帰ってもらえるだろう」

ということを大切にしています。

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