見出し画像

もう、やりたいこと探すのやめませんか?

「やりたいことを見つけたい」

そう思って、ずっと探し続けていませんか?

自己分析をする。

適職診断を受ける。

本を読む。

YouTubeを見る。

「やりたいことの見つけ方」と検索する。

価値観を書き出して、強みを整理して、また別の診断を受けてみる。

それでも、

「結局、私は何がしたいんだろう?」

と分からないまま。

すると、

「まだ自己理解が足りないのかな」

「もっと深く自分と向き合わないと」

と思って、また探し始める。

もし今そんな状態なら、一度だけ立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

もしかすると、

「やりたいことを見つけてから動こう」

という順番そのものが違うのかもしれません。

私は、やりたいことは頭の中だけで見つけるものではないと思っています。

むしろ、

やってみる。
感じてみる。
違ったら変える。

その繰り返しの中で、少しずつ育っていくものです。

だから、

やりたいことが分からないから動けないのではなく、動いていないから分からないのかもしれません。

今回は、ライフコーチとしてたくさんの「やりたいことが分からない」という相談を聞いてきた私が、やりたいこと探しについて感じていることをお話しします。


やりたいことは、どこかに隠れている「正解」ではない

「本当のやりたいこと」が一つだけあると思っていませんか?

やりたいこと探しをしていると、

「自分の中には、本当にやりたいことが一つだけ眠っている」

そんな感覚になりやすいと思います。

そして、それを発見できた瞬間に、

「これだ!」

と人生のすべてが決まる。

そんなイメージを持ってしまう。

でも、私は人生ってそんなに単純ではないと思っています。

たとえば、あなたが今まで一度も知らなかった仕事を、

「これが私のやりたい仕事です」

と選ぶことは難しいですよね。

存在すら知らない世界を、選択肢には入れられません。

知らない場所。

会ったことのない人。

経験したことのない働き方。

やったことのない活動。

そこに「自分が好きになるもの」がある可能性だってあります。

つまり、

今の頭の中にある情報だけで、一生の答えを出そうとすること自体に限界がある

ということです。


「やりたいことが分からないから動けない」が罠になる

答えが出るまで待っていると、ずっと準備期間になる

「やりたいことが見つかったら始めます」

「自信が持てたら挑戦します」

「本当に向いていると分かったらやります」

気持ちはとても分かります。

誰だって失敗したくありません。

できれば、正しい選択をしたい。

時間もお金も無駄にしたくない。

だから、確信が持てるまで考える。

でも、ここに一つ難しいところがあります。

確信って、行動する前にはなかなか生まれません。

旅行に行ったことがない場所を、

「絶対に一番好きな場所です」

とは言えませんよね。

食べたことがない料理を、

「絶対好きです」

とも言えません。

仕事も同じです。

人生は、

やってみないと分からないことの方が圧倒的に多い。

それなのに、

「分かってから動こう」

とすると、

分からない

動かない

経験が増えない

さらに分からない

というループに入ってしまいます。


やりたいことは「行動」の中で育っていく

最初から100%でなくていい

やりたいことって、最初から、

「これが私の使命です!」

と強烈に感じるものばかりではありません。

もっと小さく始まることもあります。

「なんか面白そう」

「ちょっと気になる」

「一回やってみたい」

その程度です。

たとえば、

少し興味を持つ。

やってみる。

思ったより楽しい。

誰かに喜んでもらえる。

もっと上手くなりたくなる。

気づけば何年も続けている。

「これを仕事にできたら楽しそう」

となる。

こんなふうに、

行動することで、ただの興味が「やりたいこと」に育っていく

ことがあります。

だから最初から、大きな情熱を探さなくてもいいんです。

「ちょっと気になる」で十分です。

その小さな感覚を無視しないことの方が大切だと思います。


私も最初から「ライフコーチになりたい」と分かっていたわけではない

動いたからこそ、本当にやりたいことが見えてきた

私自身も、最初から、

「私はライフコーチになります」

と分かっていたわけではありません。

私も会社員時代に副業として始めた際、最初はFPやマネーコーチとして活動していました。

お金について学び、自分で実践していることや知識を人に伝えたり、セミナーをしたりしました。

それも実際にやってみたからこそ、とても良い経験になりました。

でも、人と関わっていく中で、少しずつ自分の気持ちに気づいていったんです。

私は、お金の知識だけを伝えたいわけではない。

もっと、

「この人は本当はどう生きたいんだろう?」

「なぜ今こんなに苦しいんだろう?」

「どうしたら、もっと自分らしく自由に生きられるだろう?」

そんな、

その人の人生そのものに関わることが好き

だと分かってきました。

そして少しずつ、ライフコーチという今の仕事に近づいていきました。

もし私が最初に、

「自分の本当のやりたいことが100%分かるまで何もしない」

と決めていたら、今の仕事には辿り着いていなかったかもしれません。

動いたからこそ、自分の本当の気持ちが見えてきた。

私はこれを、自分自身の経験からすごく感じています。


「やってみて違ったら?」違ったら、変えればいい

「これは違う」と分かることも立派な自己理解

やりたいこと探しで、多くの人が怖がることがあります。

「挑戦して、違ったらどうするの?」

です。

時間を使ったのに。

お金を使ったのに。

せっかく始めたのに。

「やっぱり違いました」

となったら、失敗したように感じますよね。

でも私は、全然そうは思いません。

「これは自分には違った」と分かったこと自体が、ものすごく大切な自己理解だからです。

たとえば、

「人と話す仕事が好きだと思っていたけれど、大人数より1対1が好きだった」

と分かる。

「在宅ワークに憧れていたけれど、ずっと家にいるより外へ出る方が好きだった」

と分かる。

「起業したいと思っていたけれど、自分は組織の中で自由度高く働く方が好きだった」

と分かる。

全部、前進です。

経験する前には分からなかった自分を、一つ知れています。

だから、

やりたいことを見つける過程では、「これは違う」を知ることも前進です。

間違えていいんです。

変えていい。

人生は一回選んだ道を、死ぬまで進み続けなければいけないゲームではありません。


自分らしく生きる人ほど「正解」より「仮説」を持っている

人生を変えるのは、正解を当てた人ではない

やりたいことを探すとき、

「正解」

ではなく、

「仮説」

くらいに考えてみてください。

「私は人の相談に乗る仕事が好きかもしれない」

だったら、一度相談に乗ってみる。

「発信が向いているかもしれない」

だったら、投稿してみる。

「家で働くのが好きかもしれない」

だったら、副業で試してみる。

そして、

「どうだった?」

と振り返る。

楽しかった。

もっとやりたい。

思ったより疲れた。

ここは好きだけど、これは嫌だった。

その情報を使って、また次の仮説を作る。

人生を変えるのは、“正解を見つけた人”ではなく、“仮説を試した人”。

なんです。


やりたいことで生きるために、いきなり人生を賭けなくていい

小さく試せば、もっと自由に動ける

「行動しましょう」

と言われると、

会社を辞める。

いきなり独立する。

そんな大きな決断を想像するかもしれません。

でも、そんな必要はありません。

むしろ最初は、小さくていいと思います。

SNSで一投稿する。

興味のある人に話を聞く。

イベントへ参加する。

講座を受ける。

休日だけ副業してみる。

無料で一人にサービスを提供してみる。

一日だけ体験する。

小さく試せば、違ったときにも簡単に変えられます。

そして、合っていたら少しずつ大きくしていけばいい。

これなら、

人生を賭けずに人生を動かせます。

自由に生きるために必要なのは、大きな決断力だけではありません。

小さく試して、柔軟に変えていく力も大切です。


「やりたいこと」を見つけるより、毎日を少し楽しくしてみる

ワクワクする方向へ、一歩だけ進む

「人生を変えるやりたいことを見つけなきゃ」

と思うと、すごく重たくなります。

だから、一度もっとシンプルに考えてみてください。

「明日、ちょっとやってみたいことは何?」

でいいんです。

気になるカフェへ行く。

読みたかった本を読む。

会いたかった人へ連絡する。

興味のある仕事を調べる。

知らない街へ行ってみる。

発信を始めてみる。

一つ新しい経験をする。

そんな小さな行動が、

自分の世界を広げてくれます。

世界が広がれば、選択肢も増えます。

選択肢が増えれば、

今まで知らなかった「好き」に出会える可能性も増えます。

やりたいことで生きる人生って、

最初から一本道が見えている人生ではなく、

「こっち面白そう!」と進みながら、自分らしい道を作っていく人生

なのかもしれません。

その方が、少し楽しくないですか?☺️


もう「やりたいことを見つけてから」人生を始めなくていい

もし今、

「やりたいことが分からない」

と悩んでいるなら、

もう少し自己分析してから。

もっと考えてから。

完璧な答えを見つけてから。

と待たなくても大丈夫です。

やりたいことは、

生きながら見つければいい。

やりながら育てればいい。

最初の一歩は、

「これが私のやりたいことです!」

じゃなくていい。

「なんか気になる。」

そのくらいで十分です。

そこから一歩動けば、

新しい人に出会うかもしれない。

知らなかった世界を知るかもしれない。

意外な自分の才能に気づくかもしれない。

そして数年後、

「あのとき、なんとなく始めたことが今につながっている」

と思う日が来るかもしれません。

人生って、そういうものだと思います。

だから、

もう、やりたいことを探すだけの時間を終わらせてもいい。

少し外へ出て、

自分の人生を遊ぶように試してみる。

違ったら変える。

楽しかったら続ける。

もっとやりたくなったら、深める。

そんなふうに、

自由に、楽しく、やりたいことを育てながら生きていけばいい。

私はライフコーチとして、そんな生き方をする人をもっと増やしていきたいと思っています。


私自身も、最初から今の人生が見えていたわけではありません。

動いて、試して、違ったら変えて。

その繰り返しで会社を辞め、移住し、今のライフコーチという仕事へ辿り着きました。

そんな私が、仕事に悩んでいた会社員時代から、
今の「自由に、やりたいことで生きる人生」へ辿り着くまでを自己紹介記事にまとめています。

「今とは違う人生もあるかもしれない」

そんな気持ちが少しでもある方は、ぜひ読んでみてください。

▼【自己紹介】自由を夢見た人間が辿り着いた人生 〜脱サラ、箱根移住〜


いいなと思ったら応援しよう!