【24】こんなに違うの?英国式とカフェ風のスコーンを焼いてみた話
1個300円の味を再現!ChatGPTと作った「腹割れ」クリームチーズスコーンの黄金比
歯医者の待合室で読んだスコーンが美味しいカフェの特集記事によると、最近のスコーンは変わった形をしているようだ。お値段の高さ(300円/個~)に驚愕しつつ、英国の伝統的スコーンとの違いを確認して、実際に作ってみた。 「腹割れ」のコツや、手が汚れない意外な道具の使い方もご紹介する。
日本のスコーン事情メモ by ChatGPT
ChatGPTに、日本のスコーン事情をまとめてもらった。所詮OpenAIなので、100%正しい情報だとは思わないが、大筋は合っているだろう。
日本のスコーンでよく言われる「狼の口(ウルフマウス)」とは、焼き上がったスコーンの側面が横方向に大きく裂け、口のように開いた状態を指す言葉である。見た目が狼が口を開けたように見えることからこの名が使われる。これは英語圏の正式な料理用語というより、日本の製菓界やスコーン愛好家の間で広く使われている表現である。
狼の口ができるのは、バターの層構造が残った状態で焼成され、内部の蒸気やガスの膨張によって生地が水平方向に裂けるためである。そのため、層がきれいにできていることや内部が軽く焼けていることの指標として、日本では好まれる傾向がある。また、裂け目から内部の層が見えるため見た目が魅力的で、カフェや焼き菓子店でも人気がある。
ー>「バターの層構造が・・・」というあたりに、最近チャレンジしているパイの要素が出ているようで面白い。こちらも、ピケ(穴)を作れば、パイ同様に、高さや口の開き方が変わるだろうか?
伝統的な英国式スコーンとの違い
いっぽうで、イギリスの伝統的な食べ物を解説するブログサイトhttps://britishfoodhistory.com/で紹介されているレシピによると、下図のような外観である。背の低い円筒形で、上面はドーム状に軽く盛り上がり、上から下まで直線的に立ち上がっている。
生地を折りたたむ工程がない(=層が出来ない=割れない)のが特徴だと思う。

半年ほど前に、このサイトで紹介されているチーズスコーンを自作したが、外はさっくり中はしっとりで、かなり美味しかった。

レシピ詳細はリンク先またはコチラをどうぞ!
【24】イギリス人のレシピでチーズスコーンを焼いたよ!

黄色い粒々はチェダーチーズ、ポツポツと見える緑色はハーブ。ごく微量のカイエンペッパー(赤唐辛子粉末)がピリッと効いていて、紅茶よりコーヒーに合うスコーンになった。
以上をまとめると、こんな感じだと思う。

【実践】カフェ風の腹割れスコーンに挑戦!
腹割れするような、パイのような層構造になったスコーンを作ってみることにした。冷蔵庫にクリームチーズが残っていたので、バターではなくクリームチーズをメインした。レシピ調整は、いつもながらChatGPTにお任せである。
☕ 東京カフェ風 四角いクリームチーズスコーン
【材料】(8個)
• 薄力粉 … 220g
• クリームチーズ … 150g
※冷蔵庫に125gしかなかったので、25g分はバターで代用した。
• 砂糖 … 45g
• ベーキングパウダー … 小さじ2(8g)
• 塩 … ひとつまみ
• 牛乳 … 45〜55ml
仕上げ
• 牛乳(表面用)
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【作り方】
① 粉類を混ぜる
ボウルに
• 薄力粉
• ベーキングパウダー
• 砂糖
• 塩
を入れて軽く混ぜる。
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② クリームチーズを混ぜる
冷たいクリームチーズをちぎりながら入れ、
粉とこすり合わせてそぼろ状にする。
👉 少し大きい粒が残るくらいが良い
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③ 牛乳を加える
牛乳を少しずつ入れ、
ぎりぎりまとまる固さにする。
混ぜすぎないのが大事。
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④ 層を作る
生地を台に出して
1. 軽く押して広げる
2. 三つ折り
これを 2〜3回
👉 カフェのスコーンの層ができます。
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⑤ 四角く成形
生地を
15cm × 15cmくらいの四角
厚さ
2.5〜3cm
にする。
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⑥ カット(カフェの形)
包丁で
4 × 4 の格子状
にカット → 16個
または
4 × 2 → 8個
👉 東京カフェはこの四角が多い
※包丁は押すだけ(切らない)
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⑦ 冷やす(重要)
天板に並べて
冷蔵庫で20分
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⑧ 焼く
表面に牛乳を塗り
200℃で16〜18分
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焼き上がりの理想
• 角が立つ
• 横に層が見える
• 外カリ中ふわ
💡失敗しないコツ
今回、いちばんのポイントは、クリームチーズ(バター)を混ぜる際に料理用のフライ返しを使ったことだと思う。

指先で混ぜると手の温度でべたつきがちなので、料理用のフライ返し(百均で売っている黒いやつが使いやすい)を使ってみた。つまり、クリームチーズ(バター)を、切り刻むように小さくしつつ、粒々になったクリームチーズに、粉を絡ませる作戦である。とりあえず、手先の温度で生地が緩んでしまう、という悩みは解決した。この方法が、固いバターでも通用するかどうかは分からないが、クリームチーズの場合はとても良さそうだ。

シリコンへらに持ち替えて、さらにクリームチーズを刻んだ後、少しずつ牛乳を加えて、ギリギリまとまる固さにした。

ややベタつくので、上にもクッキングシートを乗せて、クッキングシート越しにまとめたり、圧着させたりした。

折り畳むのは難しかったので、包丁で等分して重ねた。

高さは3cmくらい。牛乳を塗って、上からグラニュー糖を散らしてみた。


横方向にしっかり層が出ていて、 ほろっと割れる質感になった点はとてもよい。

しっとり感がちょっと足りない気がする。牛乳をもう少し入れても良かったかもしれない。

クリームチーズが入っているので、クリームなしでジャムだけでも美味しい。
カフェ風は、あくまでも「カフェ風」なのでお菓子に近い。イギリスの伝統的スコーン(層なし、クリームやジャムを載せる皿の役割)とは別ジャンルなのだろう。
