【第6話】そんなことってある?なぜ神様は試練を与えるのか『甘え下手な私たち。その先へ』
皆さま、こんにちは。ゆるるんです😊
今日も来てくださり本当にありがとうございます🌸🌸
これは実母の在宅介護を決意する判断材料となった、
その前の18年間の介護の物語です。
一つの家族の事例としてシリーズでお伝えします。
今、介護中の方やそうでない方にも、
何かを感じ、考えるきっかけにしていただければ 嬉しいです。
人間関係を紐解く「エニアグラム」の
視点を交えてお届けします
前回【第5話】では、
母の手術の終了予定時間が過ぎても、待つしかない私達に、
やっと届いた「成功した」という先生の声。
その声を聞いて・・・祖母は・・・。
今日は、その続きです。
そんなことってあるの?
お、おばぁちゃん・・・
なぁ、おばぁちゃん・・
隣にいる祖母の手を握りしめながら、覗き込んだ。
おばぁちゃん!
焦点が合っていない・・
眼がうつろ・・・
え!
祖母はそのまま、前かがみになり
椅子から崩れ落ちるように倒れ、床に寝転んだ。
え~~~~~!!
どうしたんーー!!
そばにいた先生もその様子を見て、看護師さんを大声で呼んだ。
私は、時が止まっているかのような錯覚を覚えていました。
母の手術が終わるのを
今か今かと待っていて・・
隣にいた祖母が、私の手をそっと握り、
「大丈夫や、時間が延びているということは、
まだ死んでないわ」との名言を放っていてくれたのです。
慌てず、動じず、気丈にしていた祖母。
その祖母が今、冷たい床に横たわっている。
母の時以上に、
抑えきれない感情がこみ上げてくるのを感じながら、
大好きな祖母にもしものことがあったら・・・
私は、母に・・・
私は、母を・・・😞
ふとよぎった想いを打ち消しました。
あかん、あかん、そんなこと思ったら・・
大丈夫や、大丈夫!
おばぁちゃんは、大丈夫や。
処置をしていただく間に、父が叔父に連絡をして
叔父夫婦が来るのを待っていました。
命に別状はないが、軽い脳出血だろう。
高齢なので、手術はできない。点滴で様子をみる
という診断が出ました。
ひとまず、命は大丈夫ということに胸を撫でおろしました。
祖母とは会えませんでしたが、
集中治療室にもどってきた母の所へ行き、
部屋の外からねぎらいの言葉をかけました。
でも、この時、私の心には、ほんの少し、、
何とも言えない感情が芽生えていたのも事実です。
それは、いけない感情かもしれません・・。
不快に思われる方がいたら、すみません。。
その時の私は、母の手術が無事に成功したことより
祖母がこの先、どうなるかの方が気になっていました。
だって・・・
大好きな祖母だから・・・。
おばぁちゃんが・・・
ず~と、ず~っと、ず~っと~
心配して見守ってくれててんでー
それで、倒れてしまったんやよー
わかってるー?
絶対よくなって、早く安心させてあげてよー
こうして、祖母のことは叔父に引継ぎ、私たちは家路につきました。
病院を出たのは、日付が変わり0時を過ぎていました。
(つづく)
☕ ちょっと一息。
【エニアグラム的こぼれ話】
さて、ここからは少し視点を変えて😊
当時の私たちを「エニアグラム」の目で振り返ってみたいと思います。
今日は、祖母のこと🌸
大好きな祖母は「タイプ8(挑戦者)」と思っています。
タイプ8といえば、エニアグラムの中でも最もパワフルで、
何があっても動じない「強さ」を持ったタイプです。
86歳にして、一人で地下鉄に乗って
サッと駆けつけてくれたバイタリティ💪や、
張り詰めた空気の中で「まだ死んでないわ」と
言ってのける肝の据わり方は、
まさにタイプ8そのものでした。
そして、タイプ8は「自分の弱みを見せること」を本能的に嫌います。
祖母はきっと、不安で押しつぶされそうだった私たちを
「自分がが支えなければ」と、自分の体調の異変すら無視して、
ギリギリまで気丈に振る舞ってくれていたのだと思います。
そして、医師から「成功した」という言葉を聞き、
張り詰めていた緊張の糸が一気に解け、
体が限界を迎えてしまったのでしょう😭
「自分のことは二の次で、身内を全力で守り抜く」
その後も、様々な場面で、
凛とした美しい姿を見せてくれた祖母✨
今でも私の心に温かく、
決して色褪せない光を残してくれています💗
🍀最後までおつきあいくださりありがとうございました🍀
次回もどうぞ、お楽しみに😊
