コバルト文庫と“推しキャラ”が導いた書くことの魅力
「書くのって楽しい」と自覚したのは、中学1年のとき
同級生と交わしていた“交換小説”が、すべてのはじまりでした
今回の「ハッピーライティングマラソン」のお題
#3「あなたが文章を書くとき、どんな喜びやうれしさを感じますか?」
書くことの原点を思い出しながら、今も変わらず大切にしていることを綴ります
今も背中を押してくれる思い出
「まさかこんな展開になるなんて思いもしなかった」
「私もKちゃんみたいに書けるようになりたい!」
文章を書くのが楽しい
そう初めて感じたのは、中学1年
同級生のKちゃんと始めた”交換小説”がきっかけでした
「この本、おもしろいから読んでみて」
Kちゃんに借りた『コバルト文庫』にすっかり熱中し
作品の“推しキャラ”を登場させて書く、いわゆる二次創作の恋愛ストーリーを交互に書いていくことになりました
私が続きを書いて、次はKちゃん。そのまた続きを私が書く
物語は思いがけない方向に展開して、どうなるか分からない……
そのワクワク感がたまらなくて、毎日のやりとりがとても楽しみでした
クラス替えが近づき、お互い部活や習い事が忙しくなってしまい
やや強引に物語を終わらせてしまったけれど、
「書くことは自由で面白い。こんなにも夢中になれるんだ」
その感覚だけは、ずっと私の中に残っています
そして今、あらためて文章を書くたびに思うのです
「ああ、私、こう思ってたんだな」
書くことで、自分の中にある静かな声が聞こえてくる。
文章がまとまらない日も、頭に浮かんだ単語をひとつ書くだけで、
不思議と筆が進み出すことがあります
断片的だった思考が、気づけば一本の流れになって、
自分の気持ちと静かにつながっていく
そんなふうに、自分の中にある“静かな答え”と出会えることが楽しいのです。
あなたが、もし今、書くことに迷いがあっても
どこかで「書くよろこび」とまた出会えますように
このたびは、私の思い出にお付き合いくださり、ありがとうございました
ちなみに、当時夢中になっていた『コバルト文庫』は、藤本ひとみさんの「漫画家マリナ」シリーズです
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#1「あなたはなぜ文章を書くのですか?」と
#2「あなたは、誰に向けて、書いているのですか?」はこちらです。
