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お守りのような本を創りたい

じつは今、ひっっっさしぶりにZineを創っている。

そして、さらに自分を追い込もうと11月の文学フリマ東京に申し込んでしまった…!罰ゲームのような言い方をしてしまったけれど、違うちがう。5月の文学フリマ東京に「パーソナル編集者」としてZineを制作、販売したことがきっかけだ。(ぜひ当日のレポート記事も読んでいただきたい)
すきま時間に他のブースを覗いてみたら、出展者のZineがみなさんテーマもデザインも文章も個性溢れていてとっても素敵。せっかくZineを創るならば、私も顔を合わせて手に取っていただきたい。そう思って応募した。

といっても、まだ内容をふんわり決めて原稿を書き始めたところだ。Zineとなるとお金を出して読んでいただく。買っていただいた人のお部屋に置いていただく。それだけの価値あるものを私は創れるのだろうか。考えることはたくさんある。

うんうん唸っていてもしょうがないと、ふと机に積読してあった文学フリマで購入したなめらかさんの『なさけないところに宝石は宿る』を手に取って読んでみた。なめらかさんの本は「女性の中年の危機」について、なめらかさんのありのままの感性で描かれている。あとちょっとで私だって「中年」という世代に入る。きっとこの本は私にとってのお守りになるに違いない。うん、これなんだよ!と答えが出てしまった。

私はお守りを創りたいのだ。

自分にとって、後から読み返したときに日常を生きる指針にしたい。
誰かが読んでくれたときも、「大丈夫」「なんとかなる」「とりあえず進んでみよう」みたいな。そんな本を創ってみたい。

私がずっと大切に本棚に置いてある本は、エッセイや小説が多く、等身大な日常や軽快でユーモア溢れるものもあれば、難解なミステリー小説、青春物語までいろいろあるけれど、自分が損なわれそうになったときや、何かが崩れそうになったときに、心がバラバラにならないために読むものばかりだ。

共通するものはいったい何だろう。ふと思うのは、読み終えた後もエッセイの作者や小説の登場人物がこの世界のどこかで生きているんじゃないかと思わせてくれる作品だ。それが、「お守り」とどう繋がるのか。答えは出ていない。完成したZineはまったく違うものになっているかもしれない。

私のZineづくりはまだまだ前途多難だ。



なめらかさんのZineはこちら💎

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