【UAEごはん、わたし流。】ドバイで恋した味を再現!本場シャワルマラップを作ってみた!
今回は一度食べると病みつきになる!アラブ首長国連邦のファーストフード、シャワルマラップをご紹介します!
🧑🍳今回のレシピ
難易度 ★★★☆☆
料理後の洗い物の量 ★★★★☆
材料の揃えやすさ ★★★★☆
コスト目安 ★★★☆☆
止まらない度 ★★★★★
所要時間 2時間程度(下処理除く)
◾️UAEってどんな国?
アラブ首長国連邦(UAE)は、アラビア半島東部に位置する中東の国。
正式名称は United Arab Emirates(アラブ首長国連邦) で、7つの首長国から成り立っています。
・アブダビ(首都)
・ドバイ
・シャルジャ
・アジュマーン
・ウンム・アル=カイワイン
・ラアス・アル=ハイマ
・フジャイラ

石油産業で発展しましたが、近年は観光や金融、物流の中心地としても知られています。
特にドバイは人口の大半を外国人が占める国際都市で、レバノン料理やシリア料理、インド料理などの多様な食文化が共存しています。
◾️シャワルマってなに?
シャワルマ(Shawarma/شاورما)は中東で広く親しまれている肉料理。
スパイスで味付けした肉を何層にも重ね、大きな回転式ロースターでじっくり焼きながら、表面を削ぎ落としたものです。
シャワルマのルーツはオスマン帝国時代のドネルケバブと考えられており、現在ではレバノン、シリア、ヨルダン、パレスチナなどレヴァント地方を代表する料理のひとつです。
UAEで親しまれているシャワルマラップは、ポテトやピクルスを一緒に巻くスタイルが人気です。
そんなボリューム満点のシャワルマラップは、程よいジャンク感が病みつきになる一品!
一つ食べたらもう一つ…というおいしさなので、休日のランチにぜひいかがでしょうか?
それでは、作っていきましょう!
【レシピ】シャワルマ・ラップ شاورما(2本分)
○チキンシャワルマ
・鶏もも肉(皮なし)…300g
・ヨーグルト(無糖)…大さじ3
・にんにく(すりおろし)…1片
・レモン汁 or 酢 …大さじ1
・オリーブオイル …大さじ1
・クミン …小さじ1
・コリアンダー …小さじ1
・パプリカ …小さじ1
・ターメリック …小さじ1/2
・シナモン …ひとつまみ
・塩 …小さじ1/2
・黒胡椒 …少々

中東らしくスパイスたっぷり!
○アラビックブレッド(4〜6枚)
・強力粉 …200g
・塩 …小さじ1/2
・砂糖 …小さじ1
・ドライイースト …小さじ1
・ぬるま湯 …120〜130ml
・オリーブオイル …大さじ1
○トゥーム(にんにくソース)
・にんにく …2片
・塩 …ひとつまみ
・レモン汁 …小さじ1
・サラダ油 …100ml(少しずつ)

材料は意外とシンプル!
○具材
・フライドポテト…150gくらい(スーパーのお惣菜コーナーのものでもOK)※今回はジャガイモを揚げて自家製フライドポテトにしましたが、市販品でOKです。
・チェダーチーズ…2-3枚
・ピクルス(きゅうり・カブ・人参など)
🍳作り方
○チキンシャワルマ
1. 材料をボウルに入れて混ぜ、最低2時間(できれば一晩)マリネする。

マリネしたお肉。
2. フライパンを強め中火で熱し、油はひかずに肉を焼く。またはエアフライヤー/オーブンで170℃で20-30分焼く。
3. お肉に焼き色をしっかりつける。

いい香りでこれだけでもおいしそう!
4. 仕上げに少しだけ追いオリーブオイルをかける。
○アラビックブレッド
1. 粉・塩・砂糖・イーストを混ぜる。
2. ぬるま湯+オイルを入れて5〜7分こねる。
3. ボウルに入れてラップし、室温で 30〜40分置いて発酵させる。

わかる方います?
4. 4〜6等分して丸めて濡れ布巾し、10分休ませる。
5. 綿棒で薄く伸ばし、加熱したフライパンで焼く。
6. 焼き色がついたら裏返してさらに焼く。
○トゥーム(にんにくソース/本場)
1. 材料をミキサー or すり鉢に入れ、マヨネーズ状になるまで乳化する。
※難しければ にんにく+ヨーグルト+レモン+塩を混ぜたもので代用してもOK
○包み方
1. アラビックブレッドを開き、内側に薄くトゥームを塗る。※パンがうまく開かなければ無理にやらなくてもOK
2. チェダーチーズ→チキンシャワルマ→ ポテト → ピクルスの順にのせる。

3. きつめに巻いてフライパンで表面を軽く焼く。

4. 食べやすい大きさに切ってピクルスを添えて完成!

いくらでも食べられます。
◾️作る時のポイント
・お肉はしっかりマリネしてください。ヨーグルト、レモン、にんにく、スパイスに数時間漬け込むことで、お肉がやわらかくなり本場らしい風味になります。食べる前日にしっかり漬け込んでおくのがオススメ!
・日本ではケバブサンドにフライドポテトやピクルスを入れるイメージはあまりありませんが、UAEのシャワルマではこの二つ入りが一般的!お肉の旨味、ピクルスの酸味、ポテトの塩気が合わさることで一体感のある味わいになるので、忘れずに入れてください。
◾️本場ドバイ・シャワルマの思い出
2023年、初めてのプライベート旅行で現地の友人に会いに訪れたドバイ。
友人とは何日か一緒に過ごしたのですが、平日丸かぶりのスケジュールだったため友人は普通に仕事へ。
やることがなくホテルでスマホを見るのも飽きたので、一人でランチしに行くことにしました。
が、英語は問題なく話せるとはいえ、海外での一人ご飯は初めてなので
”私のオーダー聞き取ってもらえなかったらどうしよう…途中で迷子になったら…”と異常に緊張しながら出発!
選んだのはホテルから徒歩10分ほどのローカルファーストフード店(※ビビってたけど近すぎて迷いようがない)。
ハンバーガーなどの定番メニュー以外に、おいしそうな中東ファーストフードがラインナップされています。

ケバブっぽいお肉の写真がおいしそうだったので、シャワルマが何かもよくわからずとりあえず “シャワルマスペシャル”とミントティーをオーダー。
店員さんは外国人慣れしてそうな感じで特に問題なくコミュニケーションできました。
オーダーから20分ほどとまあまあ待ちましたが、やっと到着したシャワルマスペシャルは、表面がカリッと焼かれていて抜群のビジュアル!
わくわくしながら一口齧ると、中のチーズやお肉が溢れてきて想像以上にめちゃくちゃおいしい!!

うますぎでした。
食べ進めると中からポテトやピクルスが出てきて “なんだこの組み合わせ…?!”と正直びっくりでしたが、
この塩気や酸味が見事にマッチしていて最高のバランス!
付け合わせについてきたピクルスを時々つまみながら、ちょっとジャンキーな味わいのシャワルマスペシャルをミントティーで流し込む…
なんとも贅沢なランチとなり、完全にこの料理の虜になってしまいました。
今思い出してもシャワルマへの愛を語れる曲が書けるくらいです(これは盛りすぎ)。
◾️シャワルマ作りとクミン捜索大作戦
先日、友人主催のパンの持ち寄りイベントがあったので、せっかくなら手作りシャワルマサンドにしよう!と自家製パンを持っていくことに。
当然ながら出来合いのシャワルマもアラビックブレッドも日本には売っていないので、全て一からやらなければなりません。
仕事終わりの平日、疲れと怠惰でなかなか腰が上がらず、インスタのリール動画を見るのをやめて22時過ぎにやっと仕込みをスタート。
が、シャワルマ用のスパイスを調合しようとしたら重要な味の決め手になるクミンを切らしていることに気付きました。
時刻はすでに23時前。流石にスーパーは開いてないし、クミンだけのために出かけるエネルギーもなし。※インスタ見る暇あったら明らかに買いに行けた
“でもクミンのない中東料理なんて中東料理じゃない!”と必死にぐちゃぐちゃのキッチンキャビネットを漁っていたら、ウズベキスタンで買った未開封のスパイスセットを発見!
キリル文字炸裂で全く読めないので不安になりながらも、ChatGPTに聞いたらありました、クミンシード!

ウズベキスタンスパイスセット。
しかもこのクミンシード、”ジーラ”というガチ中東スパイスだったらしく、意図せずして本場の味により近づけることができたので結果オーライ。
23時過ぎと夜中でしたが、まあまあの声量でヤッターー!と叫んでしまいました。

(はよ料理進めなさいよ)
結局パン捏ねたりしてたら夜中1時は超え、「マジめんどくさ…」とぶつぶつ文句を言いながら仕込んだものの、なんとか持っていけるレベルの準備は完了!
ラップサンドだと手で持ったら崩れてしまうので、ピタパンに挟むタイプにシフト変更して、
ピタパンのポケット部に具材を溢れんばかりに詰め込み、総計18個のシャワルマピタサンドが完成!
手作りのパンなんて食べてもらえるかな…と当日はやや自信なく持って行ったのですが、
パン会参加者のみなさんにはおいしいと大好評!!
“パンから作ったの?!すごいねー!”とたくさんお褒めの言葉をいただき、心の中で大きくガッツポーズしていました。

たくさんの方に食べていただきました。
主催者の友人も「めっちゃおいしい!これは何個でもいける!」と3個も食べてくれて嬉しい限り!
睡眠時間と体力を削って作った甲斐がありましたね。褒められすぎて調子に乗ったので、来世はシャワルマサンド屋さんになろうと思います。
※いや、機会があれば今世でもいいかもしれない。出資してくださる方募集してます。
(なお現時点での事業計画は「おいしいシャワルマを作る」のみです)
…冗談はさておき、ドバイの味を日本で味わう機会も少ないので、こうして中東本場料理の良さを少しでも布教できて嬉しかったな。
旅先で出会った味を、また誰かと共有できるのも再現料理の楽しさですよね。
さて、本料理は時間がかかって少し(というレベルではないくらい)大変ではありますが、その分ひと口目の感動は格別。
ドバイで恋した味、みなさまもぜひご自宅で味わってみてください!
それでは、香り高い世界の食卓、次回もお楽しみに!
