K-POP第5世代とは?オールラウンダー時代と大衆に開かれた新しいアイドル像
K-POP第5世代とか、K-POP⚪︎世代ってよく聞きません?
でも、「それって何?」と思っている方もきっといるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、K-POP第5世代について
どんな世代なのか?
どんなグループのことを指すの?
という部分から説明します。
読み終わるころには、第5世代について「ざっくり全体像がつかめている状態」になっていると思います。
そして、最終的には「じゃあK-POP第1〜4世代ってどんな感じだったの?」と思うようになるはずです。
K-POPはこれまで、世代ごとに音楽やファンダムの形を大きく変えてきたので、「いや、最初から知りたい!」と思う方は、先に下記マガジンを順番に読んでみてください👇
それでは、第5世代を代表するグループや音楽・パフォーマンスの傾向、ファンダム文化の変化までを整理しながら、新しいK-POPの姿を探っていきます。
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K-POP第5世代の特徴と時代背景

第5世代は、2023年ごろから現在にかけて活動している世代です。
2023年以降にデビューしたグループが該当し、メンバーの多くは2000年代生まれという世代的特徴を持っています。
K-POPといえば、世代ごとに音楽性やファン文化が大きく変化してきましたよね。
第3世代でファンダム文化がグローバルに広がり、第4世代でファンダムを前提にした戦略が徹底された結果、第5世代ではさらに“大衆に開かれること”が重視されるようになりました。
ファンダムの力だけでなく、一般層の支持を得ることがヒットの条件となり、TikTokやYouTubeショートといったショート動画プラットフォームがプロモーションの中心となっています。
音楽面では、第4世代中盤まで流行した重低音の「ドゥンバキ」系サウンドの強烈なコンセプトとは対照的に、シンプルでミニマルなトラックやナチュラルなコンセプトが支持を集めています。
この流れを決定づけたのは、2022年に登場したNewJeansでした。
等身大で飾らない姿や、日常にありそうな姿を打ち出すスタイルは、第5世代の大きな流れとなり、BOYNEXTDOOR、RIIZE、TWS、CORTISといったグループを中心に、各グループのコンセプトに反映されています。
同時に、推し活は特別な趣味ではなく、大衆文化の一部として広がり続けています。
SNSを通じて国や世代を超え、誰でも気軽にアイドルを知り、楽しめる環境が整いつつあることも、第5世代を語るうえで欠かせない特徴です。
\ 推し活について語った記事はコチラ /
K-POP第5世代を代表するK-POPアイドル

K-POP第5世代を代表するアイドルには、どんなグループがいるのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
SMエンターテインメント
RIIZE(2023年デビュー)
NCT WISH(2024年デビュー)
Hearts2Hearts(2025年デビュー)
YGエンターテインメント
BABYMONSTER(2023年デビュー)
JYPエンターテインメント
NEXZ(2024年デビュー)
KickFlip(2025年デビュー)
KOZエンターテインメント(HYBE LABELS)
BOYNEXTDOOR(2023年デビュー)
BIGHIT MUSIC
CORTIS(2025年デビュー)
PLEDISエンターテインメント(HYBE LABELS)
TWS(2024年デビュー)
BELIFT LAB(HYBE LABELS)
ILLIT(2024年デビュー)
YX LABELS(HYBE LABELS)
aoen(2025年デビュー)
THEBLACKLABEL
MEOVV(2024年デビュー)
ALLDAY PROJECT(2025年デビュー)
STARSHIPエンターテインメント
KiiiKiii(2025年デビュー)
WAKEONE
ZEROBASEONE(2023年デビュー)
izna(2024年デビュー)
MNHエンターテインメント
8TURN(2023年デビュー)
KQエンターテインメント
xikers(2023年デビュー)
CJeS Studio
WHIB(2023年デビュー)
Around Usエンターテインメント
The Wind(2023年デビュー)
Fantagio
LUN8(2023年デビュー)
Jellyfishエンターテインメント
EVNNE(2023年デビュー)
FNCエンターテインメント
AMPERS&ONE(2023年デビュー)
ARMADAエンターテイメント
ONE PACT(2023年デビュー)
S2エンターテインメント
KISS OF LIFE(2023年デビュー)
Redstartエンターテインメント
TIOT(2023年デビュー)
GRIDエンターテインメント
POW(2023年デビュー)
iNKODE
SAY MY NAME(2024年デビュー)
UNCORE
CLOSE YOUR EYES(2025年デビュー)
爱豆青春
POLARIX(2025年デビュー)
POCKETDOL STUDIO
FANTASY BOYS(2023年デビュー)
NOUERエンターテインメント
NouerA(2025年デビュー)
オールラウンダー化
第4世代のころ、TOMORROW X TOGETHER(TXT)やENHYPENが特定のポジションを設けないスタイルを取っていたことで、HYBE LABELSのアーティスト中心に役割分担が曖昧になったK-POP界。
メンバー全員がボーカル・ラップ・ダンスをこなす「オールラウンダー型」が主流になっています。
これにより、ステージごとに柔軟なパフォーマンスを披露できるようになりました。
▼オールラウンダー型のグループ例
BOYNEXTDOOR / ILLIT / aoen / CORTIS
K-POP第5世代の特徴とK-POPにもたらした変化

第5世代は、これまでの「ファンダム中心の時代」から「大衆に開かれた時代」へと移行した点が大きな特徴です。
ファンダムの結束力だけでなく、非ファン層や一般層をどう取り込むかがヒットの条件となりました。
ここからは、第5世代の特徴をいくつか具体的に見ていきましょう。
等身大でナチュラルなコンセプト
これまでの世代では、コンセプトをしっかりと固めた、コンセプチュアルなグループが多かったですが、第5世代は日常感や自然体の魅力を打ち出すグループが多くなってきました。
親しみやすさやリアリティを重視することで、ファンは推しをより身近な存在に感じられるようになりました。
▼等身大でナチュラルなコンセプトを採用しているグループ例
BOYNEXTDOOR / TWS / The Wind / POW / CORTIS
ショート動画による大衆拡散
TikTokやYouTubeショートといったショート動画の普及により、楽曲やダンスが自然と拡散されるようになりました。
ショート動画でバズを生むことが、新規ファン獲得の大きな手段になっています。
このように、ファンでなくてもK-POPの音楽を耳にする機会が増え、そこから新たなファン層が生まれる仕組みが確立されました。
▼ショート動画で拡散されて話題になったグループの例
RIIZE / NCT WISH / KISS OF LIFE / ILLIT
K-POP第5世代の音楽・パフォーマンスの傾向
第5世代の音楽やパフォーマンスは、第4世代の「強さ」や「派手さ」を前面に押し出したスタイルから大きく変化しました。
シンプルで耳なじみのよい楽曲、トレンドを意識した振付、そして個人の魅力を前面に出すステージが主流になっています。
こうした変化は、ファンダム中心の演出ではなく、大衆に広く届くことを前提としたパフォーマンスへとK-POPを進化させました。
ここからは、第5世代の音楽とパフォーマンスの具体的な特徴を見ていきましょう。
シンプルで耳なじみのよい楽曲
第5世代の楽曲は「イージーリスニング」、つまり聴きやすさやキャッチーさを重視したシンプルなサウンドが特徴です。
第4世代で流行した重低音主体の「ドゥンバキ」系とは対照的で、誰でも口ずさめるメロディラインやミニマムなトラックが中心になっています。
こうした音楽は、K-POPファンだけではなく、一般大衆にも幅広く聞かれ親しまれる要因となっています。
▼シンプルで耳なじみのよい楽曲が多いグループの例
TWS / BOYNEXTDOOR / The Wind / NCT WISH / CORTIS
🎧イージーリスニングって!?
多様な音楽性とジャンルの融合
シンプルさを基調にしつつ、R&B・シティポップ・ハウス・ロックなど、ジャンルを横断して活動するグループが増えています。
1曲の中で複数のジャンルを行き来するケースもあり、イントロはR&B調で始まり、サビでダンスビートに展開するなど、変化のある構成も定着しつつあります。
こうしたジャンル融合や、カムバックごとに異なる音楽スタイルを打ち出す傾向は、第5世代の多様性を象徴しています。
▼多様な音楽性とジャンルの融合が魅力的なグループ例
RIIZE / BOYNEXTDOOR / KISS OF LIFE / ONE PACT / POW
トレンディで映える振付
第3世代のころから、TWICEの『TT』に代表されるような「ポイントダンス」は流行っていました。
しかし、第4世代のころからは少し目的が変わったんです。
ショート動画やSNS拡散を意識して作られる振付が増えたんですね。
従来の「ポイントダンス」のようなシンプルで真似しやすい動きに加え、ショート動画視覚的に映えるフォーメーションやシンクロ性が重視されています。
第3〜4世代のころから「ポイントダンス」に強かった1MILLION(リア・キム、チェ・ヨンジュン、ペク・グヨン)やYGX(クォンツインズ、リジョン)はもちろんのこと、K-POPアイドルたちのダンススキルの向上に伴って、RIEHATAやその他海外コレオグラファー(振付師)の起用も増えてきました。
また、トレンド感のある振付は、Mnet『STREET WOMAN FIGHTER 2』やMnet『STREET MAN FIGHTER』で活躍したBADA LEE、WE DEM BOYZ(VATA、キム・インギュ、カーメル)といった新世代の若手コレオグラファーが存在感を高めています。
▼トレンディで映える振付が魅力なアイドル例
ZEROBASEONE / RIIZE / BOYNEXTDOOR / KISS OF LIFE / NEXZ / ALLDAY PROJECT
個人の表現を重視したステージ
第2世代のころに生まれた一糸乱れぬパフォーマンスを表す「カル群舞(完璧なシンクロダンス)」は、第5世代では相対的に比重が下がりつつあり、第5世代のステージでは、メンバー個人の魅力を引き出す演出が重視されています。
音楽番組が公開する「チッケム(アイドル1人ひとりを“フォーカス”する動画)」の種類も増え、一人ひとりの表情や動きが強調される中、アイドル自身も短い瞬間で個性を伝える表現力が求められるようになりました。
これにより、ファンはグループとしてのパフォーマンスを楽しみながら、同時に個々のメンバーに注目することができます。
第5世代では、推しを見つけやすく、大衆にも親しみやすいステージが広がっているのが特徴です。
▼個人の表現を重視したステージが魅力的なグループ例
BOYNEXTDOOR / ALLDAY PROJECT
🎥「チッケム」って?
アイドル自身と先輩世代が関わる音楽制作
「自主制作ドル」という言葉は、作詞・作曲できる人が少なかった時代に、特出した才能を持つ人を指すために生まれました。
しかし第4世代からは、プロデューサーと並ぶレベルの制作スキルを持つアイドルが増え(i-DLEのソヨンやStray Kidsのバンチャンなど)、第5世代では、すでに他アイドルへ楽曲を提供するほどの実力者もいます。
KISS OF LIFEのベル、CORTISのマーティンなどは、デビュー前にK-POPアイドルのヒット曲に携わっていたという華々しい経歴を持っています。
さらに第5世代からは、先輩アイドルが直接プロデュースに関わるケースも増えました。
NCT WISHはBoA、BOYNEXTDOORはZICO、SAY MY NAMEはジェジュンといった具合に、K-POPの歴史を築いてきた世代が新しい才能を発掘し、新たなトレンドを生み出しています。
こうした「自己表現」と「先輩世代のプロデュース」が共存する形は、第5世代ならではの制作のあり方と言えるでしょう。
✒️「自主制作ドル」以外にも“⚪︎⚪︎ドル”がある?
K-POP第5世代の新しいファンダム文化

第5世代の大きな特徴は、ファンダム文化がさらに大衆化し、日常生活の一部として浸透していることです。
第3世代でグローバルに広がり、第4世代でSNSネイティブ世代を中心に戦略的に進化したファンダムは、第5世代になると「閉じられたファンダム」から「誰でも参加できる大衆文化」へと変化しました。
ファンだけでなくライト層や一般層も自然に参加しやすい仕組みが整い、K-POPはより広い人々にとって身近な存在となっています。
では、第5世代のファンダム文化について、もう少し詳しく見ていきましょう。
推し活の大衆化と日常化

かつては応援や投票など、熱心なファンダム活動が中心でした。
しかし第4世代後半、とりわけ第5世代からは、推し活の大衆化が進んだことがファンの在り方を少しずつ変えてきました。
SNSで推しを共有したり、ふだん使いできるデザインの公式グッズを持ち歩いたりと、ライト層でも自然に推し活を取り入れられるようになってきました。
コラボカフェやポップアップストアに足を運ぶなど、日常生活の延長として楽しめる推し活も一般的に。
その結果、推し活は特別な趣味ではなく、大衆文化の一部として社会に定着しています。
\ 推し活について語った記事はコチラ /
SNSとショート動画による拡散力

第5世代のファンダム文化では、ファン自身が推しを広める主体となっています。
ステージや配信を切り抜いて短く編集した動画や、韓国語ができない人にもわかりやすいように字幕をつけたクリップを動画プラットフォームに投稿するのは一般的になりました。
こうしたファン主導の布教活動は、同じファンダム内だけでなく、非ファン層にも届きやすいという特徴があります。
気になった人が元の動画を探して視聴し、新規ファン獲得につながる流れができています。
第4世代までは公式チャンネルや事務所の戦略が中心でしたが、第5世代ではファン一人ひとりの投稿も大きな影響力を持つようになりました。
個人の活動が積み重なることで、推しを世界に広める拡散力が生まれています。
オンラインとオフラインの融合

第5世代のファンダム文化を語る上で重要なのは、オンラインとオフラインが補い合うようになった点です。
その基盤となったのが、Weverseやbubbleといったファンコミュニティアプリ。
これらは第4世代のコロナ禍をきっかけに普及し、現在では当たり前の存在になりました。
とくにbubbleは、LINEのようにメッセージが届く仕組みが支持を集め、推しと日常を共有しているような親しさを味わえます。
Weverseは投稿やコメントを通じて交流できる場として定着し、今ではファンダムを支える基盤です。
このように、bubbleやWeverseで築いた親近感があるからこそ、ライブやファンミーティングといった場でもアイドルをより身近に感じられるようになりました。
さらに、オフラインで得た体験はSNSでシェアされ、ファンダム内の交流を深めるだけでなく、ライト層や一般層にまで波及しています。
この「二重構造」こそが、第5世代のファンダム文化を象徴する特徴と言えるでしょう。
こうしたオンラインとオフラインの補完関係によって、ファンはかつてよりもアイドルを身近に感じ、日常生活の延長として応援できるようになりました。
ブランド戦略の拡大

NewJeansをきっかけに拡大した「日常に溶け込むデザイン」の公式グッズの展開は、第5世代から急拡大しました。
従来の“ファン向けアイテム”ではなく、ファッションや雑貨として誰でも使いやすいものが増え、推し活と日常生活が自然につながるようになりました。
まとめ

ここまで、第5世代の特徴や時代背景、音楽やファンダム文化について客観的に整理してきました。
ここでわかったのは、第5世代は「ファンダムだけでなく大衆にまで広がった時代」だということ。
全員が歌・ダンス・ラップをこなすオールラウンダー型や、ナチュラルで等身大のコンセプト、ショート動画を中心にした拡散力など、これまでの世代とは違った特徴が見えてきました。
今のK-POPを楽しむうえで「K-POP第5世代」という括りを知っておくと、グループごとの音楽性や活動スタイルの違いが見えやすくなります。
これをきっかけに、第1〜4世代との違いもあわせて見てみると、K-POPの進化がもっと面白く感じられるはずです◎
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