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私にとっての「推し活」

今や3人に1人が「推し活」をしているらしい。


「推し活」をしていない人だっているなかで、なぜ「推し活」をするんだろう。

じゃあ、私の「推し活」って何?


この記事では、K-POP雑食オタクの私にとっての「推し活」を考え、ゆっくりと綴っていきます。


※3人に1人が「推し活」をしているというのは、博報堂の「オシノミクスレポート」がソースです。



00.今や誰でも気軽に言える、できる「推し活」

何かに夢中になって、その活動を楽しんだり、徹底的に突き詰めていったりすることを、
かつては「オタク」と呼んでいました。

社会人になってからは、「オタク」という言葉を堂々と口にするのは、
どこかためらいを感じるものでもありました。

「社会人にもなって、まだそんなことを?」
そんなふうに言われた経験がある人も、少なくないんじゃないでしょうか。

でも今では、自分にとって大切な存在を応援する活動を「推し活」と呼ぶようになり、
テレビでも「推し活特集」が組まれたり、「推し活グッズ」が大々的に売り出されたりする時代になりました。

「好きなものを好き」と、堂々と言える。
そんな空気が、社会全体に広がったように思います。

これも、ひとつの多様性なのかもしれません。

そんな「推し活」、その形は本当にさまざまです。

ライブやイベントへの参加、グッズの購入、聖地巡礼――。
応援する対象も、アイドルや俳優、声優、スポーツ選手、アニメやゲームのキャラクター、さらには歴史上の偉人までと、実に幅広い。

ちなみに私の推しは、
K-POPアイドル、スポーツ選手、そしてLDH所属アーティストたちです。

その中でも、いちばん熱心に推し活をしているのは、「K-POPアイドル」。

そこでまずは、世間一般でよく行われている「推し活」の例を挙げてみたいと思います。

  • 推しのライブや舞台を観に行く

  • 推しのイベントに参加する

  • 推しのグッズを集める

  • 推しのコラボイベントやカフェに行く

  • 推しの聖地巡礼をする

  • 推しの手作りのグッズを作る

  • 推しの好きなものをシェアして共感し合う

  • 推しの魅力を布教する

  • 推しに課金したり、SNSにいいねを押したりする

細かく挙げればキリがないですが、代表的なものだけでもこれくらいあります。

つまり、推し活には「これが正解」という形がないということ。

そしてリストアップしてみたとき、ふと思ったんです。

「私は、なんのために推し活をしているんだろう?」

どうして推し活を続けているのか。
自分にとって、推し活とはどんな存在なのか。

そんなことを改めて考えたくなったので、この記事を書いてみることにしました。

01.だから推し活をする

突然ですが、私のMBTIは「INFP(仲介者タイプ)」です。
よく言われる「オタク気質な性格」にも、かなり当てはまっています。

自分のことは大切にしたいけれど、
正直なところ、自分自身のことはあまり好きになれなくて。
どちらかというと、自己肯定感は低いほうです。

世間一般的な“ふつう”と比べても、たぶん、ちょっと病みがちな性格

何度MBTI診断をしても、常に「INFP」と診断されるほどに、
自分でも“典型的なINFPだな”と思う瞬間がたくさんあります。

だからこそ私は、「推し活」に救われてきました。

ハマれるものを見つけて、生活の中に「楽しみ」をつくる。
それがないと、正直“やっていけないタイプ”なわけです。

好きなもの、好きな人、好きな時間が、私の毎日に小さな楽しみをくれています。

思い返せば、幼いころからずっとそうでした。

小学生のころは、NHKの「天才てれびくん」に夢中になっていました。
あの頃から、自然と「推し」を見つけて応援することが、私の習慣になっていたのかもしれません。

今の私にとっての推し活を言葉にするならこうです。

「気持ちを上げるためのもの」
「生活を楽しくするためのもの」
「普通に生活するためのモチベーション」

こう書くと、なんだか当たり前で、
特別なことでもないように思えるかもしれません。

でも私にとっては、それくらい自然なことなんです。

推しがいることで、私は毎日の中に、
「今日もちょっとがんばろうかな」と思える瞬間を持てています。

それは、決して大げさなことじゃない。
でも、私にとってはとても大切なことなんです。

02.私がしている「推し活」

先ほどは、一般的にどんな「推し活」があるのかを挙げてみました。

ここからは、私自身が実際にしている「K-POPアイドルの推し活」をご紹介したいと思います。

  • 推しのライブを観に行く

  • 推しのイベントに参加する(サイン会、握手会、ミーグリ、ヨントン、フリーライブなど)

  • 推しのグッズを集める

  • 推しの手作りのグッズを作る(スローガンとか応援グッズ系)

  • 推しの魅力を布教する(まとめたり、文章を書いたり)

  • SNSにいいねを押したりする

  • ひたすらYouTubeで動画を回す

  • ひたすら曲を聞く

  • メッセージを送る(SNSやコミュニティ、たまにファンレターを書く)

こうして並べてみると、
わりとスタンダードな「推し活」が中心だなあと自分でも思います。

ただ、その中でも少しだけ特殊なところがあるとすれば――。

「推しの魅力をまとめたり、文章を書いたりして発信していること」です。

今でこそ、推しについて語る文章をSNSやブログに投稿する人も増えてきましたが、まだまだ“みんなが当たり前にやっていること”というわけではないと思っています。

だからこそ、この「推しの魅力を言葉にする」という私なりの推し活について、もう少し深く掘り下げてみたいと思います。

02-01.文章を書くことのはじまり

自分で言うのもなんですが、
「文章を書くこと」が、わりと得意なほうだと思っています。

別に頭がいいわけじゃないし、
なんなら国語の成績は、あまり良いとは言えませんでした。
なんなら国語は苦手。
文法的に正しい文章を書けているかと聞かれたら、それもたぶん違うと思います。
実際、めちゃくちゃな書き方をしていることも多いです。

それでも、人に届けるための文章や、誰かの心に響くような文章を書くことには、ちょっとだけ自信を持てるようになりました。
(…まあ、熱量でカバーしている部分も大きいんですけどね。)

こんなふうに思えるようになったのには、ちゃんと理由があります。

それは、高校時代の現代文の先生に言われた、ある一言でした。

国語が本当に苦手だった私は、よくこんなことをこぼしていました。

「小説の主人公の心情を答える問題とか、
作者の意図を答えなさいって問題とか、本当にわからない!」

そんなふうに嘆いていた私に、先生はこう言ってくれたんです。

「いや、⚫︎⚫︎はそういうの上手いよ」
「文章を書くの、得意だよ」

平均点ギリギリみたいな成績しか取れていなかった私に対して、
そんなふうに言ってくれたんです。

たぶんそれは、正解を導き出せていたからじゃない。
(なぜなら正解していないからです笑)。

それでも、先生は私の「言葉を使って表現する力」や、
「文章で自分の世界をつくる力」を見つけてくれたのかもしれません。

よくよく思い返してみれば、
作文や小論文は、人一倍スラスラと書けていた気がします。

悩まず、止まらず、自然に。

もともと口下手で、人前で話すのもすごく苦手。
「口が悪い」と言われたことも何度もあります。
だから、話すことに対して抵抗があるんです。

そんな私が、自分の気持ちを素直に、迷わず言葉にできる手段。
それが、文章だったんです。

02-02.ファンレター

突然ですが、みなさんはファンレターを書いたことってありますか?

私は、あります。

それも、けっこう昔から。

ただ単に「ここが良かった」「こういうところが好きだった」と、
そのときの感想を素直に伝えたくて、書いてきました。

もちろん、ファンレターを書くときは、見返りを求めてはいけない
わかってはいるけれど――
それでも、もしお返事がもらえたときのあの嬉しさは、実際に経験してみないとわからないものだと思います。

ファンレターを書く理由は、たったひとつ。

「応援している気持ちを、ちゃんと伝えたいから」です。

応援していることを推しに伝えることが、“意外と推しの力になる”というのを身をもって知れたことが、今もなおファンレターを出し続ける大きな理由となっています。

私の初めてのファンレターは、小学生の頃。
「天才てれびくん」の出演者宛てに送りました。
(そして、なんとお返事がもらえたんです!)
旧ジャニーズにも出したことがあって、一度だけお返事がもらえたときもありました。
でも、今でも特に心に残っているのは……
陸上選手に送ったファンレターです。
どうやら、初めてファンレターを受け取った選手だったらしく、すごく丁寧な手紙でお返事をくれたんですよね。
その中で、「力になっています」「本当に嬉しかった」と伝えてくれたことが、私にとってすごく大きな喜びでした。
そして、「これからも、遠くから応援し続けたい」って心から思えたんです。
※数年後、その選手のレースを生で見に行き、サインももらえたのに、そのとき「ファンレターを出した者です」と伝えられなかったことだけは、ちょっと後悔していたりします。
でも、それくらい本気で応援していたし、あのときファンレターを書いて良かったな、と今でも思っています。

ただ「推し活」して、自己満足していただけだったかもしれないけれど、
それでも、微力ながら誰かの力になれたかもしれないと思えることは、推し活の中でもとても特別な経験でした。

もちろん、そこから“推しに対して上から目線になる”みたいな考え方には絶対になりたくない。

たとえば、「私が推してあげてるんだから」とか、そういうスタンスになったら、私は迷わずオタクをやめるべきだと思っています。

こうした経験を経て、私は「感想を言葉にして届けること」が、自分にとって楽しいことであり、これからも続けたいことだと自然に思えるようになったんです。

02-03.ライターという選択肢

実は、文章を書くことが好きということで、ライター活動も細々と続けています。

K-POPに関するまとめサイトで文章を書き、K-POPが好きな人たちに向けて、推しや今注目のK-POPアイドルの魅力を伝える仕事です。

これが、想像以上に楽しくて。

今では趣味に近い感覚で、自然と続けられています。

文章を書いて、誰かに何かを伝える。

そのプロセス自体が、私にとってはものすごく楽しいんです。

思えば、子どもの頃から、
「好きなものについて語りたい!」
「この気持ちを誰かに伝えたい!」
そんな思いを抱えて生きてきました。

でも、口にするのはあまり得意じゃなかった。

だから今、こうして文章というかたちで、
好きなものを好きだと伝えられる場があることが、
とてもありがたいなと思っています。

文章は、私にとって、
自分の「好き」や「大切」を、丁寧に届けるための手段なんだなと改めて感じています。

02-04.感想を書くということ

もともと私は、感想を書くことが好きでした。

でも、感想を「自分の言葉で、丁寧に」書き綴ることの楽しさと大切さを、
改めて教えてくれたのは……
三宅香帆さんの『「好き」を言語化する技術』という本でした。

この本に出会ったのは、去年の11月。

読んだ直後、さっそく実践してみたくなって、書いたのがこちらの記事です。

この記事を投稿したところ、予想以上に反響がありました。

急にいいねが70件くらいついているのを見つけた2025/1/15。
NEX2Yの方がツイートしてくださったことで多くのNEX2Yの皆さんに読んでいただき、過去最大の「いいね」をいただくことができたんです。

そしてなんとnote公式X(旧:Twitter)でも取り上げていただきました。

こんなふうに反響があったのはもちろん嬉しかったけれど、それ以上に嬉しかったのは……

「自分の言葉で素直に書いた感想が、ちゃんと誰かに届いた」
そう感じられたことでした。

この本を読んでから、私は意識的に、
誰かの感想を見る前に、自分の感想を書くようになりました。

※三宅さんの著書を読み、誰の感想も見ず、まずは自分の感想を書くことが大事だと知った(人の感想を見たらそれが自分の言葉になってしまうこともあるから)。

だからまずは、自分が感じたことを箇条書きにして、それをもとに文章をまとめるようにしています。
この作業は、ある意味トレーニングみたいなもの。

見たもの、感じたことを、できるだけリアルに、
自分の言葉で残しておく。

体験を「見るだけ」で終わらせず、
ちゃんと思い出として記録しておく。

そんな習慣が、私にとってすごく大切なものになりました。

そして何よりも、三宅香帆さんの『「好き」を言語化する技術』という本に出会ってよかったなと心から思いました。

これからも、SNSなどを見る前に、まずは自分の感想をnoteや自身のメモ帳(Notion)にちゃんと書き残していきたいなと思っています。

04.私の「推し活スタンス」

さあ、これで最後。
私自身の「推し活スタンス」について、書いていきたいと思います。

これは、あくまでも私の中だけにあるルールみたいなもの。
少し前に書いた別の記事でも触れた内容なので、ところどころ重複する部分もあるかもしれません。

私は昔から何かしらのファンで、オタクでした。
でも、推し活というのはふだんの生活の一部であって、私の全てではない。この感覚を、ずっと大切にしています。
だからこそ、推し活をしていて「しんどい」と感じるようになったら、
潔く離れるべき
だと思っているんです。

言い過ぎかもしれませんが、自分の生活・時間を彩ってくれるような、楽しみを作ってくれるから推し活をしているんですね。

だから、推し活をしていて辛いのは本末転倒。

私は性格的にも、何かに一喜一憂すると、どうしてもメンタルに響いてしまうタイプ。
生活にも何かしら支障が出ます(落ち込むとやる気が出なくなる、など)。

例えば、推しが何かしらの問題を起こしたとしたら(極端に言えば、犯罪とか)、そんなときは、無理に言い訳をしたり、擁護したりはしません。

嫌な気持ちになったら、何も言わず、静かに去る。

逆に、恋愛とか、多少の失言とか……(よくはないですが最近は叩きすぎる文化もあるので悪いと一概には言えない)、自分の中で許せる範囲である場合には、時間を置いて戻ってきたり。
あるいは、離れている間に別のK-POPアイドルを好きになって忘れたり。

自分の気持ちを上げたくて推し活しているのに、気分が下がるようなことがあっては意味がないので、避けたいんですよね。

どちらにしても、「自分の心が楽でいられるかどうか」を、いちばん大切にしています。

私は、「推し活」を通して、
自分を追い込んだり、壊したりしたくない。

だから、1人のアイドルだけに没頭して自分の全てを捧げて過ごすみたいな推し活は私にはできません。

もし推しに何かがあったら、メンブレして、気分ガタ落ちするでしょうし、絶対に何も手がつかなくなり、余計なことまで深く考えすぎてしまうのが目に見えているから。
だから必ず、逃げ道を作っています。

あらかじめ「逃げ道」を作っておくというのは、私なりの自衛でもあります。

推される側からしたら、「自分だけを推していてほしい」と思うでしょう(実際に他のアイドルは見ないで欲しいと言う人が多いですよね。それがたとえパフォーマンスだとしても、です)。

でも、推しは私の人生に責任を取ってくれるわけじゃない。
でも、推しは責任をとってくれません(家族や親族ではないので)。

家族でも、親友でもない。

だからこそ、適度な距離感を保つことが、私にとってはすごく大事なんです。

何かあってからじゃ遅いわけです。
それなら最初から予防線を張る、それに尽きます。

まとめると、私の「推し活スタンス」は、

  • 「推し活」は自分の全てではないと心得る

  • 「推し活」に自分自身の生活が振り回されてはいけない

  • 「推し活」は、自分の生活を豊かにするためのもの

  • 「推し活」は楽しみや癒しをくれる存在

  • しんどくなるくらいなら、潔く離れるべき

推し活は、楽しいからこそ続けられる。

無理にがんばるものじゃない。

だからこそ、私はこれからも、
自分のペースで、楽しく推し活をしていきたいなと思っています。

05.おわりに

私にとっての「推し活」は、

・「推し活」は、自分の生活を豊かにするためのもの
「推し活」は楽しみや癒しをくれる存在

であって、

・「推し活」は自分の全てではないと心得る
「推し活」に自分自身の生活が振り回されてはいけない
・しんどくなるくらいなら、潔く離れるべき

です。

ついつい夢中になりすぎて、
このスタンスを忘れてしまうこともあります。

そんなときは、今日こうしてまとめたこの記事を、
また読み返したいなと思っています。

推し活は、誰かに強制されるものじゃない。

義務感なんかじゃなくて、自分の「好き」という気持ちから生まれるもの。
だからこそ、これからも無理なく、楽しく、私なりのペースで、大切に推し活を続けていきたいと思っています。


👇“推し疲れ”しないために心がけていることも記事にしました!

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Eum(うむ)|K-POP雑食オタクのエンタメライター このnoteも、スタバで書きました☕️ カフェラテ片手に、誰かの心に届く言葉を探しています✍️ もし少しでも何か残ったら、300円の応援で“また書きたい”を支えてもらえたらうれしいです🕊️

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