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展示会「Remember Everest!」キービジュアル解説&クリエイターコラボ作品を一挙公開!

ついに、展示会開催まで1週間を切りました!

準備を始めてからのこの2ヶ月間、時には酸欠で頭がぼーっとするような目まぐるしい日々を送っていましたが、今となっては懐かしく思い出されます笑

みなさまのおかげで、心待ちにしていたクリエイターコラボの全作品が完成し、ようやく展示の全体像が見えてきました。
ご協力いただいたクリエイターのみなさま、本当に、本当にありがとうございました!

そこで今回は、展示キービジュアルの解説とあわせて、素晴らしいコラボレーション作品を一挙紹介します!


1.展示概要

エベレスト × クリエイティブ展「Remember Everest!」
日時:5月17日(土)~18日(日)
開場:11:00~18:00(最終入場 17:30)
場所:バタフライエフェクト(馬喰町)
住所:東京都千代田区東神田1-2-2
アクセス:JR総武快速線「馬喰町駅」徒歩3分(2番出口より200m)/都営新宿線「馬喰横山駅」徒歩3分/都営浅草線「東日本橋駅」徒歩5分/東京メトロ日比谷線「小伝馬町駅」徒歩5分
入場料:無料

そして、今回見ていただいた多くの方から「カッコ良すぎる!」「めっちゃ素敵ですね…」と好評のキービジュアル(僕も、最初見たときは「おおっ!」とドトールで声を出してしまいました)。このデザインコンセプトやこだわったポイントについて、デザインした桜沢さんに聞いてみました。

2.展示会キービジュアルに込めたこと

今回のキービジュアルでは、大きく3つのポイントを意識し制作しました。

①モチーフというより、「テクスチャ」としての画像


「美しい山の写真」は、それだけで強い力を持っています。
ですが、その力が強すぎると、「写真展」のような印象に引っ張られてしまいます。今回のイベントは、エベレストにまつわる創作をテーマにした展示であって、写真展ではありません。
そこで選んだのが、ヘリでの移動中に撮られた一枚の写真。
エベレストではなく、山頂でもない、けれど“始まり”を感じさせる風景。

実際に、伊藤さんからも「この写真はエベレスト滞在の最も初期の頃にヘリからみえた印象的な風景だった」とも伺いました。

つまり、今回チョイスした山肌の「テクスチャ」のような画像は、あのときの全ての始まりの風景でもあり、「ZAKUPAKAFASA展」が我々のスタートですが、「Remember EVEREST!」として、クリエイターとコラボレーションして新しいものを生み出すという点では、今回が本格的な起点になりうると思い、今回の展示のキービジュアルという役割を託すことにしました。

②最後に、あえて「壊す(遊ぶ)」


制作の終盤、自分の中で引っかかっていた一言がありました。
普段の仕事で仲の良い編集者の方から、僕が作ったデザインを見て、
「さくらくん、今回のデザイン、小さくまとまっちゃったんじゃない?」と言われたことでした。
忙しいスケジュールというのもあったのですが、「新たに作る」ことをわすれて「こなす・かたちにする」ことがゴールになってしまっていたことで言われたことでした。
そんな言葉もあり、ある程度完成が見えた時点で、最後に加えたのが、山の稜線のような斜線。深夜まで作って、最後の最後保存前に、「えいや!」と入れた線です笑 
ただ、それまでの規律&ランダムから更に解き放たれるように、大胆に引いた“線”は、自分自身にとっての「遊び」であり、「壊し」でもありました。結果的にはあの線のおかげで「小さくまとまらず」印象に残りやすいビジュアルになったと思います。

完成した展示会キービジュアル

③カラビナ綴じ冊子『Carabiner』では、”規律とランダム”その狭間をデザイン

「カラビナ綴じ」という冊子構成からも感じていたのは、「規律」と「ランダム」の両立です。
part1〜5で構成される『Carabiner』ですが、それぞれ紙の質感もサイズも変えています。さらに言えば表紙やコラムに関しては普段「ページ」として使用しない素材を「ページ」として組み込んでいます。その中で、バラバラになりすぎないよう、パートごとではしっかり規律やルールを守ってのデザインとなっています。 そんな『Carabiner』の本質ともいえる「規律」と「ランダム」をKVのデザインにも反映させようとしました。最もポピュラーな書体の一つであるHelveticaを使い、グリッドに沿った構成をしつつも、文字や構図にズレや揺らぎを加えることで、整いすぎないバランスを探しました。 また、グリッドでランダムに組むという手法は『Calabiner』のpart.1でも使用しています。ただ写真に合わせてランダムに配置するというよりは、写真の上に1枚の透明なグリッドのフィルムがあり、そこに文字がのっかっているといったイメージです。

どうしても手癖で「数ミリ斜面に近づけたい」などの想いはでてくるのですが、そこは「規律」を重視することで、独特の違和感を生み出せると思いました。

記憶でもあり、再び登るということ
“Remember”は、記憶を振り返る行為であると同時に、問い直す行為でもある。と思っています。
「もう一度思い出す」そして「そこから表現をし、新たに生み出していく—」
Remember EVEREST!プロジェクトを通して、沢山の人と出会い、その人が生み出す新たなエベレストを作っていく。
そんなプロジェクトになればいいなと思っています。

3.クリエイターコラボの作品を一部公開

数多くのクリエイターのみなさまにご協力いただき、今回出版する『Carabiner』に収録されている「エベレスト×クリエイティブ」のコラボレーション作品が、ついに完成しました。 ご協力いただいたクリエイターのみなさま、本当にありがとうございました!

noteでは、これらの素晴らしいコラボレーション作品の一部をご紹介します。

Ⅰ.イラストレーション
世界最高峰のスケールの大きさを雪原や星空をヒラノ トシユキさんに抽象的かつ印象的に描いていただきました。それぞれ違ったテーマで4作品を制作いただきました。当日は、イラストをデザインしたオリジナルTシャツや原画の販売も行っています。

ヒラノ トシユキ / イラストレーター。1984年生まれ、広島出身東京在住。書籍・広告・雑誌を中心に活動/のびのびとした抽象的イラストレーションが持ち味。

Ⅱ.マンガ
私、伊藤が実際に体験した“エベレスト冒険談“をぬまた光太郎さんにマンガにしていただきました。“エベレスト冒険談“のエピソードが、1Pでは到底収まり切りそうになかったので、全16PのZINEとしても販売します!かわいいヤクの刺繍がオリジナルTシャツの販売も!

ぬまた 光太郎 / イラストレーター。漫画・アニメ・キャラクターデザイン・絵本等も幅広く手がけている/ダ・ヴィンチWEB漫画「くすぶりの詩」連載中/ユニット・ネジフセルズでYouTubeラジオ配信。

Ⅲ.ショートストーリー
フンコロガシをテーマに、「登山 × 人生」を描いたショートストーリーを今年、宣伝会議賞グランプリを受賞された石神 慎吾さんに制作いただきました。

石神 慎吾 / 作家。 ユクリエイティブユニット『TSUGI手組』を結成し東京と長野を拠点に活動中。第62回宣伝会議賞グランプリ/モットーは「早く書いて、早く寝る」。

Ⅳ.短歌
エベレストのスケールや挑戦など様々なシーン
を今年、宣伝会議賞ゴールドを受賞された谷口 泰星さんに制作いただきました。会場では、短歌をシリーズとして3首展示しています。

谷口泰星 / 歌人。1996年生まれ、京都府与謝野町出身。就活時期、偶然手に取った歌集に影響され、偶然出会った歌集を機に2018年より作歌。コピーライターとしても、 ACC ・宣伝会議賞・朝日広告賞など受賞多数。

Ⅴ.グラフィックデザイン
エベレストの山頂と稜線をグラフィックデザインで表現していただきました。会場では、こちらをメタリック印刷という特殊印刷したものをA1サイズで展示します。

竹内 駿 / グラフィックデザイナー。大阪芸術大学デザイン学科卒 onehappy所属。ポスター・CI/VI・パッケージデザイン等を社内外問わず幅広く手掛けている。

Ⅵ.キャラクターデザイン
「モフモフで宇宙服みたい!」と言われるほど特徴的なエベレスト装備である「ダウンワンピース」。それを着たキャラクターをYOSHIOKAさんにデザインしていただきました。

YOSHIOKA / アーティスト。オリジナルキャラクター「LOVEガール」で親しまれる。アパレルコラボ・音楽ジャケット・イベント等で多彩に活動。


Ⅶ.アート
もしも、エベレストの岩壁に印刷ミスが起こったら…?『黒い山』とも称されるエベレスト。その険しい岩肌と雪が織りなす雄大なモノクロの世界観を桜沢さんに『エラー』という予期せぬ現象を表現しました。平面グラフィックの枠を超えた、会場でしか見られない展示方法にもご注目ください。

桜沢 敬樹 / エディトリアルデザイナー。書籍や雑誌デザインを中心に活動/人間の手から生まれるエラーや未完成なものにハマっている/体重増加により家系ラーメンは油少なめを注文。

数々のコラボレーション作品をご紹介してきましたが、実際の展示会場では、その魅力をさらに深く、存分にご堪能いただけます!

今回、載せきれなかった“シリーズ制作作品”や画面上では表現しきれない“特殊印刷作品”による質感や迫力など、会場でしか出会えない特別なコンテンツが盛りだくさんです。

ぜひ会場へ足をお運びいただき、作品たちが放つ本来の魅力に触れてみてください。

5月17日(土)~18日(日)は、ぜひ会場で作品の本来の魅力に触れてみてください。
みなさんのご来場をお待ちしています!

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