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【ローマ・パリ】8日目 芸術鑑賞を難しくさせるのは「ねばならない思考」とみた

日本を発って1週間が経ちました。
ギンギンな日差しのおかげで、真夏の高校球児の小麦肌が近づいてきましたよ。

パリはローマと比べて古代&中世テーマパーク感が薄いものの、胸焼けは相変わらずです。
昨日は半日を休息に充てたとはいえ、テーマパークに直行するのは……まだキッツイですね〜。

ということで、近代〜現代美術に触れて、ワンクッション置くことにしました。

行き先は、パリ市立近代美術館です。
セーヌ川のほとりにあるこちらには、20世紀以降のモダンアートを中心に展示されています。
マチスの「ダンス」、デュフィーの「電気の精」が見どころの一つ。

ピカソ、シャガール、藤田嗣治などなど、一人でドームを満員御礼にできちゃうくらいの面々が「スンッ」と並んでいるところ、パリが「芸術の都」と言われる所以ですねえ。

なかでもグッと来たふた作品

1.ジャン・アルプ『Concrétion humaine, 1933』

「人体ってなんぞや?」と究極まで追求した結果「これじゃね?」って作家が掴んだ概念を、石に反映させたものらしい。

2.ジャン・エリオン『Composition abstraite, 1933』

自然の造形からインスピレーションを受けて、描かれたものらしい。

なんなんでしょうね、静かにぐわわわーって来ちゃったんですよ。
この作品ふたつに出会えただけで、「今日はヨシ」って思えちゃうくらいの。
わたしの今の状態と、これらが発する何かがバシッとハマったんでしょう。

わたしの今の状態とはなんぞや?
これらが発する何かとはなんぞや?
うわー。
そんなん、とっさに出てきませんよね。
アレは書けるけど、アレはちょっと……とか、オトナの事情や分別があるじゃないですか。

芸術鑑賞のハードルを上げているのって、「その場でうまいことコメントにまとめねばならない」っていう「ねばならない思考」な気がしてきたぞ。

その時の気持ちの動きとそこから派生する思考をその場でコンパクトにまとめるって、相当の熟練が必要じゃないですか?

こうやって、とりとめのないまま、頭の中にある途中経過を書き残しておくことが「コメント力」につながるんでしょうねえ。

やっぱり現代美術、いいな!
明日も触れてきます〜。


【お知らせ】
星読みセッションでお話を聞かせていただく際も、あなたの中で言葉がまとまっていない「あー」「えー」とか、沈黙のままで大丈夫ですよ〜。
そもそも言葉にまとまっていれば、お悩みの8割は解決できるってもんですしね。


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