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LODGE XR Talk Vol.40 に配信で参加してきました


LODGE XR Talk Vol.40に今回もオンライン参加しました。

毎月開催されているXRのトレンドトーク&体験イベントで、今回は記念すべき第40回。現地参加したかったのですが今回も時間の都合が合わず、泣く泣くオンライン視聴に切り替えました。

いつもだと概要欄に配信URLが掲載されるはずなのですが、今回はなぜか掲載がなく……。YouTubeのアカウントを探し回ってギリギリで間に合ったのでちょっとドキドキしましたw

▽前回の記事はこちら

今月はWWDCとAWEが重なった関係で、トピックの量がとにかく多かった回でした。

1. ゲストは Swift Student Challenge Distinguished Winner の電電猫猫さん

今回のスペシャルゲストは電電猫猫(@nya3_neko2)さん。
Swift Student Challenge の Distinguished Winner で、WWDC に現地参加されていた方です。

モデレーターはいつもの諸星一行(ikkou)さんと、LODGEの市川大翔さんのお二人。

2. XRトピック:今月は情報量が多すぎた

WWDC と visionOS 2

今月上旬に開催されたAppleのWWDCでは、visionOS 2 のアップデートが各種発表されました。

主なところをまとめると、

  • カスタムエンバイロメント:自分のパノラマ画像を追加できるように

  • Spatial Persona のアップデート

  • Reality Composer Pro の改善

  • Safari の Immersive Web API:WebXR Device API とは別に、Safari 独自の没入 Web 向け API が追加

  • Custom Spatial Accessories:Spatial Accessories を自分で作れる仕様が公開。秋以降に2社が発売予定と発表

Custom Spatial Accessories については ikkou さんが実際に自作を試みており、部材だけで10万円超になったという話が飛び出していました。「買ったら2万円なのに……」という笑。

電電猫猫さんのWWDC現地レポートも興味深くて、visionOS のセッションはそれなりに賑わっていたものの、Apple Vision Pro をつけて歩いているのは日本人の2〜3人だけで、Appleの社員も誰もつけていなかったとのこと。

一方でRay-Ban Meta の比率は現地でもかなり高く、「レイバンかけてる人の半分はMeta」という状況だったそうです。海外ではサングラス文化があるので自然と受容されやすい、という話は納得感がありました。

日本の方がメガネへの受容度が高く、メガネ型デバイスの普及という観点では実は進んでいる、という見方は面白かったです。

AWEとデバイスのアップデート

今回はWWDCよりもAWEの方がXR文脈での発表が多かったとのことで、デバイス関連のトピックは盛りだくさんでした。

気になったものをざっと。

Snap Spectacles(新世代)
単体で動くARグラスとして完成度が高いとの評価。ただし価格が高く、「ギリギリコンシューマー向けかどうか」というライン。

XREAL Air(Aura)
Snapdragon 搭載で、日本での先行注文が始まっていました。Google が開発を主導しているため、リリース時には対応アプリも充実している見込みとのこと。冬頃の届く予定。

Ray-Ban Meta G2
SoftBank が国内販売を開始。ソフトバンクショップで買えるようになったことで、「スマホ買いに来たらついでにメガネも」という導線ができた点が注目されていました。

ThinkAR「AiLENS V1」
6月5日に発売開始。ヨドバシ・ビックカメラでも購入可能で、価格は約89,000円。今回の体験会でもホロラボさんが展示されていました。

ROG ゲーミンググラス(XR R 1)
ASUSとのコラボによるゲーミンググラス。低遅延が特徴で、ゲーマー向けの選択肢として紹介されていました。

Spatial Web(空間 Web)の動向

AppleのImmersive Web APIに加えて、PICOも独自の空間Web仕様「PICO WebSpatial」(Reactベース)を発表。Babylon.js の軽量版「Babylon Lite」も登場と、Web系の動きも活発でした。

各社が独自仕様を出してきている段階で、将来的にこれらが揃ってくると面白くなりそう、というのがikkouさんの見立てでした。

3. 体験会の展示

Hapbeat合同会社

ネックレス型の振動デバイス「Hapbeat」の展示。Unity SDK に加えて、Python・Web 向け SDK も近日リリース予定とのことでした。東京ドームシティでの常設利用など、用途が着実に広がっています。

株式会社ホロラボ

ThinkARの「AiLENS V1」を実機展示。ヨドバシ・ビックカメラで一般購入できる点が特徴で、XREAL Air G2との比較体験ができるということで注目を集めていました。

弁当さん(特別展示)

Ursa Cine Immersive で撮影したイマーシブビデオを、M5Stack のコントローラーで制御するという展示。20K〜32K にアップスケールした映像をApple Vision Proで体験できるという内容で、「Apple Vision Proの限界を超えた映像」という言葉が刺さりました。

4. まとめ

今回はWWDC・AWEが重なったこともあり、トピックの量が普段より明らかに多かった回でした。ikkouさんが「今月は情報量が多かった」とまとめたのが正直な感想だと思います。

個人的に気になったのはSpectaclesの完成度とXREAL Airの動向、そしてRay-Ban Metaがソフトバンクショップで買えるようになったという普及の流れです。「メガネ型デバイスをどこで買えるか」という商流の変化が、普及速度に直結してきているのを感じます。

次回は7月後半を予定とのこと。アーカイブはこちらから視聴できます。


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