
【Live2Dデザイナー対談】成長を支える人がいる。Live2Dデザイナー新卒1年目のリアル
今回は、25新卒としてLive2Dデザインチームで活躍中のWatanabeさん、同チームマネージャーでWatanabeさんのインストラクターを務めたShigaさんのデザイナー対談をお届けします。
原画からLive2Dモデル制作まで幅広く担うLive2Dデザインチームの中で、Watanabeさんが新卒としてどんな1年を過ごし、どのように成長してきたのかを両者の目線から深掘り。さらにチームとして大切にしている価値観や、これから仲間になる方に向けたメッセージなど、Live2Dデザインチームの仕事と雰囲気を紐解いていきます。
これまでの歩みと、f4samuraiとの出会い

―自己紹介をお願いします。
Shiga
2018年12月に入社しましたShigaです。入社から現在までLive2Dデザイナーとして運用中のIPタイトルに携わっています。現在はLive2Dデザインチームのマネージャーを務めながら、制作業務や監修業務を行っています。
Watanabe
2025年度新卒入社のWatanabeです。Shigaさんと同チーム・同プロジェクトでLive2Dデザイナーとして働いています。
―続いて、入社前までのキャリアや学歴を教えてください。
Shiga
1社目では書店員をしていました。イラストは趣味で描いていて、友人の紹介で前職のゲーム会社に転職し、イラストレーターとしてイベント用のスチルイラストなどを描いていました。その後、f4samuraiに転職を考えていた際に「Live2Dをやってみませんか?」と声をかけていただいたのがきっかけでLive2Dデザイナーに転向しました。
▼参考記事:Shigaの単独インタビューはこちら
Watanabe
デザイン学科だったので授業内でイラストを描くことはほとんどなかったのですが、プライベートでイラストを描いたり、イラストレーターとして仕事を受けたりしていました。就職活動に向けて作品を描く時間も多かったです。就職活動は「ゲーム会社でイラストレーターになりたい」と思っていたので、ゲーム業界一本に絞って活動していました。
その中でf4samuraiへの入社を決めたのは、自分が実際にプレイしていたタイトルの運営会社だったことと、そのタイトル以外のゲームもクオリティが高くて、「この会社の一員としてゲームを作りたい」と思ったからです。最終的な決め手は最終面接の雰囲気で、Shigaさんと社長の金さんがすごくフランクに話してくださって、会社の雰囲気がとても良く感じられて。この会社ならのびのび働けそうだなと感じました。
▼参考記事:新卒入社者・内定者のイラストレーター・デザイナーのポートフォリオ紹介
「わからない」から始まった、Live2Dデザイナーとしての1年

―Watanabeさんはチームに配属直後、どんな業務を担当していましたか?
Watanabe
今後リリース予定の内容を想定して、基本的な仕様のデータを最初から作っていくところから始まりました。1か月に1制作くらいのペースで、比較的長めの期間をいただいて、過去の制作物を見たりShigaさんや他の先輩方に質問したりしながら、じっくりと実際にゲームに出るものを作る時間を用意してもらっていました。
一番難しかったのは、Live2D用のモデルならではのルールを把握することです。入社前までに描いていた一枚絵とは違って、レイヤーの順番が決まっていたり、動く前提なので、普段なら描かない部分も描く必要があったりして。最初はわからないことだらけだったので、質問しながら、とりあえず一度作って見てもらう、というのを何度も繰り返していました。
正直、気持ち的にも「全然できない」と落ち込むこともありました。ですが、先週よりも理解できた、できるようになった、という小さな積み重ねをモチベーションにして、「わかることを一つずつ増やしていこう」という気持ちで取り組んでいました。
―Shigaさんから見て、この1年間のWatanabeさんはどう映っていますか?

Shiga
本当に真面目に業務に取り組んでくれていますし、特に印象的なのは、日々の業務をちゃんと自分の中で整理して、まとめているところです。実際にスキルとして成果物に反映されているのがわかるので、提出してもらう制作物を見ていても、成長を強く感じます。
あと、わからないことをそのままにしない姿勢がすごくいいなと思っています。特に新卒メンバーは、質問すること自体に勇気がいると思うんですが、Watanabeさんは自分から聞きに来てくれるんです。プランナーとの打ち合わせにも自然に入ってきてくれるのですが、新卒入社ですぐにそれができる人はなかなかいません。その姿勢を今後も大切にして、主戦力になっていってほしいと思います。
Watanabe
質問するときは、ちょっと気持ちをためて、「よし、聞くぞ!」っていう覚悟は必要なんですけど(笑)。でも、わからないところを埋めずに進むと、あとで絶対に困るなと思っているのと、見えている疑問はちゃんと解決しておきたい、という性格的な部分もあると思います。
成長を止めないためのインストラクターとしての工夫

―Shigaさんはインストラクターとして、どのようなことを意識していましたか?
Shiga
Live2Dの業務は細かい決まりごとが多く、まずは覚えること自体が大変な仕事です。ただ、その分すごく奥が深くて、そこが飽きない部分でもあるので、“仕事の面白さ”は伝えたいなと思っていました。
実務としては、最初は原画作業から入ってもらって、そこから少しずつ段階的に難易度を上げていくようにしていました。同じ作業だけをずっと続けると単調になってしまうので、途中で違う作業も挟みながら、メリハリをつけることは意識していましたね。
―Watanabeさんは、受けたサポートの中で特に印象に残っていることはありますか?
Watanabe
特に印象的なのはフィードバックを丁寧にしていただいたことです。図を使って説明してくださるなど、すぐに理解できるようサポートをしていただいているなと感じます。それから、Shigaさん自身で直したほうが早いという場面でも、一度私に戻して「まずはやってみて」という形を取ってくださることがあって、それがすごくありがたいです。実際に手を動かして理解できた部分は多かったと思います。
Shiga
経験したことをきちんと自分の中で積み上げてスキルにしてくれていて、本当に順調だなと私も感じていますし、正直、あまり心配していないです(笑)。このメンタリティと安定感があれば今後も大丈夫。これからは原画だけでなく、Live2Dモデルの制作やセットアップ、アニメーションなども含めて、Live2D業務を一通り経験して、吸収していってもらえたらと思っています。
Watanabe
引き続きがんばりますので、よろしくお願いします! まだまだできないこともたくさんありますが、業務としてできることが純粋に増えて、前に進んでいる感覚が持てていることはすごくうれしいです。

Shiga
学生時代と比べて、感覚が変わったところもあるんじゃない?
Watanabe
そうですね、「このデータを受け取った人がどう感じるか」をすごく考えるようになりました。わかりやすいデータになっているか、先に注意点を文章で補足したほうがいいかなど、受け手目線で考えるようになって。チームで仕事をする中で意識が大きく変わった部分だと思います。
あと、憧れといいますか、Shigaさんの制作物に対するクオリティへの姿勢を本当に尊敬していて、私も真似したいと思っています。以前、制作物が急に増えたタイミングがあって、中には「なくてもストーリー的には成立する」というものもありました。ですが、そのときShigaさんが「あったほうがいい」と言って、すぐに作られていたのがすごく印象に残っていて…。
これから、原画でもモデルでもできることを増やしていって、Shigaさんのように自分の力を使って、より良いゲーム作りに貢献できるようになりたいなと思っています。
技術力と温かさを両立する、Live2Dデザインチームの魅力

―Live2Dデザインチームの特徴を教えてください。
Shiga
Live2D制作だけでなく、Live2Dの原画もチーム内で制作していることが特徴的な部署です。原画はイラストチームが担当するのが一般的だと思うのですが、f4samuraiでは原画からLive2D制作までチーム内で一貫して行っています。プロジェクトによっては衣装デザインまで担当することもあります。原画制作からLive2D制作、ディレクション、ゲームへの組み込みまで関わっているチームになります。
―Shigaさんがマネージャーとして目指しているチーム像を教えてください。
Shiga
Live2Dの完成度がゲーム内のキャラクター表現にダイレクトに影響を及ぼす部分もあるので、表情の豊かさ・動きのなめらかさを追求することはもちろん、キャラクターの魅力をより深めるためにLive2Dで出来る表現方法をチーム全体で模索していきたいと思っています。そのためにも、メンバー同士の結束力を高めながら、技術力・クオリティともに抜きんでた「強いチーム」を作っていきたいです。
採用においては、ものづくりに対してこだわりを持っている方や、キャラクター表現を突き詰めていきたい方は大歓迎です。ただ、Live2Dチームは他セクションとのやり取りも多いので、独りよがりにならず、周囲ときちんとコミュニケーションを取れることも重要ですね。

Watanabe
私がそうだったのですが、イラスト制作の経験があっても、Live2Dにはほとんど触ったことはないというメンバーもいます。そういった場合、まずは原画制作から入って、後々Live2Dのスキルを身に付けるということもできますよね。
Shiga
そうですね。Live2D原画制作にも力を入れているチームなので、原画を担当するメンバーにはイラストを描く技術がまずは重要視されるポイントになります。Live2Dの経験がない・少ない方に向けて、簡単なLive2Dモデルを作る基礎研修を用意し、仕組みを理解してもらう機会も設けています。Live2Dを理解することで原画制作もしやすくなりますし、業務全体への理解を深めることができます。
―新卒のWatanabeさんから見て、チームの雰囲気はどうですか?
Watanabe
とても温かいチームだなと思っています。プロジェクトが違うと席も離れていて、日常的に関わる機会は少ないのですが、帰り際に声をかけてくださったり、月1回のチームランチで気さくに話しかけてくださったりして。成果物共有の場でも、お互いの制作物を見て意見交換をしたり、良いところを素直に褒め合ったりする雰囲気があります。
これから、後輩になる新卒メンバーも入ってきますが、入社したばかりの頃はわからないことがたくさんあると思います。私自身、配属直後はどうしても戸惑うことも多かったので、同じような立場を経験した人間として、隣に立つような感覚でサポートできたらいいなと思っています。自分がつまずいたところで、後輩もつまずいていないかを気にかけながら、一緒に前に進んでいける先輩になりたいです。
これからの目標と、未来の仲間へのメッセージ

―今後の目標を教えてください。
Watanabe
入社してもうすぐ1年になりますが、まだ触れていない業務や理解しきれていない部分もたくさんあります。そういったところを1つずつなくして、できることを広げ、自分から率先して動ける場面をもっと増やしていきたいなと思っています。
Shiga
先ほどお話ししたチーム展望に加えて、個人的なところで言うと、Live2Dの技術は日々アップデートされているので、それに置いていかれないように、情報のキャッチアップやスキルアップを欠かさずに続けていきたいです。マネージャーという立場にあぐらをかかず、現場目線を持ち続けたいなと思っています。
―最後に、f4samuraiへの入社を検討されている方へのメッセージをお願いします。
Shiga
f4samuraiはキャラクター表現に定評のあるゲームを作っている会社だと思います。なので、キャラクターが好きな方、Live2D表現をとことん突き詰めたい方、技術的な向上心がある方にとっては、本当に楽しい職場だと思います。あまり固くならず、ワクワクしながら入ってきていただけたらうれしいです。ぜひご応募、ご入社お待ちしています。
Watanabe
f4samuraiに入ってよかったなと感じるのは、自分の好きなことを仕事として続けられていることと、配属当初からたくさんサポートしていただき、成長を応援してもらえていることです。業務も少しずつ無理なく任せていただいていて、その分、早く自分もチームに還元できる存在になりたいと思っています。ものづくりが好きで、こだわっていいものを作りたい方にとってはとても楽しい環境だと思うので、ぜひご一緒できたらうれしいです。
―ありがとうございました!
▼f4samurai Recruitサイト
▼ f4samuraiについて
▼ おすすめ記事