2025/06/15_#999_一般名処方マスタを比較するツールをChatGPTといっしょに作る<その2>
前回、厚労省から公開されている一般名処方マスタというデータが使いにくいため、ChatGPTと話し合いながら、比較ツールを作りました。
2回目の今回は、1回目のプロトタイプをベースに改良をしてみました。
一般名処方マスタというのは、一般名処方が可能な薬剤をリスト化したものです。
一般名処方というのは、処方箋に【般】という表記がされるものであり、理論上は、先発品、後発医薬品問わず、調剤できます。
ただ、制度の基本設計では、後発医薬品の導入を促すものであるため、ほぼ後発医薬品が調剤されると思われます。
厚生省から公開されているが、それがほんとにわかりにくい・・・
自分が地方の中小病院で病院薬剤師として勤務していたとき、一般名処方マスタのマスタ管理をしていました。
一覧表がとても見づらいし、前回とどこがどう変わったのか表示しておらず不親切な一覧表です。
前回の記事の詳細は↓
何を改良したか?
前回は、ChatGPTと話し合いながら初めて作りましたので、最低限の機能だけを考えました。
今回は、ユーザーのことを考えて視認性を上げました。
具体的には以下のとおりです。
ボタン操作で一般名処方マスタの取り込み、差分抽出を可能にした
説明ボタンの配置
繰り返し使えるように、一般名処方マスタの取り込みデータをクリアにできるようにした
差分結果をCSVファイルで抽出できるようにした
こちらの内容をプロンプトを使いながら、1つずつ検証しながら組み込みました。
<プロンプト>は下記の内容を入れて、ChatGPTと会話しました。
<プロンプト>
改良点を考えました。
一般名処方マスタをコピペするのではなく、ファイルを指定し読み込ませる機能をつけたい
視認性が悪いので、ボタンを配置したい
ボタンをいじるだけで簡便にできるようにしたい
ChatGPTでは具体的なVBAのコードも提示してくれるので、簡単に導入ができます。
ただ、きちんとコードが機能するか検証が必要です。
自分は、コードを入力しながら、検証もしました。
これらの作業を一人で行うのは大変だなと感じました。
ITエンジニアならすぐにマクロを作成してしまうと思いますが、一般素人レベルでは難しいと思います。
上記のプロンプトの後、次のような改善点を入れたいと思い、追加で話し合いました。
追加で、現在マスタと過去マスタをクリアにするボタンを付けたいです
こういった後付けの作業もChatGPTなら嫌がらず、たんたんと行ってくれます。
ChatGPTと話し会う中で、自分が想定していなかった機能(操作ガイド、CSV出力)を提案してもらいました。
まとめ
まるで、プロのITエンジニアと話しあいながら、作り上げている感覚があります。
自分がシステムデザイナーのような感覚でChatGPTというエンジニアに指示を出して、作品を生み出す感覚があり、とても楽しかったです。
<その1>の記事でも記載しましたが、病院薬剤師時代に独学でExcelのCSVに取り組みましたが、かなり苦戦しました。
周りにCSVにすごい理解があるヒトはいなかったので、専門書とネットが頼りでした。
専門書やネットは、どうしても個別例になってしまい、自分のやりたいことに落とし込む必要があります。
それを可能にするには、深い理解が必要でした。
今回もChatGPTを利用して、一緒に組み上げてみました。
もう少し改善の余地があると思うので、また話し合いながら作成していきます。
コメントで皆さんの意見を聞かせてください。次回もお楽しみに!
今回作成した改良版を貼っておきます。
