【エッセイ】末っ子くんの夢への道
うちの三人の子供の一番下、末っ子長男の現在小学4年生の“末っ子くん”。
彼は先日、将来の夢の作文として「ものづくりの仕事」と発表していた。
末っ子くんの「ものづくり」への情熱が爆発したのは今年の夏休みの宿題の自由工作だったが、そこに至るまでには夫の、末っ子くんが幼児期からの教え込みが関係している。
最初に教え込んだのは3段ボックスの組み立てだった。
小さめのボックスを、夫が補助をしながらネジで止めていく。
作る過程はバッチリ映像で抑えてある。
それから壊れた扇風機をバラしたり、工作の体験へ行ったり……
三人の子供の内、上の2人が女の子なので、夫はそれまでの同性の子供だったらしたいことをエンジョイしているようだ。
一方で、末っ子くんの色彩感覚は面白い。
幼児期のクレヨンを持ち出した頃から、いろんな色に塗るのだ。
いろんな色、といっても通常は
腕は赤色
胴体は水色
頭は緑
みたいにパーツで分けて塗ると思うのだけれど。
末っ子くんは、パーツで区切らずに独自の配色バランスを見せる。
一匹の犬のイラストが、虹のように塗られていたこともある。

これは最近作ったものなので、まだ配色バランスがパーツ寄りになっている方だ。
そして今年の夏休みの宿題。
自由研究か工作かの選択なんだけれど、夫と末っ子くんが相談した結果、椅子と机を作る事になったそうだ。
ノリノリの二人にまかせ、私は仕事に出ていて帰ってきたら……

デッカ!!!
どうも実用性を目指したらしい。
ホームセンターで木材を買い、道具はひと通り揃っているので夫の補助で末っ子くんが切り、組み立て、ネジ止め……
そして、色付けとニス塗りが終わり、夏休み終盤……
私は、小学校へと電話した。
「あ、〇〇先生いつもお世話になっております。あの、うちの息子の工作についてご相談したいんですけど……あの……高さが腰くらいまでありまして……事前に学校へと運び入れたいなと」
おそらく史上初の相談に、先生もびっくりしただろう。
それでも快く運び入れてくれたのはありがたかった。
その作品がコチラ

配色バランスは健在。
現在も宿題をするときに使用している。
そしてつい先日。
「これ落ちてた」
と、末っ子くんがボルトを持ってきた。
………ボルト!?
何故!!??
と、落ちていた場所を聞いたところ……
ソファーのボルトが緩んで落ちたらしい。
「ボルト、締めてみるか?」
とさっそく夫が進言する。
「机と椅子作ったくらいだもんな?」
とさらにその気にさせて……
「そうだね、ぼくにもできそう」
と、ノリノリで六角レンチを自ら取り出し、夫と共にソファーの落ちたボルトを締めに行った。
「すごーい✨さすがだね✨」
と私もベタ褒めで末っ子くんの頭を撫でる。
それにしても……
何故、ソファーのボルトが落ちたのか……
まぁ、しょっちゅうだれかさんが上で暴れてるからなぁ……
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