【第10回】 私立古賀裕人文学祭「ぼくにもできそう」:募集要項
◆開会の言葉
会場にお集りの皆さま、師走のこの忙しい時期にどうもありがとうございます。雪かきの進捗いかがですか?古賀コン10実行委員長の古賀でございます。
2014年、大谷翔平が初めて10勝10本を達成した時、彼を見つめる世間の眼差しは、確かにひと段階変わりました。
お前にできんのか?
そんな疑念を晴らすには、やはり結果を積み重ねていくしかありません。
世界一のプレイヤーである大谷選手と比べるのはあまりに烏滸がましいですが、最初は11名のエントリーでスタートしたこの催しも、前回は260名まで増え、そしてついに今回、二桁開催の領域へ一歩足を踏み入れます。
さて、さっそくですが記念すべき第10回大会、その表紙を彩る素敵なサムネイルイラストを作成してくださった「神絵師」を、ここでご紹介させてください。
イラストレーターの、絵美子さんです!!!
👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻 <ワーッ !
👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻 <サイコーッ !

👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻 <ワーッ !
👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻 <ヤバスギーッ !
んんん~~~~~~~~んっんっんっ
なんて素晴らしいの~~~!?!?!?!?!?!?!?!?
マジで~~~!?!?!?!?!?!?!?!?
てかてか、
全ッ然わたくしの中に存在しないオリジナルなセンスによって描かれているのにどうしてこうもわたくしの内面を見事に映し出しているワケ~~~?????????????
もう、怖い!!怖いくらい良い!!!
She is the(ジ) アンビリーバブルジーニアスペインター絵美子……
いや、THE(ジ)・アンビリーバブルアウサムジーニアスサイコロジカルマジカルペインター絵美子でございます~~~🙏🏻🙂↕️🙏🏻
ありがとう、そして、ありがとう。
絵美子さんのイラストを見ていると、とてもわたくしにはこんな絵は描けないなぁ、プロってやっぱり凄いなぁ、という素直な尊敬の念が、かなり素直に湧いてくる心持ちです。
その素直さは生涯の忠誠を誓う主を見つけた欧州大型犬のような類型の素直さと言って良いでしょう。いつまでも待てます。待ちきれる気がします。
それもこれも、わたくしが、歳をとったせいなのかもしれませんねぇ。
子どもの頃の「無敵感」はすっかり鳴りを潜め、最近は専ら「自分の人生では、もうできないんだなぁ」と思うことが増えてきました。
もしかしたらそれが、身の程を知るということで、世界と自分との縮尺を把握するってことなのかもしれません。
たとえばプロ野球選手。もうなれません。全然なれません。
念のため、毎年ドラフトの時期になるとジョギングなどをして身体を温めていますが、今からわたくしがプロ野球選手になるのは実際のところもう無理でしょう。でも、小学生の頃は普通になれると思ってた。広島の四番に。というか、江藤に。俺は江藤なんだと思ってた。俺って江藤じゃねえのかよ。江藤じゃないんだよなぁ。
たとえば初恋。もう落てません。全然落てません。
毎朝初恋の気持ちと何ら変わらぬトキメキゴコロを妻に感じてはいるものの、冷静に考えれば自己暗示のような気がしなくもない、グレーゾーンラブ。でも小学生の頃は普通に感じてた。ピュアでピュアホワイトな心鼓動を。妻はわたくしのことを初恋の相手だと言い張っている。さすがに嘘すぎますが、嘘も二十年吐き通せば真になる。そんな気がする。魔の領域な気がする。愛とは祈りか呪いか在り方か。
たとえば飲み終わったペットボトルのラベルをすぐに剥いて、横着せずに中身を濯ぐこと。これはついにできなかった。無理だった。人間として当たり前の行動、何度もやろうと思ってチャレンジしてみたけれど、わたくしの容姿とIQでは到底無理だった。新規事業は立ち上げられるし軌道にも乗せられるけど、ペットボトルはそのままテーブルに置きっぱなしにして三日経っちゃう。なんなら四日経っちゃう。全然経っちゃう人生だった。酷い時には20本くらい溜まっていた。あの光景はあまりにも……思春期。
振り返ってみれば、自分にもできそうか、それともできなさそうか、パッと見れば何となく分かるその感覚で、瞬間瞬間パッパッと選んで来たような気がする。
できそうだからやってみるか、できそうだけどやらないでおくか、できなさそうだけど頑張ってみるか、できなさそうだからやらないか、ただそれを決めるだけで、今いるここまでやって来たような気がする。
幼稚園。
明夫がピアノを弾いていて、ミスタッチをしたら先生が殴った。
それを見てわたくしは、僕にピアノはできなさそうだと思った。
小学校。
マラソン大会で二位になった潤を、「自分に負けたな」と言って潤の父さんは殴った。
それを見てわたくしは、僕にマラソンは無理だと思った。
マクドナルドのテレビCMに出てくる子どもが、ハンバーガーを食って「おいしい~」と言っていた。
それを見てわたくしは、「僕にでもできそう!それできそうそれ誰にでもできそうそれ!」と思った!これだ!と思った!
隣で一緒にテレビを観ていたママに「あれは仕事なの?子どもでもできる仕事というのがこの世にはあるの?」と尋ねたら、知っていることは何でも知っているママは「あの仕事は一回で100万円も貰えるのよ」と教えてくれた。100万円というのは大人になったらひと晩で消えてしまう程度のはした金ではあるが、まだ月500円のお小遣いで大喜びしていたプリティーボーイにはそれはそれは果てしない大金のように思えたものです。夢のような職業だと感じましたし、子役のギャラ事情に詳しいママって最高だと思いました。料理もすごく上手なんですよ。編み物も絵も上手でね、それでいて「人生で一度も人に感謝されたことない」が口癖なんです。かわいいでしょ?怒ると皿を割るんですよ。
そんなプリティーマッマがある時「そろそろ貴殿も高学年になるしぃ~」とかいって、「今度から女の子と目が合った時にニコッと笑うと良いことがあるよ」と教えてくれました。
わたくしはそれくらいなら簡単そうだし自分にもできそうだ、と思って、とりあえず次の日から実践しました。
「女の子が髪の毛を切ったり、結び方を変えてきたら必ず褒めなさい」とも言うので、それもできそうだと思って、素直に実行しました。
「おはようの後に必ずひと言つけ加えて何か話しなさい」とも言うので、毎朝必ずそうしました。
気付いた時には、愛の狩人になっていました。
ママンの言うことをあまり深く考えずに、ただできそうだと思って素直にやっていたら、わたくしはいつの間にか、ラブ♡ハンターになっていたのです。
自分自身、娘を実家に預けて息子と二人でディズニーに行きまくっているママ友につい最近ドン引きしていたところではありますが、考えてみればわたくしのマッマも大概です。何をしているんだと。息子に何を教えているんだと。冴えないおっさんが200万円くらい払って胡散臭いコンサルタントに教わる内容を子どもに無料で教えるなよと。
「プレゼントは持ち帰りやすいお花と何か物系とふたつ渡しなさい」とか、「付き合う前でも手は全然繋いで良いよ」とか、「足が攣ったら親指を手前に引っ張ること」とか、マッマ秘伝のラブタイガーロールによって愛の忍び頭と化したわたくしは、世間一般の「こんな青春送ってみたかった【恋愛編】」みたいな妄想を全て叶える怒涛の思春期を踊り抜き、いまこうして、のんびりとクロモジ茶をしばくに至るという訳です。
でも僕はクリスマスを独身で過ごしてみたかった。
クリぼっちがしたかった。
漫画とかで良く見かける、恋人いない同士で集まってボウリングいえ〜い!みたいな青春を一度はやってみたかった。
いいな、楽しそうだな……
楽しそう「だった」な……
クリスマスに友達とカラオケに行って、地獄の皇太子を歌いたい。BLUE BLOODを歌いたい。危険すぎるを歌いたい。球根を歌いたい……
クリスマスまでに彼女作るぞとか言って、ナカノのワックスをつけてナンパに繰り出したい……
財布に……シルバーチェーンつけたい……
安全ピンでピアス穴開けて……膿みたい……
中学の図書室の本をほとんど読み尽してしまった時、わたくしにはたぶんこの世界を救えないだろうという確信が芽生えました。
人間一人にできることには限界がある、と小説が、評論が、随筆が、漫画が、新聞が、わたくしに向かって何度も何度もそう主張してくるので、そんなに言うんならそうなんだろうと、意外とすんなり腹落ちしました。
小学生の頃は、大人になったら戦争のない世の中にしてすべての人間が手を取り合い笑って暮らせる社会をつくりたいと思っていました。けれど、どうやら無理そうだと分かりました。
わたくし個人にできるのは、わたくし自身の身の回りの何人かと手を取り合って笑って暮らすことくらいのものです。
目が合ったら微笑んだり、感謝は言葉にして伝えたり、良い所をたくさん褒めたり、似合いそうな眼鏡を贈ったり。
たとえば家族と、たとえば友人と、たとえば同僚と、たとえばいまこれを読んでくれているあなたとも。
ジャパンダートダービーのナルカミを観て、これならチャンピオンズカップはぼくにもできそうだと思いました。
こんな感じでいかがでしょうか。
【チャンピオンズカップ(GⅠ)中京競馬場 ダート1800メートル】
◎ ナルカミ
○ ウィルソンテソーロ
▲ メイショウハリオ
△ ダブルハートボンド
△ シックスペンス
△ アウトレンジ
これが、古賀コンをこれまで支えてくれたみんなに、わたくしからできる、唯一の恩返し……
っていうかナルカミの単勝に全部突っ込んじゃって良いから!
あのね!!!!!!!!!
ナルカミを!!!!!
こんなオッズで買えるの!!!!!
これが最後だから!!!!!!
Merry Christmas!!!!!!!!!!!
え〜〜〜、
「サンタクロースは、宵越しの金を持たない」
以上を開会の言葉に代えさせて頂きまして、#古賀コン10 、煌びやかにスタートいたします。
銀河を巡る文学の祭典を、どうぞ最後までお楽しみください!
👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻 <ワーッ !
◆本文学祭のコンセプト
古賀コンこと私立古賀裕人文学祭は「時給1万円の文学祭」がコンセプトの私的なオンライン文芸イベントです🐸
「1時間で書き上げた文章、優勝したら1万円」
テーマに沿って1時間で書いて出す。
ただそれだけの企画です。
ただし、この古賀コンは何と言っても「体験型のイベント」。
出す出さないは一旦置いておいて、ぜひ書いてみてください。着の身着のまま、衝動に身も心も預けてとりあえず書いてみてください。
書いてみれば必ず発見があります。
無意識に出る手癖や、気づいてなかった嗜好、思いもよらない展開、そんな驚きが得られる1時間を、ぜひ楽しんでください。
それでもし具合が良ければ、えいやあっ!とエントリーしてみてください。
途中で切れちゃっててもOK、誤字脱字だらけでも大丈夫です。
最初から最後まで全部間違っていたって全く問題ないのが古賀コンです。
皆さまからのうっかりを、心よりお待ち申し上げます☺︎
◆応募方法
エントリー作品はWeb上に公開し、以下のエントリーフォームへURLを貼り付けることで応募完了となります。(なんか良く分かんなかったらDMください。)
エントリーフォーム
公開する作品や、宣伝のためのポストなどに「#古賀コン」「#古賀コン10」をつけてもらえたら嬉しいです!(もちろんつけなくても審査には影響しないのでご安心を☺︎)
エントリー可能な投稿サイト
・note
・カクヨム
・pixiv
・エブリスタ
・アメブロ
・Hatena Blog
・monogatary.com
・調子が良い日の破滅派
・X(Twitter)
など、noteにURLを貼った際に作品のサムネイルが表示されるサイト。
小説家になろうや調子悪い日の破滅派など、noteにURLを貼ってもサムネイル表示されないサイトなどは作品のURLをX(Twitter)に投稿した上でそのポストのURLでエントリーをお願いします。
お問合せはX(Twitter)のDMか下記メールアドレスまで。
※X(Twitter)がメイン会場なのでぜひフォローして下さい☺︎
お問合せ先 1:X(Twitter)
https://twitter.com/koga_hiroto_13
お問合せ先 2:メール
※ハッシュタグ投稿ではエントリーになりませんのでお気をつけくださいませねm(__)m
◆優勝作品の選定と各賞概要
ご応募頂いた作品は古賀が責任もって拝読し、優勝作品および各種優秀賞を選定致します。また全ての作品に講評コメントを添えさせていただきます。
前回の結果発表記事はこんな感じ↓
■「最優秀古賀賞」とは
・最優秀作品に与えられる賞で、今回の優勝作品です。
・嘘偽りなく真っ直ぐに私の胸を打った作品に授与します。
・魂が震える作品、お待ちしております。
☆賞品:アマギフ的なもの1万円分
■「裕人賞」とは
・優秀作品に与えられる賞です。
・私の文学的琴線に触れた作品の中から、
・特に言葉や文章の魅力を重視して選出します。
☆賞品:何かわたしっぽい粗品
■「🐸賞」とは
・優秀作品に与えられる賞です。
・私の文学的琴線に触れた作品の中から、
・特に構成や着眼点の面白さを重視して選出します。
☆賞品:何か🐸っぽい粗品
■「🎄賞」とは
・優秀作品に与えられる賞です。
・観覧者による人気投票で最多得票であった作品に授与します。
・最優秀古賀賞/裕人賞/🐸賞とのダブル受賞も有り得ます。
☆賞品:何か🎄っぽい粗品
◆本文学祭に関する注意点
※本件は古賀裕人による私設文学祭であり、最優秀古賀賞を受賞されてもキャリアに箔はつきません。全然つきません。でも楽しい!
※運営から審査まで全て古賀裕人が一人で実施いたします。誰にも相談しません。古賀裕人がルールブックで、古賀裕人がレギュレーションです。
※それでも良いよと面白がってくださる方、お祭りをポジティブに楽しめる方のみ、ご応募ください。お祭りの雰囲気を楽しめない方、意図的に人を傷つける方はご遠慮ください。
※エントリー頂く作品数に制限はありませんが、持ち時間は1人1時間です。1時間以内に複数ご執筆頂いた場合には、全てまとめてご提出ください。ただし作品数自体は選考に影響しません。
※提出頂いた作品の著作権は100%著者にあります。が、もしこの企画が長続きして、作品集作ろうよってなったらその時はまた相談させて下さい!
※古賀コンは募集要項も応募作品も結果発表も誤字脱字だらけで毎回お送りしております。もし見つけたら優しく教えてね☺︎
奇妙奇天烈で癖のあるイベントなので、初めて参加される方はこちらも併せてご参考ください☺︎
◆応募いただける素敵な作品
ジャンルは不問です。
小説、エッセイ、短歌、俳句、詩、官能、弾き語り等、なんでもOK!
純文学、児童文学、BL、百合、青春、社畜、異世界、何でもあり!
NGなし!セリフ有なら漫画も可!
ただし募集期間内に1時間で書き上げた新作に限ります。(字数制限なし)
また後述する課題テーマが作品に盛り込まれていることが条件です。
テーマは開催回によって変わるので、毎度チェックよろしくお願い致しますね。
また規定の「1時間」をどう捉えるか、テーマをどう扱うかなどは、全て執筆者の方の自己判断にお任せ致します。自分が1時間だと思ったらそれが1時間なのだ!
※「持ち時間」が1人1時間です。1時間以内に複数の作品をご執筆頂いた場合には全てまとめてご提出ください。
◆応募いただける素敵なあなた
年齢性別国籍問わず、どなたでもご参加頂けます。
ただし、過去に支払いを受けた原稿料を時給換算した時にその時給が1万円を超えたことがある方は参加ご遠慮下さい。
※遠慮しない場合はエントリー可
◆作品募集期間
2025年12月4日(木)21時
~ 同年12月8日(月)21時 迄
※募集期間は毎回あえて短めに設定しますのでご注意下さいませ!
◎それ以降のスケジュール
・12月8日(月)22時頃 ~ 12月22日(月)13時迄:人気投票受付期間
・12月22日(月)19時頃:結果発表
・12月26日(金)21時〜:古賀コン10後夜祭@Xスペース
◆第10回私立古賀裕人文学祭テーマ
今回のテーマは、、、
「 ぼくにもできそう 」
とします。
このテーマをどう解釈するかはあなたの自由!
好きなものありったけ詰め込んだ作品、ぜひ読ませてください。
ご応募お待ちしておりまーーーす!(/・ω・)/
◆ご観覧の皆さまへアンケート投票のお願い
今回も人気投票、実施いたします。
「ええな〜これ!これええな~!」と思ったものに一票ご投票を頂けましたら幸いでございます。
もちろん全ての作品をご覧になる必要はありません。
気になって覗いたものの中から、「あなたの一番」を教えてください。
ご協力のほどよろしくお願い申し上げます☺
以上
◆主催者プロフィール
古賀 裕人(こがひろと)
博士(芸術学)、演出家、ビジネスコンサルタント
下町生まれ下町育ち。
専門は演技論、社会心理学、対人コミュニケーション。
洋服はユニクロの入り口を入って最初に目に入ったもののXLを買うだけなのですごく速い。
パイナップルを切るのが好き。
トルストイの『幼年時代』や、『岩谷テンホーのみこすり半劇場』を超える作品に出合いたくてこのイベントを主催しています。
出て来い!!未来の文芸ご意見板!!!
\ 喝っ /
