不安を煽ってまで読んでほしいnoteなんて書けない
noteを無双しているひとの記事を読むと、いつも発信内容に共通点がある。
・読み手を焦らせる
・不安にさせる
・ストレスを与える
・考える時間を与えない
・解決しなくていい
・買ったことで満足させる
・コンプレックスを共感させる
知ったこっちゃないがな。
たしかにマーケティングではそれが成功の近道だろう。
noteをマネタイズするなら。
「初心者にはわからないnoteが読まれる方法」
「1ヶ月でマネタイズするための5つの施策」
「愛されnoterが必ず書いている3つの定型文」
みたいな見出しにしたら読まれるのはわかっている。
だってわたしだってつい引っかかっちゃうもん(自戒)
どうやら、読み手の不安を煽ったり。
考える時間を与えなかったり。
「とりあえず買わせる」やり方が、今の正当なビジネスと呼ばれるらしい。
困っている人が助かるなら、それはいいことだ。
でもさ。
インスタでもよくあるPRだけど。
「これを使わないと肌が綺麗にならないから自己肯定感上がんないかも」
「子どもが怒りっぽいのは鉄不足だから鉄サプリ飲ませないと親失格」
「つみたてNISAはじめてないやつは将来惨めに暮らすことになる」
こういう強い煽りってよくあるじゃない?
「今だけ半額。美顔器を手に入れるチャンスを逃したら一生後悔するし、美肌になれなかった子供にも恨まれちゃうかも」
知らんがなすぎるんだが。
ただねぇ、わたしよくこれハマるんですわ。
根が単純で自分に自信が持てないタイプだから。
情報商材から、化粧品からダイエット衣類まで、夜中にスマホ見てて「これ絶対買わなきゃ」って焦って不安になって買って。
当たり前だけど、フツーの商品で劇的ビフォーアフターみたいな効果はないわけ。
下半身を痩せたくて、着圧レギンスを3本も買ったのは、夫に内緒だった。
レギンス履いたくらいで痩せられるなんて、本気で信じた訳じゃない。
痩せたいと願うほど肥ってもいない。
でも、履くだけで痩せるなら、もっと自分を好きになれるかもしれないと思わせるのが、マーケティングだ。
夢を見たかったわたしは、格好のカモだった。
なにを買ったって、生活の質が根本から向上するようなものはない。
自己満足の範疇を出ない。
効果を保証するとは薬機法で言いきれないような商品と煽り文句。
ええんか、これ?
やだなぁ。
汚いなぁ。
お金の匂いしかしない。
なのに買ってしまう。
うんざりする。
わたし、単純すぎるし、バカ正直に不安煽られすぎだし、即決しすぎ。
まんまと罠にハマってる。
単純というか、純粋というか。
わたしがとても他人を疑わない脳みそをしていることがバレてしまって少し恥ずかしい。
でもね。
でもね。
焦って不安になって買ったもので、心から満足した商品は有形無形含めてひとつもない。
ノウハウとか。
攻略法とか。
専門家が教えるプロのやり方とか。
もうね、お腹いっぱい。
そんなの買い続けても、わたしは幸せになれなかった。
だから買うのを止めた。
わたしに刺さりそうな商品を紹介するインフルエンサーやnoterのフォローはことごとく解除した。
見なきゃいいのよ。
欲しくならなければ負けないの。
(でもたまに負ける)
わたしが自分の意思で買って過去イチ笑ったのは、岸田奈美のキナリ☆マガジンだった。
ノウハウとか攻略法なんてどこにもない。
荒唐無稽な彼女の日常が、こってこっての文章で綴られていた。
彼女自身の葛藤と視点と感情が、ドロドロにに詰められて、わたしの前に綴られていた。
読んでも読んでも岸田奈美だ。
金太郎飴みたいに、ずっと、岸田奈美の濃い世界が広がっている。
便利グッズの紹介も痩せる魔法も、イケてるnoterになれる呪文も書いていない。
ただ彼女が不器用に、謎すぎるテンションで生きていることの黙示録みたいだ(にぎやかだけど)
「買って、読んで、良かった」
noteを伸ばす施策みたいな有料noteも、実は結構買った。
ノウハウ系のメンバーシップにも入っていた時期もある。
読まれる方法とか、テーマの絞り方とか。
気になるからつい買ってしまう。
ほんと、マーケティングってやつは、人の弱みにつけ込むのが上手いぜ……
でもマーケティングは所詮小手先のテクニックだ。
そもそもわたしには、テクニックで文章を書くスキルがない。
好きなことを書いて笑ってもらえたら嬉しいだけ。
伸ばすノウハウとわたしは真反対に存在する。
無用の長物すぎた。
そもそも論だ。
わたしは誰かの役に立てるようなことなんて、書けない。書く気もない。
でもわたしが書いたものを読んで、誰かが笑ってくれたり、分かってくれたら、すごく嬉しい。
もちろん公開する以上、数字も気になる。
そりゃ気になるよ。
有料noteを売りたい。
不労所得あるってドヤ顔キメたい(今んとこ無理そう)
だけど、他人にストレスを与えて文章書く方がストレスやんか。
そんなん絶対したくない。
書き手のわたしにも、読み手のあなたにもストレスがない文章をわたしは書きたい。
それでマネタイズできないとか、エンゲージメント率が伸びないなら。
わたしは、テクニックやノウハウを活かしきれない負け犬でかまわない。
「伝わる努力」じゃなくて「読まれるテクニック」のために、自分の書きたいことを歪めるのはちがう。
わたしのあほみたいな葛藤は、有り合わせの教訓として無難に纏まりたくない。
魅力があるとかないとか。
マーケティング的に成功してるとかしてないとか。
商業ベースに乗れるか乗れないかとか。
もうそんなん。
全部いやだ。
わたしは、わたしのままでいい。
note大賞がとれなくても。
フォロワーが増えなかったとしても。
メンバーシップで月間100万円稼げなくても。
商業作家になれなくても。
大金持ちになれなかったとしても。
わたしはわたしが書きたいものを、わたしが持っている熱量で書く。
結局のところ、それしかできないのだ。
マーケティングの上手い戦略なんか立てられない。
上っ面綺麗な言葉と不安を煽る文章に加工された感情なんか、クソ喰らえ(お下品)
わたしはわたしの感情のうねりを書くだけだ。
笑って欲しくて。
しょうもねぇやつもいるんだなって思って欲しくて。
勢いと憤りと怒りで書く。
スキルもノウハウも文章の型も、なにもなくたって書ける。
わたしの正解はわたしが決めたほうが、きっとストレスは少ないはずだ。
いいよ!!
このままいこう!!
つまんない、は敵だ。
猿萩レオンさんの記事を拝見して、わかりみが深すぎて、今日の記事を書く勇気が持てました。
レオンさんありがとう。
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