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【看護師の処方箋】睡眠薬が欲しい同僚と、揺れる私の気持ち

「私も睡眠薬飲もうかな…。えんちゃんは何を飲んでるの?どう思う?」

そう同僚に相談された日の話。

1. 私の葛藤

飲まなくて済むなら薬なんて飲みたくない私。
でも、これ(睡眠薬)がないと眠れない私。
依存性があるのも確かだし、止めたくても止められない今がある。だからこそ、「いいんじゃない?」とは簡単には言えなかった。

2. 同僚への視線|どうして眠れないのだろう

入職して数ヶ月。 慣れない職場で、なじもうと必死だった。分からないことだらけで、頼る人もなく、精一杯だったのがわかる。
「ここで頑張らなきゃ」
というプレッシャーに押し潰されそうになって
眠れないんじゃないかな。
私がいつもそうだからその時、自分の同僚の気持ちがリンクして強い動揺が押し寄せてきた。

私も“眠れない夜”を何度も経験してきた。
あの、心の奥がきゅっとなるような感覚を知っているから、
彼女の言葉が他人事に思えなかった。

私がすべきことは、眠れないあなたに薬の種類や効果を教えることではない。
かと言って否定することでもない。

「眠れないくなっている原因に」
に手を差し伸べることなんじゃないかな。

3. 睡眠薬についての私の捉え方

眠れないことは何よりも苦しい。
眠れない間に押し寄せる不安、明日へのプレッシャー。過去のトラウマが押し寄せてきて、自分をまるごと否定したくなるそんな夜がある。

そんな時に薬を飲むことを、私は否定しない。辛すぎる時は、心を守るために頼るべきだ。

でも、それは「対症療法」なんだ。

「熱があるから薬を飲む」のと同じように、「眠れない」という症状を一時的に和らげているだけ。眠れない根本原因は、疲弊したあなたの心にあるかもしれない。

だから、それだけに頼らないでほしい。

もし、飲むならどうしても眠れない時にだけ飲む「頓服」という選択肢もある。

ストレスを和らげるためのサプリや飲み物なんていうのも今は売られている。
沢山ある選択肢の中から選んでみるのも良いのかもしれないな。

4. 私の答え|明日、正直に伝えてみよう

相談された時は、うまく伝えられなかったけれど、私は明日、この正直な気持ちを伝えてみようと思う。
薬は「悪」じゃない。 でも、薬以外の方法はないかと一緒に考えてあげたい。

頑張りすぎているあなたへ。
「薬の力だけじゃくて、誰かの助けを借りながら、心を休めていいんだよ。」ってそう伝えたい。

5.後日談|新たな気付きとこれから

翌日、彼女に私の気持ちを伝えた。

確かに慣れない緊張や、プレッシャーがあった事に気づいたそうだ。
声をかけて貰えてよかった、みんなが心配してくれているって分かって良かったと話していた。

更年期もあるのかなと、新しい気づきもあった。
とりあえずヤクルトのんでやり過ごそうと思っているらしい。

これからも、私にできるやり方で、彼女を支えていこうと思う。

そして、眠れない夜を抱える誰かの心にも、
そっと寄り添える私でありたい。

最後まで読んでいただいて本当にありがとう。
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