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空き家再生DIY|昭和の家が令和で生きる道|障子リメイク編

こちらの記事は、「空き家再生DIY|昭和の家が令和で生きる道」の「障子リメイクの巻」、「むかつくんですけどの巻」の合体版です。

空き家再生DIY|昭和の家が令和で生きる道|フローリングの貼り替え編
空き家再生DIY|昭和の家が令和で生きる道|土壁からの脱却編の続きとなります。


とりあえず、洗う


平成初期築だけれど、昭和を代表するような家。
築35年、5Kの空き家には和室が3つある。

「和室は、洋間に変えたい。
キッチンと表の和室は一体化してLDKにしたい。」

内見に来られた方々は、みな、そう言う。

リフォームしていただくのはOKだけれども、その費用、プロに頼んだら、何十万単位になっちゃう。

内見に来られた方々も、その費用の概算を聞くと、ドン引きする……。

だから、とりあえず現状でも「これなら住みたいかも」って思える状態にはしたいと考えて、費用を抑えながら、イマドキに近づけようと考えている。

でも、そこに立ちはだかる「こうあるべき。元の状態に戻すべき」の大魔神・父。

今回の作業では、とうとう父娘のバトルが表面化!?


3つもある和室には、欄間用が4枚と一般的なサイズの障子が6枚あった。
そのうち、下がガラスになっていて、上げ下げできる雪見障子が4枚。

どれも、年季が入っていて、障子の色が悪くなっていたり、破けていたりした。

こんな状態のままじゃ、売却も賃貸も見込みがない。
ちょっとでも小ぎれいにしなければ、と思う。

昔は、年末になると障子の貼り替えが恒例行事みたいなところがあったけれど、高齢のひとり暮らしでは手が回らなかったのだろう……。

随分なありさまだ。

自分ではそう思うが、他人に言われると切ない。
93歳までひとり暮らしをしていた伯母のメンツのためにも、きれいにしてあげたい。


最近は、破れにくい障子とかおしゃれな障子も出回っているようなので、それらを貼り替えるって手もあるけれど、ポリカプラダンとか貼り付けてしまった方がお手入れも楽でおしゃれじゃないかと思ったりもする。

桟もブルーグレーやシャビーな白や飴色とかこげ茶とか、塗り直したら、おしゃれになりそう♪

と妄想したら、やってみたくなった。

まだ市場調査もしていないので、方向性はわからないけれど、まずは障子をはがして、洗わないと埃だらけだ。

というわけで、とりあえず洗う!

案外イケるんじゃない?

わたし自身も賃貸生活では、障子のあるところがなかったので、紙を破いて洗うなんて子ども時代以来だ。


最近の障子は、外れやすくなっているらしいけれど、ここの障子たちは、がっつりくっついていたので、こびりついた障子は結局ブラシで濡らしながら洗った。

ひとりで作業したので、2時間近くかかった。
足もズボンも濡れてしまった。
暖かい日に作業して正解だったなと思う。(笑)


わたしが欄間の分を作業していなかったので、
「やり残しているぞ」
と、父が声をかけてきた。

「それは外したままにしとくから、洗わないよ」
というと、とても不満そう。

結局、自分で洗ったらしい。


夕方、干していた障子を室内にいれる。
さっぱりとした桟だけの障子、思ったよりも見た目がよかった。

案外、このままでもイケるんじゃない?

しばし、放置

クロスやら全体が決まってから、色を塗るなり、障子を貼るなりすればいいと思えた。

当初、設置されていた場所とは違うところで、この裸になった障子たちをはめ込む。

一般的な障子は、もともと奥の和室に窓と併用して設置されていた。
これを玄関と表の和室の境に設置。

雪見障子は、表の和室と縁側との境に設置されていたものをキッチンと表の和室との境に移した。

ちょっとしたパーテーションみたいだ。
半透明のポリカプラダンでもいいかも。
薄いカーテンでもいいかも。

妄想を楽しんでいるところに父、登場。

「このままか?」
障子を貼っていないことに不服そう。
「こっちにつけるのか?」
場所移動したことも不服そう。

「おしゃれでいいと思うよ」
といってみたものの、納得いかない様子。

「障子貼らないでいてね」
と念を押しておく。

「お前が住むんじゃないんだぞ」
と父からも念を押される。

いや、わたしは絶対住まないし。
そういう父だって住まないじゃん。
こっちの方がイマドキで需要は上がるのに。

口答えは心のなかだけにしまっておいた。

少し冷却期間が必要かも。
しばし、放置だ。

むかつくんですけど

問題は問題だと思うから、問題なんだ。

そうよね、問題だと思わなければ問題なんかないわけで。

空き家がある。
だから、どうした?
わたしの財布からその維持費がでてるわけじゃないし、別に関係ないわ。

それだけのこと。

それをだ!

ゴミ屋敷のようになっていた家の片付けをしたり、不動産や市役所を訪れて相談したり、空き家バンクの登録や補助金の情報を集めたりした。

リフォームの見積もりや相談にも行った。
入居を検討している親戚を連れて、ショールームにも行った。

そして今、活用するための模索をしながら、リフォームDIYしてる。

なのにだ、「お前が住む家じゃない」だと!?

むかつくんですけど。

ただでさえ、広いからと断られているのに。
高齢者だったら、バリアフリーじゃないと入居しないし、子育て世代は昭和の家には住みたがらない。

それを昭和の家に戻して、どうなる?
見込みないよ?

世代の違いか価値観の違いか……
ため息が出る。

わたしは住まないけど(笑)

やりたいことはいっぱいあるけれど、少し放置してみた方がいいと思う今日このごろ。

外から覗く室内も雰囲気がよくなったのが実感できて、うれしい。
誰かに見せびらかしたい気分。

ちょっとだけ、ここでの生活が目に浮かぶようになってきたんだよ。

わたしは住まないけど(笑)



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