【月額型】BtoB営業代行会社の選び方とおすすめ5選|成果報酬型との違いも解説
月額型のBtoB営業代行とは、成果件数に関わらず月額固定費で営業活動を委託できるサービスです。
会社によってカバーする範囲はさまざまで、アプローチの実行のみを担う会社から、リスト作成・文面設計・改善提案まで一手に引き受ける会社まで幅があります。
本記事では成果報酬型との違いを整理したうえで、月額型を選ぶ際の判断基準とおすすめ5社を紹介します。
月額型と成果報酬型は何が違うのか?
BtoB営業代行の料金体系は主に「月額型(固定報酬型)」と「成果報酬型」の2つに大別されます。
【月額型(固定報酬型)】
毎月一定額を支払い、事前に合意した営業活動を委託する契約です。
アポイント獲得数の増減に関わらず費用は固定されるため、コストを安定させながら中長期で改善を重ねられます。
【成果報酬型】
アポイント獲得1件ごとに報酬を支払うモデルです。
初期費用が低く見えますが、アポイント1件あたり3〜5万円(決裁者や大手企業など難易度の高いターゲットはそれ以上)が目安で、月30件を目指すと月額コストが50万〜150万円規模になるケースもあります。
また「アポ数を増やす」インセンティブが働く構造上、ターゲット外への強引なアプローチや質の低い商談が生まれやすいリスクがあります。
一方で、初期費用を抑えてスモールに試せるため、短期の市場テストやスポット施策には適しています。
BtoB商材、特に高単価・長期検討型では商談の質が成約率を左右します。
そのため、品質を管理しながら費用対効果を安定させやすい月額型を選ぶ企業も少なくありません。
成果報酬型を軸に検討する場合は、対応会社を一覧で比較できる下記の記事が参考になります。
成果報酬型のBtoB営業代行で注意すべき5つのリスクとは?
前述のとおり、成果報酬型には「アポ数を増やす」インセンティブが構造的に働きます。
BtoB商材、特に高単価・無形商材の新規開拓では、それ以外にも注意しておきたい構造的なリスクがいくつかあります。代表的な5つを整理します。
1.アポイントの「質」の低下(量への偏重)
成果報酬型は「アポイントの数」がそのまま代行会社の売上に直結するため、品質よりも数を優先するインセンティブが働きやすくなります。
その結果、ターゲット外の企業や、「とりあえず情報交換だけ」「ご挨拶のみ」といった確度の低いアポイントが量産されるリスクがあります。
アポ数は増えても有効商談や受注に繋がらなければ、結果的に受注単価(CPA)が悪化してしまいます。
2.リソース配分の偏り(稼働してもらえないリスク)
代行会社が複数の成果報酬案件を並行して抱えている場合、構造上どうしても「アポが取りやすい(割の良い)案件」にリソースが集中しやすくなります。
そのため、難易度が高い商材や小規模な案件は後回しにされ、契約したものの全く稼働してもらえないといった事態に陥る可能性があります。
3.プロセスのブラックボックス化と管理の難しさ
結果(アポ獲得)のみが重視されるため、アプローチの過程がブラックボックス化しやすい点もデメリットです。
「どのようなトークで断られたのか」「どの企業層の反応が悪かったのか」といった活動内容の報告(レポーティング)や、それに基づく改善提案が行われないケースが多く見られます。
これにより、PDCAを回して営業の勝ちパターンを見つけることが困難になります。
4.短期的な成果の追求
目先の成果を追う力学が働くため、顧客とじっくり信頼を築いていくような中長期的な関係構築を目的としたアプローチには不向きです。
5.適切な価格設定の難しさ
「どこからを成果(課金対象)とするか」の定義を明確にしておかないと、無駄な出費に終わるリスクがあります。
一方で、受注などの深い地点を成果地点に設定すると、代行会社側がコントロールできない変数(自社の商材力や営業担当のクロージング力など)が多くなるため、適切な価格設定を行うこと自体が困難になります。
これらの理由から、特に「無形かつ高単価な商材」や「大手企業の決裁者開拓」など、量よりも質が求められる営業活動においては、成果報酬型がミスマッチになりやすい傾向があります。
BtoB営業代行で月額型が選ばれる3つの理由とは?

1.「本当に取りたい企業・ターゲット」へのアプローチがしやすい
成果報酬型はアポが取りやすい相手への偏りが生まれやすく、本来アプローチしたいターゲットへのアプローチが後回しになるケースが出てきます。
月額型であれば、狙いたい会社・役職に絞ったアプローチができ、質の高い商談を積み重ねやすくなります。
2.改善活動がサービス内に含まれる
月額型は文面改善・リスト見直し・アプローチ手法の変更といった改善活動もサービス範囲に含まれることが多いです。
成果報酬型では改善に工数がかかるため、追加費用になったり、後回しにされたりすることがあります。
3.社内承認(稟議)が取りやすい
月次で金額が決まっているため、経営層や経理への費用説明がしやすくなります。
成果報酬型では月によってコストが大幅に変動し、予算管理が複雑になることがあります。
月額型営業代行を選ぶ3つの判断基準とは?

月額型を選ぶ際にチェックすべき判断基準は以下の3点です。
【判断基準1】どれだけ多くのアプローチ手法に対応しているか
一つの手法だけでは、そのチャネルを使わない相手・届きにくい相手へのアプローチに限界が生じます。
電話・メール・SNS・手紙など複数の手法を、状況に応じて組み合わせられる会社を選ぶと、より幅広いターゲットに確実に届けられます。
Emoooveでは、LinkedIn・Facebook・X・電話・手紙(CxOレター)・フォーム・メールの7チャネルを状況に応じて組み合わせる体制を持っています。
▼EmoooveのHPはこちら
【判断基準2】ターゲットの情報をどこまで特定できるか
精度の低いリストでは、担当者が変わっていたり、そもそも目当ての相手に届かなかったりする無駄が増えます。
「会社名+代表番号」のような大まかな情報だけでなく、部署名・役職・個人名まで特定してアプローチできるかどうかが成果を出す鍵になります。
Emoooveでは10以上のデータソースを統合した540万社・770万名規模の独自データベースを活用し、個人名・部署直通番号まで特定したアプローチが可能です。
【判断基準3】改善をどこまで一緒にやってくれるか
レポートを送ってくれるだけの会社と、「なぜ反応が少ないのか」まで分析して改善案を出してくれる会社では、3〜6ヶ月後の成果に差が出やすくなります。
定例ミーティングでの改善提案はあるか、担当者が複数の目でチェックする体制があるかを確認してください。
Emoooveでは品質管理者(PO)・プロジェクトマネージャー(PM)・実行担当(AE)の3層体制で人の目を入れたPDCAを回しています。
どの月額型営業代行を選べばよいか?
月額型に対応する代表的な5社を紹介します。
1. 株式会社Emooove
7チャネル(LinkedIn・Facebook・X・電話・手紙・フォーム・メール)を月額型で並行運用するBtoB特化の営業代行サービスです。
10以上のデータソースを統合した国内最大級の独自DB(540万社・770万名の決裁者情報)を基に精度の高いリストを作成し、個人名・部署直通番号まで特定してアプローチします。
品質管理者(PO)・プロジェクトマネージャー(PM)・実行担当(AE)の3層体制で、SaaS・人材・コンサル・システム開発など幅広い業種のBtoB企業100社以上の支援実績があります。
【費用】
Emoooveの平均単価は月額40万円(税抜)が目安ですが、行動量や目標アポ数に変動するため、状況に合わせたご調整も可能です。
2. 株式会社セレブリックス
1,400社・12,700商材以上の支援実績を持つ28年の歴史がある営業支援専門会社です。
「顧客開拓メソッド®」と呼ぶ独自メソッドでデータやログを活用し、成果が再現しやすい営業の仕組みを構築します。
営業代行・インサイドセールス支援からセールスイネーブルメントまで、営業組織全体を支援するサービスラインを持ちます。
【費用】
要問い合わせ
3. 株式会社アイドマ・ホールディングス
東証上場の在宅ワーカー活用型の営業支援企業です。
「Sales Platform」を通じ、680万件以上の法人DBを活用したリスト作成・マルチチャネルアプローチ・SFA・MAをワンプラットフォームで提供します。
ツールと人員の二軸支援が特徴で、7,500社以上の支援実績を持ちます
【費用】
要問い合わせ
4. 株式会社コムレイズ・インキュベート
起業経験者やプロフェッショナルセールスによる営業支援会社です。
SaaS・IT・コンサルなど無形商材に強く、月額固定型での新規開拓・テストマーケティング・ソリューション営業をワンストップで対応します。
【費用】
要問い合わせ
5. 株式会社スタジアム
テレアポ・インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスに対応するBtoB向けワンストップ営業代行サービスです。
営業戦略立案から実務まで一貫して対応し、課題ヒアリングから受注・顧客フォローまで一気通貫で支援します。
【費用】
要問い合わせ
目的別:どの会社が向いているか?
【費用を抑えてまず試してみたい場合】
どんなアプローチが効くかをまだ探っている段階、または予算を絞って始めたい場合は、「最低契約期間が短く、少額から始められること」が条件になります。
スモールスタートに対応しており、小さく始めながら複数のアプローチ手法の中から効果的な組み合わせを見極められる代行会社が最初の一社として向いています。
【大手企業・決裁者への営業を強化したい場合】
担当者ではなく決裁権のある経営層・部門長クラスへ直接アプローチしたい場合は、「決裁者個人まで特定できるDB」と「相手に届くまで手法を変えられる複数チャネル」の両方が必要です。
【営業の仕組みごと整備したい場合】
代行を通じて自社の営業力も底上げしたい、または組織全体の営業プロセスを設計し直したい場合は、「実行だけでなく、再現性のある仕組みづくりまで支援できること」が条件です。
月額型は3〜6ヶ月かけて改善サイクルを回すことで成果が出やすいモデルです。
短期解約を前提にするより、継続して改善できるパートナーを選ぶことを優先してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 月額型と成果報酬型、BtoBではどちらを選ぶべきですか?
A. 大手企業の新規開拓や決裁者へのアプローチを目的とする場合は、月額固定型が適しているケースが多い傾向です。
成果報酬型はアポが取りやすい相手への偏りが生まれやすく、商談の質が低下しがちです。
高単価・長期検討型の商材では、質の低いアポを量産するよりも、本命企業との商談にこだわれる月額型の方が費用対効果が出やすくなります。
ただし市場テストや短期施策では成果報酬型も有効で、自社の目的と予算管理方針に合わせて判断することが大切です。
Q. 月額型営業代行の費用相場はいくらですか?
A. サービス内容・対応チャネル数・担当者のスキルによって大きく異なります。
アプローチ実行中心の会社は月額20〜40万円程度から対応可能なケースが多く、複数チャネル対応・戦略設計込みの総合型では月額50〜90万円程度が目安になります。
Emoooveの平均単価は月額40万円(税抜)が目安ですが、行動量や目標アポ数に変動するため、状況に合わせたご調整も可能です。
Q. 月額型で成果が出ない場合はどう対応すべきですか?
A. 月額型は改善サイクルを回してこそ成果が出やすいモデルです。
開始後2〜3ヶ月は検証期間として、アプローチ先・文面・手法の改善が実際に行われているかを確認することが重要です。
定例ミーティングで改善提案を受けられるか、また改善の根拠となるデータが共有されているかを選定時に確認しておくと、成果が出ない場合に早期対処しやすくなります。
Q. 複数のアプローチ手法を並行して使える月額型の会社はどこですか?
A. 月額型で複数のアプローチ手法を並行運用できる会社は多くはありません。
Emoooveでは7チャネル(LinkedIn・Facebook・X・電話・手紙・フォーム・メール)を月額型で並行運用しており、ターゲット企業の状況や反応に応じて手法を組み合わせながら改善サイクルを回しています。
▼EmoooveのHPはこちら
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監修者情報

「決裁者アポイントの獲得」に特化したBtoBアウトバウンド営業・営業代行のスペシャリスト。株式会社Emoooveを創業し、データとテクノロジーで商談獲得を科学する「営業5.0」を提唱。
LinkedInや手紙(CxOレター)など7チャネルを最適化するマルチチャネル営業代行を国内で確立し、BtoB企業100社以上の新規開拓を支援。
国内初のLinkedIn営業支援のパイオニアとして国内で唯一「営業文脈」でLinkedIn Japanと連携。
著書『BtoBセールスを加速するLinkedIn Sales Navigator活用術』はAmazon売れ筋ランキング6部門で1位を獲得。
最終更新:8月15日
