特集 天地成行、某大学で講演・学生からの感想part17「話を聴いて精神疾患当事者にさらに寄り添いたくなった」
“Listening made me want to support people with mental illness even more.”

おはようございます、こんにちは、こんばんは
縁パワメントおじさんの、天地成行(てんち・なりゆき)です
本日の「母と息子の8050クッキング」は、白だしを使い切りたいという母・はるみ(85)のリクエストで、素麺(そうめん)の出汁を大量に作っただけなのでお休みであります。その代わり昨日お買い物で出た500円クーポンで母に700円代の寿司六貫セットを買いに行こうとおもってます
そういえば素麺で『ココロトトノウ、俳句ごっこ』(自費出版、セルプ周陽印刷。2023)にてこんな句があります


ばてし胃の食欲そそる冷素麺
短律の自由律俳句です。河村正浩師匠の添削句になります
『ココロトトノウ、俳句ごっこ』をご覧になりたい方は、山口県立大学名誉教授の安渓遊地先生(人類学・地域学)の研究ブログにWEB先行版(無料)がありますのでどうぞご覧ください
→天地成行)定形俳句第一集「ココロトノノウ、俳句ごっこ」 ネットで先行発表 #河村正浩 さん指導 RT_@tiniasobu - 安渓遊地
それから、今回はミニコミ誌『みんつど』でたくさん写真を彩ってくれた、島根のタカさんの写真を文中に挿入していきますね!

はい、ここからが本題です
この連載では、40代のおじさん当事者が、自分の子どもほどの世代の
これからの福祉や心理、医療に携わる、有望な学生さんになにが伝わったか
ということについて、ご理解がある学者さんを通じて、ご縁があった方々の
意見をみなさんに披露させていただき、天地成行の精神疾患啓発活動の一環とさせていただきます。ご了解くださいませ。
2022年某大学で、天地成行が二回生向けに「精神保健福祉の原理」という授業でゲストスピーカーとして呼ばれた授業での学生さんの感想をご紹介することにする。参加者は二十六人であった。ここで天地は、「精神障害をポジティブにとらえる」というメーンテーマで六十分、質疑応答で三十分ほどを使い学生たちと交流を深めた。
(資料)
精神障がいをポジティブにとらえる
●長い人生で棚卸ができる→自分の性格や特性についてメモをとったり考えたりするよい時間が持てる。自分のトリセツなんかがまとめられる
●本当の人間関係ができる→偏見がある人、友達と思っていた人が断捨離できる!人間関係がきちんと整理され理解者だけが残ってくれるふるいにかける機能がある。
●つつましやかに生きる、たくましく生きることを学べる→収入が少ないことを前向きにとらえられる。
●人生底辺ゼロからの逆襲を自分で脚本する楽しさ→入院中に憤りがあった時に主治医からは、「納得いかないことを、立場が上の者に強く言いたいことをずばり言うことはありだ」と言われる。これまでおとなしくしていた自分に革命が起きる
●経済的にも制度は結構あるものだ→働いていたから、休業補償、傷病手当金、障害厚生年金など(失業手当は捨てた)
●居場所も実は地域に案外ある→当事者会、家族会、リワーク、デイケア、作業所、ナカポツ、図書館
●地域差はあるが復職支援なども充実の世の中に→地域障害者職業センター、就労移行支援事業所もIT系など含め多種多様に、ハローワークでは所得制限年齢など制限あれど、月10万円もらいながら訓練うけられたりできる
●メンテナンス活動(料理)を大切にできる→講演で一番ウケる話が料理。母の料理休みの日を設けて、作っているが、今ハマっているのはシイタケのツナマヨチーズ焼き。(シイタケのいしづきをとり、傘の部分をフライパンで焼く。ツナ一缶(油漬け)にマヨ大さじ1、しょうゆ小さじ1を混ぜたたねを傘の中に入れる。そしてとろけるチーズをたっぷりシイタケの上にかぶせて、のりきらないほどにのせてわざと焦がす。これが手軽でウマイ)。
●家族愛を再確認できる。
●何もなくなったところから、信用をゼロから作り直すよいきっかけになる。
●自分ができることがすごく制限されるので同じ年の健常者より、人に優しくなれて、受容できることも多々あると感じる
●個人的には、自分を掘り下げ研究し、発信を続けることで、組織にいるより本やテレビやラジオや講演など新たな自分が発見できた。母校にて話ができた!
◇ ◇
以下、学生さん感想である。見出しはわたしがつけた。第17回目です。(文章は原文に少し読みやすく、若干、天地が編集してます)

T 話を聴いて、精神障害当事者を支えたい思いがより強くなった
今回は、統合失調症の当事者である天地成行さんに話を聴くことができた。私には以前親戚で統合失調症患者だった身内がいるが、症状について詳しく聞く機会はなかった。統合失調症を実際に経験した方からお話を聴くというのは、これからクライエントと実際にかかわりを持ち、話を聴くうえで必要だと感じた。
天地成行さんは、山口県のご出身で、島根大学の農学部を卒業されたあとに、東京都の新聞社で働いていた。当時の激務などが原因で統合失調症を発症された。休職と復職を繰り返し38歳で退職。その後躁状態を発症するようになり、統合失調感情障害になり入院されたそうだ。
私の天地さんへの第一印象としては、精神障害を抱えている人には見えなかった。天地さん御本人は、自分は受け答えができるタイプではあるため気づかれにくいと仰っていた。精神障害を抱えている方の中には、障害を抱えているとは気づかれない場合もあり、他人からの発言や態度によってより苦しむ方もいるのではないかと思った。
天地さんは入院中に自由律俳句を始め、入院予定期間を半年短縮したということを聞いて驚いた。それほどまでに人生において趣味や特技の存在は、人生を豊かにすることがわかった。天地さんは、自由律俳句で句集を出されていて、自分の好きなことを形にすることは大変な作業だったと思うが、非常に素敵なことと感じた。

また天地さんは、これまで経験したエピソードをたくさん話してくださった。個人的に印象に残ったお話は、担当の医師やカウンセラーに、「できないことよりもできることをするよう」に言われたことである。これは精神障害を抱えた人だけでなく、すべての人が意識しても良いことで、考え方を変えることで自分の心のバランスが安定しやすくなると感じた。
今回、天地さんのお話を聴いて精神障害者の方への接し方の意識が変わった。私個人の意見だが、当事者の方が安心してお話ができるように気遣いながらも、できるだけ自然に接することが良いのではないかと思った。しかし発言や、態度によって日常の中で思わぬトリガー(引き金)を生んでしまうことも知った。統合失調症は難しい病気だが、それと闘う当事者を支えたいという思いがより強くなった。

Tさんありがとうございました。一つ前の学生さんのリンクは
→特集 天地成行、某大学で講演・学生からの感想part16「精神障害者で当事者をすべて『くくらない』ことだ」|天地成行(てんち・なりゆき)|祝祭編集者。語りと祈りの編集者
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→みんつどのクリエイターたちをご紹介(⭐ “Here are the creators who have contributed to Mintsudo.”)|天地成行(てんち・なりゆき)|祝祭編集者。語りと祈りの磁場づくり、母と息子の「8050クッキング」
🔗 中国新聞による紹介記事(2022)
🔗 中国新聞「心の健康と向き合う本」(2024)
🔗 中国新聞による闘病・祈りの記事(2021)
🔗 函館新聞による対談本紹介(見出し掲載)
https://digital.hakoshin.jp/search?query=天地成行
🔗 国立国会図書館「みんつど」書誌情報
🔗 国立国会図書館「精神疾患の元新聞記者と発達障害の元新聞記者が…」書誌情報
こころとからだとご縁を大切に、てんちでした
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障害厚生年金の生活です。制度の外におり、年齢もとり、社会のレールに乗ることが難しいため、noteの活動を頑張ってます。みなさんの「浄財」をお待ちしていますm(__)m