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特集 天地成行、某大学で講演・学生からの感想part9 「自分はひどい偏見をもっていた」:I am a person with handicap.

こんばんは、おはようございます、またはこんにちは

縁パワメントおじさんの、天地成行(てんち・なりゆき)です



「ズッコケ三人組」の故・那須正幹先生は、実は私の母校のしかも農学部の先輩でした。亡くなる前に、彫琢したファミリー向け小説「ケータイ記者ユーキ君」です。小学五年のユーキ少年は、単身赴任で東京に行ってしまうパパが恋しくて仕方ありません。パパは一計を案じママと三人で家族新聞をつくり、ユーキを立派な記者に育てる計画ですが・・・
ご興味がある方は、以下のリンクから無料で読めますのでどうぞ。

https://ankei.jp/yuji/?n=2541


さて、好評のこのコーナーも9弾。張り切ってまいりましょう!


40代のおじさん当事者が、自分の子どもほどの世代の
これからの福祉や心理、医療に携わる、有望な学生さんになにが伝わったか
ということについて、ご理解がある学者さんを通じて、ご縁があった方々の
意見をみなさんに披露させていただき、天地成行の精神疾患啓発活動の一環と
させていただきます。ご了解くださいませ。


2022年某大学で、天地成行が二回生向けに「精神保健福祉の原理」という授業でゲストスピーカーとして呼ばれた授業での学生さんの感想をご紹介することにする。参加者は二十六人であった。ここで天地は、「精神障害をポジティブにとらえる」というメーンテーマで六十分、質疑応答で三十分ほどを使い学生たちと交流を深めた。

(資料)
精神障がいをポジティブにとらえる
●長い人生で棚卸ができる→自分の性格や特性についてメモをとったり考えたりするよい時間が持てる。自分のトリセツなんかがまとめられる
●本当の人間関係ができる→偏見がある人、友達と思っていた人が断捨離できる!人間関係がきちんと整理され理解者だけが残ってくれるふるいにかける機能がある。
●つつましやかに生きる、たくましく生きることを学べる→収入が少ないことを前向きにとらえられる。
●人生底辺ゼロからの逆襲を自分で脚本する楽しさ→入院中に憤りがあった時に主治医からは、「納得いかないことを、立場が上の者に強く言いたいことをずばり言うことはありだ」と言われる。これまでおとなしくしていた自分に革命が起きる
●経済的にも制度は結構あるものだ→働いていたから、休業補償、傷病手当金、障害厚生年金など(失業手当は捨てた)
●居場所も実は地域に案外ある→当事者会、家族会、リワーク、デイケア、作業所、ナカポツ、図書館
●地域差はあるが復職支援なども充実の世の中に→地域障害者職業センター、就労移行支援事業所もIT系など含め多種多様に、ハローワークでは所得制限年齢など制限あれど、月10万円もらいながら訓練うけられたりできる
●メンテナンス活動(料理)を大切にできる→講演で一番ウケる話が料理。母の料理休みの日を設けて、作っているが、今ハマっているのはシイタケのツナマヨチーズ焼き。(シイタケのいしづきをとり、傘の部分をフライパンで焼く。ツナ一缶(油漬け)にマヨ大さじ1、しょうゆ小さじ1を混ぜたたねを傘の中に入れる。そしてとろけるチーズをたっぷりシイタケの上にかぶせて、のりきらないほどにのせてわざと焦がす。これが手軽でウマイ)。
●家族愛を再確認できる。
●何もなくなったところから、信用をゼロから作り直すよいきっかけになる。
●自分ができることがすごく制限されるので同じ年の健常者より、人に優しくなれて、受容できることも多々あると感じる
●個人的には、自分を掘り下げ研究し、発信を続けることで、組織にいるより本やテレビやラジオや講演など新たな自分が発見できた。母校にて話ができた!
 

  ◇  ◇

以下、学生さん感想である。見出しはわたしがつけた。第9回目です。(文章は原文に少し読みやすく、若干、天地が編集してます)今回は「偏見が壊れる瞬間」をテーマに、学生さんの感想を紹介します。



K 薬の副作用や受容などについて苦しんだことは伝わった 

 

講演を聴き、その後で天地さんを取材したケーブルテレビ番組を拝見して総合した氏の印象は、「行動力に溢れよく生きようとしている人」であった。また、講演の時点と映像の時点との印象の違いでいうと、講演時点のほうがやや明るく感じた。もちろん映像には、演出や編集の影響もあると思うが、講演での天地氏は当事者として我々学生に話をすることを前向きにお考えだったと思う。

統合失調症について、詳しい予備知識がないまま講演に臨んでしまい、一般的な統合失調症と天地氏の統合失調感情障害の違いも分からないが、天地氏が薬の副作用や受容などについて苦しんだことは伝わった

最後に福祉を学ぶ身として、障害の捉え方や支援者のとるべき立場については改めてよく考えておきたいと思う。


L 特に印象に残った「I am a person with handicap.」という説明

天地さんの話を聴いて、私は自分の中にある偏見と向き合うことが出来た。私は大学に入学するまでの約18年間、精神障害について学ぶ機会が一度もなかった。統合失調症についても、その名称は辛うじて聞いたことはあったが、それがどういったものなのかを全く知らなかったし、知ろうともしたこともなかった。そのため、精神障害者と関わったことも今まで一度もなかった。

精神障害について全く学んでこなかったため、私が精神障害について知っていることは、テレビやSNSで観た僅かな情報や、誰に聞いたかも覚えていないようなぼんやりとしたイメージだけだった。そのため、精神障害に対してはネガティブで暗いイメージを持っていた。さらに、精神障害者は理解できない行動をとり、時には犯罪を起こす狂暴な人だというイメージさえあった。しかし、精神障害について授業で学ぶことで、自分がひどい偏見を持っていたことに気づいた。そして、自分はもう精神障害者に対する偏見を持たない人間に慣れたような気がしていた。

しかし、実際に天地さんと対面したとき、天地さんがとても楽しく話をしてくださったことに驚いている自分がいた。授業内という短い時間ということもあっただろうが、天地さんは全く精神障害者のようには見えなかった。この驚きから、私はまだ自分の中で無意識の内に精神障害者に対する偏見を持ってしまっているのだということに気づいた。

天地さんは精神障害者について、「統合失調症の〇〇さん」という捉え方をしないでほしい、とおっしゃっていた。「I am a person with handicap.」という言葉が特に印象に残っている。どんな人に対しても、一人の人間として接する。これは、とても当たり前のことだが、簡単なことだと思って軽視してはいけないと思った。自分が、知らず知らずのうちに精神障害者というレッテルを貼って見てしまう危険性があるということを忘れずに、常に気を付けていきたい

一つ前の方の感想は以下のリンクより
特集 天地成行、某大学で講演・学生からの感想part8『統合失調症ってなんだっけ? 気にしてないよ、という世の中に』“What was schizophrenia again? Eh, never mi|天地成行(てんち・なりゆき)|祝祭編集者。語りと祈りの磁場づくり、母と息子の「8050クッキング」

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🔗 Creators who have contributed to Mintsudo
みんつどのクリエイターたちをご紹介(⭐ “Here are the creators who have contributed to Mintsudo.”)|天地成行(てんち・なりゆき)|祝祭編集者。語りと祈りの磁場づくり、母と息子の「8050クッキング」

🔗 中国新聞による紹介記事(2022)

🔗 中国新聞「心の健康と向き合う本」(2024)


🔗 中国新聞による闘病・祈りの記事(2021)


🔗 函館新聞による対談本紹介(見出し掲載)

https://digital.hakoshin.jp/search?query=天地成行


🔗 国立国会図書館「みんつど」書誌情報

🔗 国立国会図書館「精神疾患の元新聞記者と発達障害の元新聞記者が…」書誌情報


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天地成行(てんち・なりゆき)|祝祭編集者。語りと祈りの編集者 障害厚生年金の生活です。制度の外におり、年齢もとり、社会のレールに乗ることが難しいため、noteの活動を頑張ってます。みなさんの「浄財」をお待ちしていますm(__)m