京の味を持ち帰りに北山へ〜「ほんまもん」にこだわる京野菜に漬物、惣菜・弁当・地元パンも充実のスーパー「フレンドフーズ」、焼き餅風あんぱんが大好き「マリーフランス」
学生時代から通いつめ、土地勘も親しみもある京都にはお気に入り店舗や商品がいくつもある。が、「フレンドフーズ」の存在はnoteを始めるまで知らなかった。おすすめ記事からアカウントを知り、数本読んでこれは!と直感。先月初めて店舗へ向かい、これまで知らずにいたことを歯噛みする思いに。次に関西へ行く際には思う存分買い物すべく大きめバッグ、またはリュックで新幹線に乗る直前に行こうと固く心に決めている。
フレンドフーズ下鴨店は京都市営地下鉄北山駅から徒歩10分強。近くにバス停もあるが、京都駅及び南北の行き来の場合は地下鉄の方が時間が読め、また北山にはもう一店寄りたいお気に入り店舗があるので地下鉄を利用。

到着は平日16時頃。その日ホテルで食べる夕食と横浜の自宅へ持ち帰る保存のきく食品を買いたくて、少し早めの時間帯を目指した。
着いてみると店舗は想像よりも大きく、入口すぐのおすすめどら焼きにいきなり心奪われる。
青果コーナーでは色や形がとりどりの可愛らしい京野菜に心躍る。ついつい手に取りたくなる小分けセットもあって、今日帰るなら買いたいのに…と残念。続く漬物・豆製品等の加工品コーナーも秀逸ラインナップ。土井の生志ば漬を見つけて内心ガッツポーズ。土井志ば漬の漬物は京都駅や百貨店でも買えるが、茄子と赤紫蘇だけで漬け自然乳酸発酵させた「生志ば漬」は取り扱いが少ないのだ。私はこれが大好き。
その他気になる商品を店内をぐるぐるしつつ見定め、最終的に総菜・弁当・パンコーナーへ。ここではほんっとう〜〜〜に迷った。食べてみたい、買いたい品があり過ぎて、今日食べる分、明朝、更には持ち帰る分と自分の持てる重量と食べられる量を冷静に考え、十分以上かけて熟考した末に今回は以下の品々を購入。
冒頭の「夢どら」、パンコーナーから「山田製パン所」のピロシキ(ピロシキ好きなので見つけるとだいたい買う)、

土井生志ば漬と京都らしいすぐき漬、「井上佃煮」(井上佃煮はかつて錦市場にあった佃煮、京惣菜の老舗。錦の店舗は残念ながら数年前に閉店したがなんとフレンドフーズで復活!)の山椒昆布と葉とうがらし、同じく井上佃煮「冬うらら弁当(1,050円)」、

揚げ物もひとつ。最も気になった「シャリシャリコロッケ」、

どうしても諦めきれずにおにぎりも1個だけ。「ねぎじゃこ」

いやー本当に悩んだ。新鮮な白身や雲丹のお寿司、煮魚等も見るからに美味しそうで、日本酒を買ってホテルで…とも思ったが、同店に来るにあたり最も買いたかった「井上佃煮」を今回は優先することに。
「冬うらら弁当」には売り場に並ぶ井上佃煮の日替わりおかずがほとんど全品詰め合わされ、ちょっとずつ味見するのに最適だった。どれも丁寧につくられたことがひとくちでわかる。ひとり旅なのでこの日はビールに合わせたけれど、やっぱり日本酒買えばよかったかな…。
そんなお弁当の中身はこちら。一見よくある和風弁当に見えるかも知れないが、その実仕切りが深くて意外なほど種類豊富なおかずがぎっしりと詰め合わされている。例えば右上のししとうみたいな野菜。万願寺唐辛子と甘長とうがらしの2種類の京野菜が使われ、調理法や味付けも異なる。これは嬉しい!左下のきゅうりと茗荷の酢の物のお隣、可愛らしい鞠麸と梅麸に隠れているのは茄子田楽が白味噌・赤味噌とこれまた2種類。心憎い。これも日本酒が欲しくなる味。

漬物ごはんのおいなりさんにはほっこりと心和み、最も驚かされたのは左上の天ぷら。なんと南瓜、さつまいも、ししとう、大根(西日本らしい!嬉しい)、椎茸、海老と6種類も入っているのだ。食感も味わいも異なる具材におつまみ向きの卵入りしっかり衣。つゆではなく小袋の塩がついているのもなんとも心憎い。飲兵衛仕様の心配りにすっかり嬉しくなってしまった。
いやー堪能。全てが美味しかった。可愛さとサービスたっぷりの豪華京弁当、これで1,050円はすごい。次もまた是非買いたい。

シャリシャリコロッケは水菜と生の玉ねぎが「シャリシャリ」。ソースなしで美味しかった。

おにぎりはごま油がきいてもっちもち。朝ならこれ一個で十分お腹いっぱい。

今回購入分だけでもすごさの一端が伝わるとは思うけれど、持てる容量に余裕があれば買いたかった調味料類や缶詰、乾物等は今回は見送っている。次は本当に大きなリュックをずっしり背負い込んで帰るかも知れない。京野菜も買いたいし。
フレンドフーズは観光客にも嬉しいこだわりの品を多数揃えてくれてはいるが、こだわり過ぎず、あくまで日常の暮らしに寄り添う品揃えであることが今回行ってみてわかった。故に価格も高くなく、お近くにお住まいと思しき方々が次々自転車で訪れ普通に買い物されている。そうした雰囲気も良く、京都の暮らしにちょっとだけ立ち入らせてもらえた感じになる。
徒歩数分の距離には私のお気に入りベーカリー「マリーフランス」北山店もある。今回は両方に寄り、ずっしり重たい荷物を抱えて寒風吹きすさぶ中四条のホテルへ向かうことになったのだが、充実した買い物に心は満たされ、幸福感でいっぱいだった。
↓マリーフランス名物「焼きもち風あんパン」。お餅を思わせる薄い生地で粒あんをたっぷり包んだ、トレイにのせると重さでずしっと来る逸品。人気なので売り切れも多く、今回よもぎはこれがラス1、プレーンも残り2個。買えてよかった!

持ち帰った後は網で軽く炙ると香ばしい香りが立ってより美味しい。量ってみたら1個きっかり200g。太っ腹です。

京都駅から地下鉄一本で行ける北山は私のお気に入り。早くも次の関西行き(現状5月予定)が待ち遠しい。
よろしければ皆さまも是非!
