「パートナーのお金に“乗せてもらわない”老後を目指して」
私が目指しているのは、こんな老後の姿です。
収入は決して多くないけれど、コツコツNISAとiDeCoで積み立てている。
老後は、パートナーの資産や年金に「乗せてもらう」のではなく、
自分の資産だけでも、だいたい同じくらいのレベルで生活できるようにしておきたい。
そのうえで、生活費や施設の自己負担も、
「自分の年金+自分の資産」で払える範囲にしておきたい。
これは、単に「お金が欲しい」という話ではない。
パートナーに遠慮せず、自分の選択で老後を生きられるようにしたいという、「経済的な自立」の話だ。
「乗せてもらう老後」にうっすら違和感があった
パートナーの年金や退職金に「乗せてもらう」生き方がダメだとは思わない。
そうやって、お互いに支え合って生きていく形も、きっとたくさんある。
ただ、私の場合は、どこかでいつもこう思ってしまう。
「もし、あの人が倒れたら?」
「もし、思っていたほど年金や資産がなかったら?」
「もし、私だけが長生きしたら?」
将来の不確実性がどうこうというより、
「自分が自分のお金で生きていない感じ」が、どうにも落ち着かないのだ。
相手のお金に完全に乗って生きることは、
私にとっては「相手の機嫌や事情に、人生ごと乗せること」に近い。
それが怖い、というより、ただ単純に、私の性格には合っていない。
少ない収入でも「筋道」を立てておきたい
とはいえ、私はいわゆる高収入ではない。
ニュースに出てくるような「年収◯◯万円」みたいな世界とは、だいぶ離れている。
だからこそ、今の私にできるのは、派手なことではなくて、
毎月、無理のない額をNISAで積み立てる
iDeCoで、老後まで引き出さない前提のお金を少しずつ増やしておく
このくらいの、地味でコツコツした積み上げだ。
老後のお金の本や記事では、
「必要な老後資金はいくらか」「夫婦で◯◯万円必要」など、
大きな数字がたくさん並ぶ。
もちろん、そういう数字を知っておくのも大事だと思う。
でも、その前に私が知りたいのは、
「自分のお金で、自分の老後を支えられる“筋道”があるかどうか」
その一点だ。
今の収入で、今の暮らしのまま、一気に大金を用意することはできない。
それでも、「このペースなら、このくらいには育つはず」と思える仕組みを持っているだけで、将来への見え方はかなり変わってくる。
「自分のお金で生きる」という安心
たとえば、パートナーと暮らしていて、
生活費の多くを相手が出してくれる状況があったとしても。
自分の名義の口座に、
「この先の自分を支えるためのお金」がちゃんと積み上がっていると思えるだけで、心の中に一本、スッと芯が通る。
なにかあったときに、最低限ここまでなら自分で払える
施設やサービスを選ぶときに、「お願い」ではなく「選択」として動ける
そう思えるだけで、「遠慮して生きる老後」からは、少し距離が取れる気がする。
金融庁のレポートでも、
公的年金だけに頼るのではなく、自分で自分の老後を支えるための資産形成が大事だと書かれている。
でも、私が欲しいのは立派な金融知識よりも、心の居場所としての自分のお金だ。
私の老後プランは、まだ途中
だから今の私は、
収入が多くないなりに、できる範囲でこう決めている。
まずは「自分の年金+自分の資産」で、最低限の生活費をまかなえるようにしておく
パートナーの年金や資産は、「一緒に楽しむ余白」として考える
老後のお金をどう使うかは、人それぞれだし、正解もない。
私はただ、「誰かのお金に完全に乗って生きる」のではなく、
自分の足で立ったうえで、誰かと並んで歩きたいと思っているだけだ。
私の老後プランは、まだ途中。
積み立てる金額も、働き方も、これから変わっていくかもしれない。
そのために今やっているのが、「事実だけ貯金簿」で足元のお金の流れをシンプルに見えるようにしておくこと。
私の「事実だけ貯金簿」と家計の見方はこちら
ここから先は、「平日別宅いいな」とどこかで思っている人が、自分の数字でざっくりプランを組んでみるパートです。
読み物というより、一緒に手を動かすワーク寄りの内容になります。
メモ帳かノートを一枚用意して、「老後に自分のお金をどう使うか」を数字で書き出してみましょう。
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