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災害の爪痕 みさなんのご無事を祈ります🙏

豪雨の翌日、法要の帰りに、改めて現場を通りがかりました。

道路脇や交差点付近には、動けなくなって放置された車が何台も残っていました。

貼り紙が置かれた車。

道路を塞ぐように止まった乗用車。

タイヤが沈み込んだ送迎車。

そして、SUVまでもが止まっている。

昨夜は「雨がひどかった」で済ませていましたが、翌朝の光景を見て、初めて現実の重さが分かりました。

危機一髪でした。



昨夜、私は柏へ向かう途中、冠水した低地の道を通りました。

立ち往生している車の水位は、タイヤホイールの半分ほど。

およそ30センチ前後。

BMW X3だったこともあり、低いギアに入れて慎重に進みました。

ただ、その先で乗用車がUターンしている場所を見て、無理はしませんでした。

迷わず迂回。

あの判断がなければ、翌朝そこに並んでいた放置車両の一台が、自分の車だったかもしれません。



事後検証として振り返ると、昨日助かった理由は、車の性能だけではありません。

もちろんX3の四輪駆動や車高の高さは助けになりました。

しかし、それ以上に大きかったのは、

「行けるかどうか」ではなく、「行くべきかどうか」で判断したこと

だと思います。

SUVでも止まる。

実際、現場にはベンツのSUVも止まっていました。

つまり、

「車高が高いから大丈夫」
「四駆だから大丈夫」

ではないのです。

条件が悪ければ、止まる時は止まる。

そこを過信しなかったことが、結果的に大きかったのだと思います。



翌朝の放置車両を見て感じたのは、昨夜その車を離れざるを得なかった人たちのことでした。

きっと皆さん、

「もう少しなら行ける」
「いつもの道だから大丈夫」
「このくらいの水なら平気だろう」

そう思って進んだのでしょう。

私も同じです。

ほんの少し判断を誤れば、同じ立場になっていました。

だからこそ、他人事ではありません。

笑い話では済まない。

本当に危なかった。



昨夜は、職員を順番に帰宅させ、最後に自分が残りました。

帰りは低地の道を避け、混んでいても国道16号を選びました。

大渋滞でした。

22時を過ぎてもなかなか進まず、「今日中に帰りたい(笑)」とLINEを送るほどでした。

それでも、結果としては正解でした。

抜け道や裏道へ逃げていたら、もっと危なかったかもしれません。

やはり災害時は、

近道より幹線道路。
速さより無事。

これに尽きます。



今回の件で改めて学んだことがあります。

それは、

危機は、通り過ぎた後に初めてはっきり見える

ということです。

通っている最中は、「何とかなる」と思ってしまう。

しかし翌朝、現場を見れば現実が分かる。

道路に残された車は、そのまま昨日の危険を物語っていました。



危機一髪でした。

本当に危なかった。

もし車を替えていなかったらどうだったか。

もし昨日の山道の経験がなかったらどうだったか。

もしUターン車両を見ても、そのまま進んでいたらどうだったか。

いろいろな「もし」が頭をよぎります。

でも、過ぎたからこそ言えることがあります。

助かった時こそ、きちんと振り返るべきだ。

これが事後検証の意味なのだと思います。



翌朝、道路脇に残された車を見ながら、私は思いました。

昨日の自分も、一歩間違えればこの中の一台だった。

だからこそ、忘れてはいけない。

車の性能を過信しないこと。

いつもの道を過信しないこと。

そして、

「行ける」ではなく「行くべきか」で判断すること。

災害の傷痕は、道路に残されていました。

あの光景を見て、改めて思います。

危機一髪。
本当に、危なかったのです。

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