大田区ゆかりの褒章受章者 #316
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褒章制度の歴史
1881年 (明治14年) 創設。
勲章とは
「国家に対する功労」を
顕彰する制度であるのに対し、
褒章は、
「市井の人々の善行・奉仕・業績」を
顕彰する制度として
位置づけられている。
紅綬:人命救助
緑綬:長年の社会奉仕
藍綬:産業振興・学術・文化など
旧黄綬:職務に励み、模範となる者(1887年頃~昭和初期)
紺綬:公益のために私財を寄附した者(1918年創設→1950年現在の形に)
黄綬:業務に精励し、衆民の模範となる者(1937年創設)
紫綬:学術・芸術・スポーツなど文化の発展に寄与した者 (1955年創設)
創設当時からあるのは、
紅綬・緑綬・藍綬の3つになります。
※旧黄綬褒章は、
明治期の旧褒章制度で
運用されたもので、
1937年創設の
現行黄綬褒章とは別制度。
※時代によって
一部運用や位置づけの変更がある。
現在の発令時期
年二回発令される。
春の受章
4月29日 昭和の日。
秋の受章
11月3日 文化の日。
直近の発令例として、
先日発令された褒章では、
ミラノ・コルティナオリンピックで、
フィギュアスケート・ペア
金メダルを獲得した
「りくりゅうペア」こと
三浦 璃来選手(24)と
木原龍一選手(33)
また
俳優の吉田鋼太郎さん(67)さんが
紫綬褒章を受章した。
原田新右衛門氏(緑綬褒章)
1894年 (明治27年) 受章
矢口の篤農家。
川田谷五郎氏(緑綬褒章)
1899年 (明治32年) 5月1日受章
雑色の政治家・麦稈真田業・人力車業。
第一回府議会選挙に
(現・都議会議員選挙)
大田区から
初めて選出された人物。
また、
麦稈真田業
初代会長を務める等
業界の発展に寄与。

川田谷五郎
石井仲蔵氏(藍綬褒章)
1954年 (昭和29年) 5月3日受章
糀谷の政治家・海苔漁業者。
1907年 (明治40年)
羽田町会議員に選出。
また、
1916年 (大正5年) 9月17日~
1925年 (大正14年) 10月14日の間
糀谷浦漁業協同組合
3代目組合長を務め
海苔業界の発展にも寄与。
大正時代後期には、
糀谷地域の
耕地整理事業に従事。
1928年 (昭和3年) には、
羽田町町長に就任。
戦後は、
進駐軍によって占拠された
跡地の処理など
地域の再建に尽力した。
五十嵐健治氏(藍綬褒章)
1955年 (昭和30年) 11月受章
下丸子・白洋舍の創業者。
1906年 (明治39年)
日本橋呉服町に
白洋舍を創立。
1907年 (明治40年)
水を使わない
ドライクリーニングの
選択技術を開発し、
クリーニング業界の牽引。
丸山桂里奈氏(紫綬褒章)
2011年 (平成23年) 11月受章
大森出身 女子プロサッカー選手。
同年FIFA女子ワールドカップに
なでしこジャパンの
一員として出場 。
同大会初優勝に貢献。
同年11月、
国民栄誉賞を受賞。
更に、
大田区民栄誉賞
(第一号)
も受賞している。
2016年 (平成28年)
現役を引退。
タレントに転身し、
明るいキャラクターや
独特の語り口で
人気を博しています。
金澤翔子(紺綬褒章)
2014年 (平成26年) 受賞
目黒区出身の女流書家。
「ダウン症の書道家」
として広く知られる。
2011年 (平成23年)
ゆずのシングル『翔』の
ジャケット題字「翔」揮毫。
2012年 (平成24年)
NHK大河ドラマ
『平清盛』の題字を担当した。
2024年 (令和6年)
久が原のライラック商店街に
アトリエ翔子喫茶と画廊・翔子(併設)を
オープンした。
(久が原3-37-3)
2026年 (令和8年) 4月13日
NHK総合テレビ「あさイチ」で
書家からの引退が報じられたが、
その後内容が訂正され、
新たな作品制作は終了したものの
展覧会の開催やイベントでの
揮毫パフォーマンスなどの作家活動は
従来通り継続して行うことが発表された。

出典:大田ナビ(大田観光協会)
最後に
Otapediaは、
褒章を受章された
原田新右衛門氏
川田谷五郎氏
石井仲蔵氏
五十嵐健治氏
丸山桂里奈氏
金澤翔子氏を
「大田区無名の偉人」
として
アトリエ翔子喫茶と
画廊・翔子(併設)を
「大田区無名の風景」
として記録します。
大田区の記憶を呼び起こす
「Otapedia」の活動
私たちは
その“名を失いかけたものたち”に、
もう一度まなざしを向け、
記憶の岸辺に呼び戻す営みです。
たとえ彼らの活動や
痕跡は消えても、
地域に遺した軌跡を
未来へと伝えていきます。
これらの呼称は
「Otapedia独自の呼称」であり
「大田区公式の認定ではありません」。

出典
1.『日本の受勲・褒章(賞勲局)』内閣府
2.『大田区の歩み』
3.『六郷今昔小誌』
4.『糀谷の今昔』
5.『白洋舍』沿革
6. Wikipedia『五十嵐健治』
7. Wikipedia『丸山桂里奈』
8. Wikipedia『金澤翔子』
9.『大田ナビ』大田観光協会
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