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日本人メジャーリーガー2025・シーズン成績を振り返る

2025年のメジャーリーグもシーズンの戦いは終了し、プレーオフに入りました

果たして大谷・山本・佐々木の所属するドジャースは2000年のヤンキース(三連覇)以来の21世紀初・ワールドシリーズ連覇を達成することが出来るのか

そして今シーズンも多くのメジャーリーガーがチームの勝敗を左右する存在として活躍しました

日本人メジャーリーガー・野手

  • 大谷翔平/LAD(指名打者)

  • 鈴木誠也/CHC(外野手)

  • 吉田正尚/BOS(外野手)

日本人メジャーリーガー・投手

  • 今永昇太/CHC(先発)

  • 大谷翔平/LAD(先発)

  • 小笠原慎之介/WSH(中継ぎ/先発)

  • 菊池雄星/LAA(先発)

  • 佐々木朗希/LAD(先発/中継ぎ)

  • 菅野智之/BAL(先発)

  • 千賀滉大/NYM(先発)

  • ダルビッシュ有/SD(先発)

  • 前田健太/DET(中継ぎ)

  • 松井裕樹/SD(中継ぎ)

  • 山本由伸/LAD(先発)

2年目の山本由伸はドジャースのエースとして結果を残し、ダルビッシュは日米通算勝利数で歴代No1に、パドレスの松井裕樹はリリーフとしてフル回転

カブスの鈴木誠也は日本人右打者の本塁打記録を更新し、エンゼルスの菊池雄星は通算1000奪三振を達成

そして大谷翔平は・・・言うまでもありませんよね

今回はそんな日本人メジャーリーガーの2025年成績を振り返りたいと思います

選手の能力値査定
これはチャットGPTにピックアップした単年成績や通算成績を入力してSABCDEFGの8段階でパワプロ風に評価してもらい、それに少し手心を加えることにしました


大谷翔平(LAD)#17

190cm/95kg 30歳 右投左打 先発/DH

【野手・大谷翔平】

大谷翔平 / 2025 野手成績

【獲得タイトル】
シーズンMVP SS賞 ハンクアーロン賞 エドガーマルティネス賞 野手月間MVP(5月) オールMLB1stチーム(指名打者) リーグチャンピオンシップシリーズMVP

大谷翔平 / 2025 野手能力チャート

【特性】
二刀流 アーチスト 広角打法 フルスイング 選球眼 威圧感 三振


二刀流復活の一年目も投手としての負担があってもこの圧倒的な成績です

本塁打王こそシュワーバーに一本及ばずに3年連続本塁打王を逃しますが、恐らく通算4回目のシーズンMVPは間違いないでしょう

得点はMLB1位、OPS、OPS+、IsoPもリーグ1位、先発復帰があったので意図的に落としたであろう盗塁も20個。何気に50本塁打・20盗塁を2回達成したのは大谷がMLB初

スタットキャスト面でもバレル率23.1%はリーグ1位、ハードヒット率も58.4%でシュワ―バー(59.6%)に次ぐMLB2位

これだけの数字を先発投手が残しているのだから恐れ入ります

今年も大谷選手の投打の活躍に引っ張られるように、ドジャースは4年連続でナ・リーグ西地区優勝(通算23回目)

3年連続4度目のシーズンMVPを満票で獲得

※ プレーオフ初戦からいきなりの2本塁打

リーグチャンピオンシップシリーズMVP獲得!
【3本塁打&7回途中無失点10奪三振】


【投手・大谷翔平】

大谷翔平 / 2025 投手成績

変化球 スイーパー、スライダー、カーブ、Hシンカー、カットボール、フォーク

大谷翔平 / 2025 投手能力チャート

【特性】
二刀流 本格派 ドクターK リリース〇


6月16日の本拠地・パドレス戦で633日ぶりに二刀流が復活!

復帰登板でいきなり100マイルを計測して剛速球が衰えていないことを証明します。28球を投げ、1回無四球2安打1失点でマウンドを降りますが、その後は自分の失点を取り返す同点タイムリーを打って2安打2打点の活躍

以後はオープナーの1番手として14試合に先発。球数の制限があったので勝ち星こそ1勝ですが奪三振率11.87、K/BB6.89、WHIP1.04とMLBトップレベルの成績

大谷翔平 / 2023 球種

手術室に進化

大谷翔平 / 2025 球種

【ストレートが魔球】

  • 最速163.7キロ、平均158.4キロ

  • 平均2467回転

  • 被打率.183

手術前の2023年が最速162.9キロ、平均155.8キロ、回転数2259 なので復帰後の方がストレートの平均球速が上昇

他の球種も軒並みパワーアップしてることが数値にも表れています

球数の制限が解除される来年はスキーンズ(PIT)や山本由伸とのサイヤング賞争いも予想されます

もしかしたらイチローさんが引退会見で話していたホームラン王を取った翌年にサイヤング賞も夢じゃないという発言が、翌年ではないですが達成されるかもしれません


山本由伸(LAD)#18

178cm/79kg 26歳 右投右打 先発

山本由伸 / 2025 成績

【獲得タイトル】
オールMLB1stチーム(先発投手)
月間MVP(4月 / 9月) ワールドシリーズMVP

山本由伸 / 2025 球種
山本由伸 / 2025 能力チャート

【特性】
本格派 ドクターK 球持ち〇 リリース〇 ゴロ系


一年を通してローテーションを守ったドジャースの新エース。スネルやグラスノーが離脱する中で先発として支配力を発揮

3・4月にはピッチャー・オブ・ザ・マンスを初受賞。勢いそのままにオールスターにも初選出。後半戦も好調をキープし、9月6日の敵地・オリオールズ戦では9回ツーアウトまでノーヒットだったが惜しくも本塁打を打たれて達成ならず(まさか勝ち星まで消えるとは…)

なぜか山本が投げる時は援護点が少なく、勝ち星こそ12勝だったが被打率.183はMLB1位。30先発、201奪三振、ERA+167、WHIP0.99とサイヤング賞級の成績を記録

サイヤング賞3回、通算223勝、3052奪三振のカーショウが今シーズン限りで引退。来年はカーショウのような大エースへのさらなる飛躍が期待されます

【ワールドシリーズMVP】

 

佐々木朗希(LAD)#11

188cm/84kg 23歳 右投右打 先発/中継ぎ

佐々木朗希/2025年 成績

変化球 フォーク、スライダー

【特性】
四球 一発

約10億1400万円の大型契約をした令和の怪物がどこまでやれるのか注目されましたが・・・課題の多かった一年目に

日本での開幕2戦目でメジャーデビュー。序盤から制球に苦しみ、3回被安打1、3奪三振5四球1失点で降板。その後も日本時代のような投球は出来ずにいましたが、5月3日のブレーブス戦で初勝利

しかし次のダイヤモンドバックス戦後に肩の不調を訴えて故障者リスト入り。シーズン最後に2度リリーフ登板があり、プレーオフでは中継ぎでの起用に配置転換

球速が出ても奪三振率6.94は速球派の佐々木にしては悪すぎます。四球率も5.45と高く、三振が取れずに四球を出して苦しいピッチングが続きました。復帰後は球速も回復し、覚醒は来シーズンに期待することにしましょう

※ プレーオフ2戦目で抑えとして登板。渡米後最速の163キロをマーク


鈴木誠也(CHC)#27

183cm/82kg 30歳 右投右打 DH/右翼手

鈴木誠也/2025年 成績

【特性】
プルヒッター 選球眼 三振

鈴木誠也/2025年 能力チャート

シーズン序盤から本塁打を量産し前半戦は25本塁打、77打点とタイトルも取れる位置につけます。最終的には松井秀喜を上回るシーズン32本塁打、大谷を上回る103打点、バレル率も大幅に上昇しパワー面がより輝くシーズンに

日本人右打者としては初の30本塁打超え、シーズン本塁打数としても大谷(55本塁打)に次ぐ歴代2位

しかし一方で後半戦は長期の不調になり、WARやOPSが思ったほど伸びなかったのも事実。守備面でも監督の信頼を失い、主に指名打者での出場が続きました

鈴木誠也・bWAR&OPS

  • 22年 1.8 .770

  • 23年 3.2 .842

  • 24年 3.5 .848

  • 25年 2.6 .804

日本時代は5ツールプレイヤーとして活躍した鈴木選手が守備につけないのは寂しさがあります


今永昇太(CHC)#18

178cm/79kg 31歳 左投左打 先発

今永昇太/2025年 成績

変化球 SFF、スライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボール、ツーシーム

【特性】
制球力 フライ系 リリース〇 一発

今永昇太/2025年 能力チャート

日本での開幕戦でドジャース・山本由伸と投げ合い、4回無安打無失点の好スタート

しかし左ハムストリングの負傷による離脱もあり、シーズン通しては一年目ほどのインパクトは残せず

それでも2年目で相手チームも研究してくる中でローテーションの一角として一定の成績を残した所は流石の一言です

抜群の制球力は変わりませんでしたが、やや奪三振率が落ちている点は気になります。それでもK/BB4.50は山本由伸(3.41)より上の数字。WHIPも先発なのに1.00を切っています。投げる哲学者の探求の道は続く

ダルビッシュ有(SD)#11

196cm/99kg 38歳 右投右打 先発

ダルビッシュ有/2025年 成績

変化球 シンカー、カーブ、スライダー、カットボール、SFF、スイーパー

【特性】
変幻自在 一発

現役にしてもはやレジェンドの存在感。今シーズンは右肘の炎症もあり初登板は7月7日。5度目の登板で今季初勝利、この勝ち星が日米通算204勝となり、黒田博樹(広島/LAD)を抜いて日本人歴代1位

かつてのイチロー選手(日米4367安打)と同じくここから先は一つ一つの勝ち星が新記録になっていく、道なき道をダルビッシュ投手が作っていくことになります

全盛期に比べると奪三振率などは落ちてきていますが、来シーズンこそ万全の状態で一年間通しての活躍が期待します


松井裕樹(SD)#1

173cm/74kg 29歳 左投左打 中継ぎ

松井裕樹/2025年 成績

変化球 フォーク、スライダー、スイーパー、カーブ

【特性】
四球 一発

2年続けて60試合以上に登板とまずまずの結果を残した一年。しかし日本時代の抑えとして君臨した松井投手の姿(236セーブ)からするともっと良い成績を期待したいのが本音です

日本時代のように球威で押せなくなり、コースを突きすぎて四球を出しピッチングが苦しくなるのがここ2シーズンの傾向

新球のスイーパーの被打率が低いので、決め球をフォークからスイーパーに変える組み立てもありかもしれませんが、そんな単純なことではないでしょう

なにか新しいスタイルを構築しないと来シーズン以降も苦しくなってくるかもしれません

吉田正尚(BOS)#7

173cm/87kg 31歳 右投左打 DH/左翼手

吉田正尚/2025年 成績

【特性】
コンタクト

3年目でキャリアワーストの成績に終わったシーズン。フライボール革命の影響で打球を上げようとした結果バッティングが狂ったという報道もあり来シーズン以降どうなるか

今年は手術の影響もあり出遅れましたが、体調さえ万全なら年齢的にも盛り返せるはずです

怖さがないのか日本時代よりグッと四球率が落ちており、走塁や守備面での貢献度が低い吉田選手が活躍するためには打って打って打ちまくるしかありません

打率3割、15本塁打くらいの成績で復活してほしい~


千賀滉大(NYM)#34

185cm/91kg 32歳 右投右打 先発

千賀滉大/2025年 成績

変化球 フォーク、カットボール、スイーパー、シンカー、スライダー、カーブ

【特性】
球持ち〇 四球 故障癖

開幕から好調をキープして一時は防御率1点台でしたが、6月12日のナショナルズ戦で右足太ももを負傷。このケガが好調のリズムを崩すことに

おばけフォークの威力は依然として高いですが、今シーズンはストレートの最速が160キロを超えることがなく、平均球速も落ちています。ストレートの被打率も.279と高くフォーク以外の球種が撃ち込まれていました

来シーズンを33歳で迎える千賀投手。ピッチングスタイルの変化も起きてくるかもしれません


菊池雄星(LAA)#16

183cm/95kg 34歳 左投左打 先発

菊池雄星/2025年 成績

変化球 Hスライダー、カーブ、チェンジアップ、ツーシーム

【特性】
球持ち〇 一発

菊池雄星/2025年 能力チャート

リーグ1位の33先発、日本人トップの178.1イニングと一年を通してローテーションを守り、7勝をマーク。地区最下位のエンゼルスでなければ二桁勝利でもおかしくない成績

二桁勝利を達成した菅野投手(1.2)より菊池投手(3.3)の方がbWARは上

投球の7割をスライダーとストレートで組み立てる菊池投手

  • スライダー 36.2% 被打率.254

  • ストレート 34.9% 被打率.310

ストレートの被打率が高い点が気になります。平均球速も昨シーズンより1キロ下がっており、この点が来シーズンはどうなるか


菅野智之(BAL)#19

185cm/89kg 35歳 右投右打 先発

菅野智之/2025年 成績

変化球 SFF、スイーパー、シンカー、カットボール、カーブ

【特性】
制球力 一発

オリオールズと1年1300万ドル(約20億円)で契約合意したオールドルーキー。チームが地区最下位に沈む中で30先発して一年間ローテーションを守っての二桁勝利は評価される成績

しかしスタッツ面からは来年以降は苦戦が予想されます。守備や運の影響を排除した純粋な防御率とされるFIPは5.36と苦しい数字に

被本塁打率も高く、制球が甘くなった球は簡単に痛打されるMLB。大谷選手に打たれた球も日本時代ならなかなかホームランされない外角の高めのコースをバックスクリーンに運ぶのがMLB最高レベルの長距離打者です

来シーズンはどこの球団で投げているのか


前田健太(DET)#18

185cm/83kg 37歳 右投右打 中継ぎ

前田健太/2025年 成績

変化球 SFF、スイーパー、スライダー、ツーシーム、カーブ、カットボール

シーズンの大半はマイナーで、中継ぎで7試合に登板。来シーズン以降は日本球界に復帰する意思を表明

メジャー9シーズンで219登板172先発、68勝56敗、978.2イニング、防御率4.17

最近はすぐに日本球界に復帰する選手も多い中で、見事に戦い抜いた前田投手のメジャー成績だと思います

願わくば黒田投手のように古巣の広島に復帰して、もう一花咲かせるのを見てみたいです

小笠原慎之介(WSH)#16

180cm/92kg 27歳 右投右打 中継ぎ/先発

小笠原慎之介/2025年 成績

変化球 チェンジアップ、カーブ、スライダー

小笠原投手の一年目はメジャーリーグの洗礼を受ける形になります。ストレートの平均球速が146.5キロ、被打率.327。決め球のチェンジアップも被打率.344と苦しいピッチングでした

8月12日のフィリーズ戦で中継ぎ登板。1/3回をわずか4球ながらメジャー初勝利を挙げました。2年契約なので来シーズンに向けて、ピッチングの進化が求められます


来シーズンの挑戦者たち

2026年にメジャーリーグに挑戦すると予想される選手たち

  • 村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)

  • 岡本和真(読売ジャイアンツ)

  • 今井達也(埼玉西武ライオンズ)

  • 高橋光(埼玉西武ライオンズ)

  • 才木浩人(阪神タイガース)


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