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【お悩み相談】FIRE民の皆さん、資産形成の過程でどれだけリスクを取りましたか?

FIREを目指す人にとっての大きなハードルが莫大な資産をどうやって作るか。

FIRE研究所にはFIRE達成済みの人、目指している人がたくさんいます。FIREに至るまでの資産形成の不安に、FIRE済みの方が答えました。

回答は全部で8件!あなたの状況にぴったりの回答もあるはずです。



資産形成を加速させるための適正なリスクの取り方は?

私は自身の健康状態や子どもの年齢などを考えて、あと10年で目標額を達成したいと考えており、そのためには「リスク」を背負わなければ目標が達成できないだろうと見込んでいます。

生活防衛資金を約1年分確保しつつ、余剰資金をレバレッジ投資信託、暗号資産などに比重が高くなっているのが現状です。そこでFIRE済の方にお聞きしたいのが、どんなリスクをどれだけ取って来たか。

そして、リスクを高く取るときはどんな裏付けや根拠のもとリスクに手を出したのか、お伺いしたいです。

資産増加=(収入ー支出)+(資産額×利回り)

資産形成を加速するにはこの式のどこかを極端にしないといけないですが、どんなリスクをとってどこを極端にしましたか?という質問です。

質問者さんはレバレッジ投資や暗号資産の比重が高くなっているということなので、利回りを大きくして資産形成を加速しようとしているのでしょうか。

では、FIRE民からの回答を見てみましょう。

入金力(収入ー支出)を高める

入金力を高めるには収入を上げるか、支出を下げるしかありません。

共働きで入金力を高める

子供はふたりいますが、ダブルインカムでリスクを抑えました。

共働きで入金力を高め、リスク資産の割合を95%にする

我が家は夫婦2人と猫3匹家族なのでその視点からお答えします。適正なリスクの取り方ですが我が家は夫婦共働きだったので資産の95%は株式等のリスク資産、残りの5%を現金で持っていました。

当時私がサラリーマン、妻が個人事業主で、片方の所得で生活ができたのでそのような極端なリスクの取り方をしていました。これが適切かどうかは分かりませんが我が家はこの方法で資産形成を加速させました。

共働きで入金力を高め、堅実な投資対象への投資比率を高める

私の場合は「適切なリスクはとるけど、絶対に無理はしない」という方針で資産形成を進めました。資産形成期は夫婦共働きでリスクをとりやすかったため、生活防衛資金1年分を確保し、それ以外は基本投資へ回すスタイルでした。

まずそれまでの夫婦の預貯金については、暴落待機用に3割ほどを残し、残額はすべて3年間で投資に回すことを決め、その通りに実行しました。具体的には、預貯金が3000万円だったとしたら、900万は暴落用に手をつけずとっておき、残る2100万の部分は36か月で毎月均等投資した、という感じです。

そして毎月の給与収入は、貯蓄に充てられる部分すべてを投資に回していました。ボーナスは例えば6月に60万出たとしたら、次のボーナスの12月までの6カ月間で毎月10万ずつ投資に回すというようにしました。

一括投資にせず、何かと期間を分けて分散投資をしていた理由は、①メンタルの平静を重視したこと(一括投資直後の急落は苦しい)と、②リスク資産の比率を高めることに「徐々に」慣れていくことを重視したからです。

なお冒頭の「絶対に無理はしない」という部分ですが、私は「着実にコツコツと」という性格のため、レバレッジ型の投資商品や仮想通貨には手を出しませんでした。

自分の中ではそれらは「投資」対象ではなく「投機」対象であり、私がしたかったのは「投資」による資産形成だからです。

投資対象はオーソドックスなインデックス(S&P500とオルカン)と日米の高配当株のみです。「賭ける、当てる」感覚ではなく、「積み上げる」感覚で資産形成を進めましたが、結果それで良かったと今でも思います。

「投資対象」でリスクをとるのではなく、適切なリスク資産比率をキープしつつ、転職や副業による「収入増」か、節約による「支出減」で、入金力を高めることが資産形成加速の要諦であるように思います。

投資ではなく「キャリアでリスクを取る」

私は投資では大きなリスクを取らないタイプなので、参考にならないかもしれませんが、そんな私が資産形成を加速できたのは、「投資でリスクを取る」のではなく、「キャリアでリスクを取る」という選択をした結果です。

私が30代で転職したのは、当時ほとんど知られていなかったベンチャー企業。

リスクの高い怪しいベンチャーに入りたい人などいなくて、当時は優秀でなくても簡単に入社できました。会社が潰れるリスクがあっても、やりたいことだったので迷いはなかった。

結果、現在では「FANG」と呼ばれているこの会社のアーリーステージで10年働き、年収と自社株(こっちは投資かも)を増やすいうリターンを得ました。

この時、リスクをとった根拠は、20代の時にニコラス・ネグロポンテの「Being Digital」という本を読んで、「これからはインターネット/AIの時代が来る」と確信していたから(当時はAIなんて言葉はなかったけど)。1995年、まだ携帯も普及していない時代のことです。

長くなりましたが、まとめると、キャリア形成において適正なリスクを取るには、
• 社会の動きを深く観察する力(情報収集力)
• 自分の信念に従って選択する勇気(決断力)
この2つの掛け合わせではないかと思います。それとちょっとした運。
あ、これって「投資」でも同じかもしれません。

ちょっとレアケースかもしれないけれど、キャリア(転職)のリスクを取って入金力を上げるという考え方もありますよ、という例でした。

資産の働き(資産額×利回り)を高める

こちらはリスク資産の比重を高めるか、集中投資など市場平均以上の利回りが得られる投資対象へ投資することで高められます。

FIRE民はこのあたりをどのように調節したのでしょうか。

生活防衛資金を確保した上で、投資比率を高める

1)1か月に絶対必要な生活資金を算出した上で、余ったお金の半分くらいを投資する。(不安がある場合は、投資する前に3か月から6か月分の生活資金を貯金したほうが良いかもしれません)

2)上記1)の余ったお金が少ない場合は、支出を見直すこと(サブスクの見直し等)から始める。

3)扶養家族については、上記1)の「1か月に絶対必要な生活資金」に含める。

4)加速させる場合は上記1)の余ったお金の配分を70~80%に引き上げる。

正しいかではなく、自分が納得できる方法が正解

『暴落しても気にしない金額』
これは職業や保有資産額によっても変わります。

S&P500とオルカンどっちがいいか
という問題と同じで、自分が常に納得出来る金額が目安です。

リスク許容度の範囲でリスクを取る(過剰なリスクは取らない)

自分のリスク許容度の範囲でリスクを取ることが大切だと思っているので、ハイリスク・ハイリターンは狙わず、インデックス投資とドルコスト平均法を組み合わせて、堅実に資産を形成しました。

会社員の立場を保険とし、投資でリスクをとる

私の場合妻子供とペットもいるので、必要資産の形成には思い切りと運も必要だったと感じています。会社員の立場が保険となっていたので、20代から投資に大き目のリスクを取ってきたのが良い結果につながりました。

経済的なシミュレーションは程々に不測の事態はあまり考えずFIREを実行しました。

サラリーマンの信用を使って不動産投資をする

私は不動産投資でFIREしました。融資を引いたお金で投資をしますので、支出の大小はあまり影響しません。貯蓄がそこまでなくても、サラリーマンという信用を使って、レバレッジを効かせて投資できる魅力があります。
地雷も多いので万人にはお勧めできませんが、勉強してみてください。


まとめ

FIREに向けて、FIRE済みの方がどのようなリスクを取って資産形成を加速したのか聞きました。

稀有な結果を手に入れる人は、普通の人がとらない大きなリスクを取っているかと思いきや、FIRE研究所のみなさんは手堅く共働きで収入を確保した上で投資比率を高めたり、逆に投資は堅実にするのでキャリアでリスクをとったりと、バランスをとっている印象でした。

資産形成の加速に共働きを上げた方が3名いました。それぞれの家庭の事情によって働き続けるのが難しいことも多々ありますが、資産形成の上では大きな力になるようです。

どんなリスクなら引き受けられるか、というのは個々人によって異なります。それぞれの状況に合わせてFIRE済みの方がどのようなリスクをとったのか、似てるところも違うところもありおもしろいです。

次回は子ども、ペットがいてFIREがなかなかできない方のお悩みを取り上げます!

おたのしみに!

★この記事を書いた人!

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