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準備が万端になることなどない


2023年8月4日(金)朝の6:00になりました。

絶対なんて絶対ないって、それはもうすでに絶対です。

どうも、高倉大希です。




楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行せよ。

言わずと知れた実業家、稲盛和夫さんの言葉です。


なにかを準備するときには、とことん悲観的に考えなければなりません。

お客さんが、集まらなかったらどうしよう。

売上が立たずに、赤字が発生したらどうしよう。

このような懸念に対して、徹底的に先まわりしていくのです。


蓋を開けてみなければわからないことを、できる限り減らす。

これが「準備」という行為です。


強引にでも前倒しで具体的な仮説を立てることが肝心だ。「やってみないとわからないよね」といったことは決して言わない。

安宅和人(2018)「イシューからはじめよ」英治出版


ただし、わたしたちに未来を予知する力はありません。

「こうなるはずだ」という思いを強めることはできても、「絶対にこうなる」と言い切ることはできないわけです。


どこまでいっても、準備が万端になることはありません。

不備の点検なんて、やろうと思えば何回だってできます。

よりよくするための打ち手の模索だって、やろうと思えば永遠にできます。


だからこそ、「準備が整ってから動き出す」ということはまずありえません。

準備が終わるということは、すなわち〆切がきたということでしかないのです。


僕は〆切に間に合う作家です。理由は、完成品を何度も更新させているからです。「そこまで!」と言っていただければ、そこで区切って提出できます。どこで切っても完成品は完成品です。

小林賢太郎(2014)「僕がコントや演劇のために考えていること」幻冬舎


「行動した人が勝ち」みたいな考え方が随分と流行りましたが、それもここまでの話に基づくものだと思っています。

「準備が整ったら動き出そう」と思っている人が、実際に動き出すことはありません。


アキレスが、亀に追いつけないのとおなじです。

漸近線が、0に交わることがないのとおなじです。

準備が整うことなんて、今後もずっとないのです。


「決断」を分解すると「情報収集」と「覚悟」に分解出来る。 「決断」に必要な情報が充分になる事はほぼ無い。だからこそ、リーダーは勝利に導くという「覚悟」を持って決断をしなければいけない。 一定の情報収集が完了したら「決断」して実行に移す。ボールを持つ時間を最小化する事を心がける。

安藤広大さんのツイートより


決断するか、〆切を決めるか。

準備が終わるのは、このいずれかです。






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