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イライラしている時、絶好調の時、絶対に喋るな

イライラしている時、絶好調の時、絶対に喋るな

50代になって、ようやく理解したことがあります

それは
人は調子が悪い時よりも、調子が良い時に失敗する
という事実です

多くの人は、イライラしている時に余計なことを言ってしまい、関係を壊した経験を持っています
だから感情的になるな落ち着けと言われるわけです

しかし、本当に厄介なのはそこではありません

本当に危険なのは、絶好調の時です



イライラしている時は、まだ分かりやすい

イライラしている時、人は明らかにおかしくなります

視野は狭くなり、相手の言葉を悪意として受け取り、攻撃的になります
普段なら流せる一言にも反応し、必要以上に言い返してしまう

この状態で発した言葉は、ほぼ確実に後悔します

ただし、まだ救いがあります
なぜなら、自分でも今はヤバい状態だと気づけるからです

だから対処はシンプルです

その場から離れること
喋らないこと

これだけで、多くのトラブルは未然に防げます



絶好調の時は、自覚がない

問題はここからです

絶好調の時、人は自分を過信します

頭が冴えている
判断が速い
言葉もスラスラ出てくる

一見すると、理想的な状態に見えます

しかし実際には
ブレーキが壊れている状態です

自分の意見が正しいと強く思い込み、相手の状況や感情を考えずに話してしまう
本来なら言わなくていいことまで口にしてしまう

そして厄介なのは、本人に悪気がないことです

むしろ良いことを言っているとすら思っている

だから止まらない



正論は、人を傷つける

絶好調の時に出る言葉は、多くの場合正論です

ですが正論には副作用があります

それは
相手の逃げ場を奪うことです

相手がまだ整理できていない状態で、完成された正論をぶつけるとどうなるか

反発される
距離を置かれる
何も言わなくなる

つまり関係が静かに壊れていきます

本人は正しいことを言っただけと思っている
でも相手からすると、この人とは話せないとなる

ここにズレが生まれます



なぜ喋るななのか

イライラしている時も、絶好調の時も、共通点があります

それは
自分の状態を正しく認識できていないということです

人は感情が動いている時ほど、自分を客観視できません

だからこそ、最も有効な対策はシンプルです

喋らないこと

何かを言いたくなった時ほど、一度止める
判断を下したくなった時ほど、保留する

この間が、人生の質を大きく変えます



代わりにやるべきこと

イライラしている時は、その場から離れてください
物理的に距離を取るだけで、感情は一気に落ち着きます

絶好調の時は、時間を置いてください
できれば一晩寝かせる
それだけで判断精度は大きく変わります

どちらも難しいことではありません
ただ、今の自分を信用しないという意識が必要なだけです



本質は自制ではない

ここで誤解してはいけないのは、これは我慢の話ではないということです

本質は
自分の状態を疑う技術です

人は常に正しい判断ができるわけではありません
むしろ感情が動いている時ほど間違えます

だからこそ

イライラしている時は危ない
絶好調の時も危ない

と理解しておくことが重要です



最後に
これを一言でまとめるなら、こうなります
感情が動いている時に出した言葉は、未来の自分の敵になる
たった一言ですが、非常に重い言葉です
人間関係も、仕事も、信用も
ほとんどは言葉で壊れます
そしてその言葉は
だいたい調子に乗っている時か感情的な時に生まれます
だからこそ、覚えておいてください
イライラしている時、絶好調の時、絶対に喋るな
それだけで、人生の無駄なトラブルは確実に減ります

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