止まっていた時間から、もう一度歩きだすまで。
これは成功談ではありません。今も途中です。
それでもこの話を書くのは、同じ場所にいる人がいると知っているから。
時間が止まったように感じている人へ。誰にも話せず、一人で抱えている人へ。まだ何も変わっていないかもしれないけれど、ここにいてくれて、来てくれてありがとう。
私も、同じ場所にいました。
この文章が、少しでも「ひとりじゃない」と感じられる場所になればと思います。
人間関係の距離感がわからなかった
断れなかった。嫌われる気がして。
他人を優先すれば、いつか助けてもらえると思っていた。でも、言いたいことははっきり言う。その矛盾に、自分でも気づいていなかった。
「他人の幸せが自分の幸せ」だと思っていた。自分が幸せじゃないのに。相手が幸せなら、自分に争いは起きないだろうと信じていた。
素直に応えることが正解だと思っていた。でもそれが、誤解を生んでいた。行動と言葉が、ちぐはぐだった。
どこまで相手に合わせればいいのか。どこから自分を出していいのか。
距離感が、わからなかった。
ある日、当たり前だったことが怖くなった。
電車、車、飛行機。前は乗れていた。人とも話せていた。それが、できなくなった。
吐き気、動悸。深呼吸をしていないと気が保てない。何が不安なのかも、わからなくなった。
家族が気を遣って、旅行に連れ出してくれた。でも出発直前、発作と涙が止まらなくなった。無理やり行った北海道。着くまでずっと、その状態だった。
眠れない。何をしても、観ても、感じても、全てが勝手にネガティブに捉えられていく。
前はできていた。それが、できなくなった。
「決まったレール」から外れる怖さ
何か自分は、ズレている気がした。
人と違うことをすると、腫れ物扱いされているような。素直すぎるがあまり、その場では何も言われないけれど、後々距離を置かれていた。
社会に出ると、決まったレールの上を走らなければならない。自分はそのレールを、走れないし、走りたくなかった。
ルールや規律があるのは、わかっていた。でもみんなしっかりレールを掴んで走っているわけじゃない。ただ、掴んでいるフリをしているように見えた。
自分には、そのフリができなかった。長続きしない自分を、責めていた。
それでも、完全に終わりじゃなかった
それでも、完全に終わりじゃなかった。
何が諦められないのか、言葉にはできなかった。でも、ただ諦めたくなかった。
「このままじゃ嫌だ」。小さな光のようなものがあった。
何をすればいいのかも、どうなりたいのかも、まだわからない。でも、その光が、私を少しずつ動かし始めていた。
今、同じ場所にいる人へ
あなたが今、同じ場所にいるなら。
私もまだ、発展途上です。完全に回復したわけじゃないし、解決策を全部持っているわけでもありません。
でも、一人じゃない。それだけは伝えたい。
このnoteでは、私が少しずつ動き出すまでのこと、小さな一歩のこと、今も試行錯誤していることを書いていきます。
正解はないかもしれない。でも、あなたのペースで、いいんです。
ここにいてくれて、ありがとう。
次は、「いま、私が毎日取り組んでいること」で、今も続いている回復のプロセスを書いています。
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