答えのない場所で、見つけてほしいもの
先日、いつものようにたっぷりのコーヒーでひと息つきながら、ふと臨床実習に来ている学生さんたちの姿を眺めていました。

私が学生だった頃は、病院という場所は「教科書ではわからないこと」の答え合わせをする、未知の世界でした。
少しでも空き時間があれば、「ここを見学させてください!」と、現場の先輩たちに少し迷惑がられるくらい、前のめりに食らいついていた気がします。
最近の学生さんたちは、とても真面目です。
でも、空いた時間に静かに座ってレポートを書いていたり、「何をすればいいですか?」と答えを待っていたりする姿を見ると、なんだか少しだけ、もどかしい気持ちになります。
決して「やる気を出せ」と説教をしたいわけではないんです。
医療という、どこまでも深い知識の砂漠を歩いていくには、誰かに水をもらうのを待つのではなく、自分でオアシスを探す力が必要になります。
せっかく現場に来ているのだから、その「知的好奇心の満たし方」を、少しでも肌で感じて帰ってほしいな、と。
彼らの緊張した少し小さな背中を見ていると、自分自身の若い頃と重なると同時に、なんだか親心のようなものが芽生えてきて、心の中でそっとエールを送ってしまいました。
今日は少し、彼らの興味を引き出せるような雑談でもしてみようかな。
そんなことを考えた朝でした。
皆さんも、今日一日頑張りましょう。
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