ヨーロッパ大陸の石から見えた街の色
富士塚の記事を書いていた時、
富士山から運んできたという石や溶岩を深ぼるのに欠かせなかったのが、「採石」の話だった
日本は「石」というと、石垣や築山なんかの
「土台的」なものに使うことが多いけど、
そういえばヨーロッパってその石を使った建築物が多いよなぁと漠然と考えながら、
ヨーロッパの石の歴史を何気なく調べ始めた
また役に立たないことを🤭
するとまた面白すぎるほど「栞アンテナ」に引っかかる真実が、続々と明らかになっていく
今回は長くなりそうなので、いくつかの切り口に分けて深ぼって行くことにします😊
まずはヨーロッパの採石場について調べ始めました、興味ある人いるのだろうか🤭
すると驚くべきことに、日本だと石は山から取ってくるイメージが大きいけれど、ヨーロッパでは山まで行かずとも普通に平野や丘陵地帯で採石できたという
しかもパリ周辺で言うならば、かのノートルダム寺院もパリ一帯の地下に広がる石灰岩層から採れた石にて1163年ごろに着工し、100年ほどかけて完成させられた(細かく言うと20年ほどで祭壇部分は完成したので、教会としては1182年ごろから機能していたようだ)
石灰岩とは、
おもに貝やサンゴの死骸が海で積もって固まった天然石、
……ということは
4500万年前、この辺りは海だったということになる
そう思って地図を見ると、急にパリの景色が違って見えてくる
だからノートルダムで壁面をよくみると本当に小さな貝殻や海の生き物の化石が石の中に残っている場所が見られるのだそうです
これは次に訪れた際の楽しみにしておこうかな😊
ただそこで思ったのが、石灰岩って柔らかそうだけど、それらで建物作って大丈夫?強度?
ということ
そもそも柔らかめで加工しやすい石灰岩(ライムストーン)は、採石しやすく、切りやすく、彫刻しやすく、積みやすいととっても使い勝手の良い石
もろいのかというとそうでもないらしく、建物になって空気に触れてくると、徐々に乾燥し、ある程度硬くなる性質もあるので、建築材として非常に重宝されていたそうです
ただ永遠のものではないので、風化するのも事実、だから傷んだ石だけを新しい石に交換したりして、人の手で修復されながら何百年も大切に受け継がれて来ているそうだ
これは木造ですが、日本のお寺や神社なども同じですよね
さて、石灰岩は色で言うとベージュがかった色目が特徴的なので、「パリの街並みはベージュ系の石で統一されている」という一文を見て、ふと引っかかった
え、その近所で取れた石によって街の建物の色が決まるってこと??
ヨーロッパって確かに街によってテーマカラーのように色があるなぁと思い、特徴の強い色目の街の岩盤を調べてみると…
イギリス・コッツウォルズは、ハチミツ色→鉄分を少し含んだ石灰岩
スコットランド・エディンバラは、グレー〜黒っぽい色→主に砂岩
スペイン・サラマンカは、黄金の街と呼ばれる→黄金色の砂岩
スペイン・アルバラシンは、赤っぽい色→赤茶色の砂岩や土を使う
イタリア・ヴェネツィアは、白〜淡いグレー→イストリア石(緻密な石灰岩で海水や塩害に強い)
イタリア・トスカーナはハチミツ色、黄土色、テラコッタ色(赤茶)→石灰岩、砂岩、粘土質から作ったレンガ
まだまだあってキリがないけど…
例外的な例でもう一個↓
ギリシャ・サントリーニ島は、白い壁の家が有名だけど、実は火山岩の島なので黒っぽい石が多く😳、強い日差しを反射して涼しくするために上から漆喰の白を塗っているのだそう
面白い!!!
ギリシャの島の他、石の上にカラフルに漆喰を塗ったりなどの地域もあるけれど、
ヨーロッパの街の色は、その土地で採れる石や土の色から生まれているのだ!
ヨーロッパの人には当たり前のことかもしれないけれど、日本人の私的にかなりツボりました♡
イタリアのトスカーナの写真を見た
すると建物が
「景色の中に置かれている」
というより、
「丘そのものから生えてきた」
ように見える
それは偶然じゃなくて、その土地で採れた石や土で建てたから
つまり、丘の色と街の色が同じなんだね…
こんなこと書く前にまず行きたい!!!
って気持ちがふつふつと湧いて来た、栞でした
次にヨーロッパ行く時は、街の建物の石を見て
その土地の地盤を感じよう
今回のヨーロッパを石と言う側面からみてみた話は、とりあえずここまで
そして気づけば、富士塚を調べていたはずなのに、私はパリの地下とトスカーナの丘を歩いていました
まだまだ続きます
あー楽しかった🤭
栞
↓次の話
