研修で見えた 介護のこれからと職場の笑顔
こんにちは、KENです😊
先日、施設の内部研修で、1980年代の介護施設の映像を見る機会がありました。
正直に言うと、最初は
「昔の介護を振り返る研修か」
くらいの気持ちで見始めました。
でも、見ているうちに気持ちがざわついてきたんです。
「時代が違う」で終わらせていいのかな。
「今の自分たちは本当に大丈夫かな。」
そんなふうに、だんだん“過去の話”ではなくなっていきました。
たしかに40年前と今では、介護の考え方は大きく変わっています。
人間の尊厳、個別ケア、プライバシー。
今の介護では当たり前になってきた、大切な視点です。
でも今回の研修で、私がいちばん考えたのは
「昔はひどかったよね」って話だけじゃありませんでした。
むしろ私は、今の自分たちの介護と、職場の笑顔について、強く考えさせられました。
介護の話ではあるけれど、どんな仕事にも通じる話かもしれません。
今日は、そのときに感じたことを書いてみます✍️
■研修の映像が、ただの昔話じゃなくなった
研修では、1980年代の介護施設でどんな介護が行われていたのかを、場面ごとに紹介する映像を見ました。
内容は、ざっくり言うとこんな感じです。
■1980年代の介護って、こんな感じだった
■食事介助
食事は「栄養」。とにかく食べることが正義。見た目なんて関係ない。
おばちゃん介護士が、おかずをごはんに乗せて、混ぜて、
「はい、食べてください」って、当たり前に進んでいく。
■入浴介助
入浴介助はとにかく大変。だから一気に洗う。
大きなお風呂で、洗い場の椅子の後ろに「洗ってもらう人」が列を作る。
列が乱れないように、おばちゃん介護士が整備する。
プライバシー?何のこと? って空気です。
■衣類・生活環境
衣類は入所時に各自持参が基本。
でも管理が難しいから、みんな同じ服、同じタイミングで着替える。
ベッドもなく、布団を畳に敷いて大部屋で雑魚寝。
パジャマ?何のこと?
■排泄介助
認知症の方にとって(映像では当時の表現として「痴呆」と言っていました)、
排泄は「わからなくなること」の代表みたいに扱われていました。
トイレがわからなくなって、いろいろな場所で放尿してしまうこともある。
オムツを交換する。
食事を食べる。
入浴する。
そこに、人間としての尊厳はあるのか?
そんなことを問いかけるような内容でした。
■「今の自分たちはどうだろう」って話
この映像を見返すことで、
「自分たちが行っている介護は、介護士中心の考え方になっていないか?」
「介護を受ける人のためというより、“管理する介護”になっていないか?」
そういうところを考え直しましょう、という研修だったと思います。
実際に、私の部署でも
「今では考えられないことをしていたんだな」
「人の尊厳について考えさせられた」
「私たちは今、そこを考えてやれているよね」
そんな意見が聞かれました。
でも、私は少し違うことを思いました。
今も同じように、介護士側の都合で仕事をしていないか?
介護士が足りないことを理由に、個別ケアをあきらめてないか?
正直ここって、目をつぶりたくなる部分もある。
「理想どおりの介護、まだできてないじゃない」
っていうのが本音です。
今回の研修、時間がなくて感想文の提出だけで終わりました。
本当は見たあとに、みんなで話したかった。
他の人の意見も聞きたかった。
たぶん研修の意図としては、グループワークで
「尊厳」と「現状」
「理想」と「現実」
そのギャップを言葉にしていく時間も取りたかったと思います。

■私がいちばん引っかかったのは“笑顔”だった
でも、私がもうひとつ感じたのは、そこじゃありませんでした。
映像に映っていた介護士さんたち、すごく笑顔だったんです。
楽しそうに仕事をしていたな、って。
もちろん、当時の介護のあり方をそのまま肯定するつもりはありません。
今の視点で見れば、見直すべきことはたくさんある。
でも当時の“正しさ”の中で働いていたからこそ、
介護士としての自信やプライドがあったのかもしれない。
そう感じました。
そして利用者さんも、決して悲しい顔ばかりではなかった。
昔も今も変わらない何かがあるのだろうとも感じました。
そして、自分を振り返り
私はどうなんだろう?
笑顔のある職場を作れているんだろうか?
あんなふうに、自信のある笑顔を、みんなでできているかな?
そんなことを思いました。
■未来に残したいのは、介護の形と気持ち
自分の職場で、もっと笑顔を増やしたい。
自分たちのプロ意識を感じられる職場を作りたい。
そのために、私は何ができるんだろう。
そう感じました。
先日の投稿でも、
「笑顔で、若者が入りたくなる職場を作りたい」
「介護の仕事が楽しく、笑顔の職場であれるように、行動したい」
と書きました。
きっと職場の意識を変えていくには時間がかかります。
私の思いだけでは、できないこともたくさんあります。

だからまずは、
• 自分の味方を増やすこと
• 同じ思いの人を増やすこと
• 職員同士で話をする機会を増やすこと
そんなことから始めていきたいと思います😊
まずは自分の部署で、もっと「楽しい」を増やしたい。
もっと仲間の話を聞こうと思います。
40年後、また同じように2026年の映像を見たら、
「えっ、こんなことしてたんだ?」って、きっと思うんだと思います。
でもそれは、時代が変わるから。
今の幸せの形や考え方も、40年前とは違う。
そして40年後には、また変わっているかもしれない。
それでも、あの日映っていた介護士さんの表情は、
「イヤな仕事だから笑ってる」じゃなかった。
やり方は違っても、利用者さんの幸せを考えていたんだと思いました。
考えて、行動することって難しい。
でも、少しずつならできるかも。
今はそんなふうに思える余裕が、少し出てきました。
それも、周りのみんなが
「一人じゃないよ」って気づかせてくれたからです。
ありがとうございます🙏✨
おかげさまで、元気にやらせてもらっています。
これからも、悩みながら、立ち止まったり、戻ったりしながらでも、
誰かの幸せを考えていきたい。
それがきっと私の幸せにもつながるし、
それが未来につながる介護の形だと思う。
きっと誰かの幸せが、めぐりめぐって、私のところに帰ってくる。
**その幸せを「ありがとう」って言える気持ちを、未来につないでいきたい。**😊
今日も、できるところから。
笑顔をひとつ増やして帰ります😊
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました😊
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