Fable‑5 復活! CEOが語った“禁止の真相”と“巨大アップデート”
Fable‑5 と Mythos‑5 が米国政府の輸出規制命令により全世界で停止された経緯が改めて説明された。6月12日午後5時21分、米商務省から Anthropic CEO の Dario Amodei に直接通達が届き、外国籍ユーザーへの提供を即時停止せよという緊急命令が発動した。理由は「国家安全保障上の懸念」で、政府は Fable‑5 に“重大な jailbreak 手法が存在する可能性” を把握したとみられている。
Dario はライブで、 「政府は具体的な技術的根拠を提示していない」 「しかし命令は法的拘束力があり、従わなければ会社が停止される」 と説明し、Anthropic が“拒否した”という一部報道を否定した。実際には、政府との協議は続いており、安全性評価・アクセス管理・国別提供体制の再設計が求められているという。
続いて Dario は、Fable‑5 の復活に向けた3つのルートを説明した(これは Anthropic が公表している内容と一致する)。
政府が懸念点の詳細を開示し、Anthropic が修正を実施するルート
政府が“特定国のみ許可”などの条件付き再開を認めるルート
モデルの一部機能を制限した“Fable‑5R(Restricted)”として再リリースするルート しかし、どのルートも 明確な再開時期は未定 であり、Dario は「正直に言うと、いつ戻せるかはまだ言えない」と述べた。
ライブ後半では、“Massive Update(巨大アップデート)” と題して、Fable‑5 が復帰する際に予定されている改善点が語られた。主なポイントは以下の通り:
安全性レイヤーの全面刷新:政府が問題視した可能性のある“脱獄経路”を塞ぐため、モデル内部の自己監視機構を強化。
国別アクセス制御の導入:輸出規制に対応するため、ユーザーの国籍・居住地に応じたモデル提供レベルを可変化。
Mythos‑5 との統合的安全監査:両モデルが同じ脆弱性を共有していた可能性があるため、同時に再設計。
推論速度と長文処理の改善:停止前にユーザーから寄せられていた要望を反映し、Fable‑5 の“実用性能”をさらに引き上げる。
