2026年8月13日アメリカ主要&米国株&暗号資産ニュース
アメリカ主要ニュース
外交・安全保障では、米国防総省が機密解除した最新報告書が大きな波紋を広げている。報告書は、前年に米軍がイエメンで実施した空爆作戦において、誤爆により153人の民間人が死亡したと公式に認定したもので、国際社会から強い批判が寄せられている。特に人権団体や国連関係者は、米軍の情報収集体制や標的識別プロセスに重大な欠陥があった可能性を指摘し、再発防止策の徹底を求めている。
イラン情勢では昨日の貨物船攻撃の余波が続いている。パキスタン政府が在パキスタン米国大使を召喚し抗議声明を発表。ヘグセス国防長官は「海上封鎖の執行継続」を明言する一方、国務省は「あらゆる外交チャンネルを活用している」と矛盾したメッセージを発信しており、政権内の一枚岩でない姿勢が露呈した。
予測市場・ギャンブルプラットフォームのKalshiに対してニューヨーク市検察がギャンブル違反で36億ドルの罰金を求める訴訟を提起。CFTCも同時に新たな規制ガイダンスを発表するなど、予測市場への規制強化の動きが加速している。
📈 米国株式市場ニュース
S&P500が7,800を史上初めて突破——PPI横ばいで利下げ期待が再燃
木曜日の米国株式市場はS&P500が史上初めて7,800ポイントを突破する歴史的な瞬間を迎えた。最終的にS&P500は+0.65%・ダウは+0.36%・ナスダックは+0.54%・ラッセル2000は+0.61%とほぼ全面高で引けた。特にラッセル2000が史上最高値を更新したことで「AI大型株主導の相場から中小型株まで含んだ本物の強気相場」への移行が確認された。
本日最大の材料は7月PPI(生産者物価指数)が予想に反して横ばいとなったことだ。6月の-0.1%に続く落ち着いた物価動向が確認され、「FRBが9月会合で金利を据え置ける」という市場の確信が強まった。
市場参加の幅が広がった点も重要だ。S&P500の値上がり銘柄数は値下がりの約1.8倍、28銘柄が新高値を記録し新安値はわずか1銘柄。ナスダックでも138銘柄が新高値と、市場の裾野が着実に広がっている。
SpaceXは前日にマスクが全社員向けミーティングを開催し24基のStarlinkを打ち上げた後、+9.7%急騰しIPO価格(135ドル)を再び上回る146ドル台に回復した。AIインフラ需要の継続と宇宙経済への投資拡大が引き続き市場を支える構図だ。
₿ 暗号資産ニュース
BTC63,000〜63,500ドルで膠着——株高に取り残される暗号市場
ビットコインは8月13日に63,486.9ドル(-0.18%)・イーサリアムは1,879.79ドル(-0.14%)と小幅下落。S&P500が史上最高値を更新する中、暗号資産市場だけが恩恵を受けられない「デカップリング」が続いている。恐怖・欲望指数は27から29に微回復したが依然「極度の恐怖」圏に留まる。
ゴールドマン・サックスがETF運用会社NEOSを22億5,000万ドルで買収することで合意した。NEOSはビットコインのカバードコールファンド(10億ドル規模)を保有しており、ウォール街の暗号市場への本格参入が一段と加速している。フィデリティはイーサリアムETFに保有ETHの100%までステーキングを認め四半期配当を支払う許可を規制当局に申請した。
セキュリティ面では重大な事件が発生した。XRPのブリッジが偽の入金を本物として処理するエクスプロイトにより資金流出した。またKalshiやPolymarketなどの予測市場プラットフォームへの規制強化がCFTCにより発表され、暗号関連業界全体への規制圧力が高まっている。

