1%の人しか知らないトランプの茶番劇 その1:演出された「対立」と裏の利益
トランプとネタニヤフの激しい激突は、世界を欺く周到な「台本付きの劇」だ。
表面上、トランプは「和平を阻む頑固なネタニヤフ」を非難し、自らを平和の偉大な仲介者として印象付ける。一方ネタニヤフも「米国の圧力に屈しない強硬派」を演じ、国内右派の支持を固める。互いの国内支持率を稼ぐ完璧なプロレスだ。
だが、この茶番の本当の目的は世論の目を逸らすことにある。表で「2国家解決策」を巡り罵り合う裏で、両者が真に狙うのは「中東の勢力図の再編」と「莫大な軍需・復興ビジネス」の利権確保だ。ガザ撤退やハマス弱体化のシナリオはすでに描かれており、対立を見せることで原油価格や軍事支援の交渉カードを極限まで引き上げている。
大衆が「トランプ対イスラエル」の不仲説に一喜一憂している間、裏舞台では米イスラエル双方の政権維持と巨大資本の利権分配が着々と進んでいる。この「出来レース」の構造に気づいている者は、全体の1%もいない。
