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12 『ぐりとぐら』のカステラ

賞味期限が近くなったシフォンケーキミックスがある。
レシピ通りに作れば、立派なシフォンケーキになるハズ。


レシピ通りに焼いたこともある

しかし老眼のせいで、レシピが読めない。
そして私は、面倒なことが苦手。

ハンドミキサーを出すのが面倒だし、分量を量ったり洗い物が増えるのも大嫌い。

ただ混ぜて焼くだけで、何か出来ないかなぁ。

ほら、『ぐりとぐら』のカステラみたいに混ぜて焼くだけみたいな。

ああそうだ、あの卵たっぷりのカステラを作ってみようかな?

ってな訳で、ズボラ人間は絵本の要領でカステラを作るという暴挙に出た。


まずはフライパンを弱火にかけ、バターを溶かす。

ボールに卵2個を割りほぐし、シフォンケーキミックスを投入。

豆乳を50mlほど加えて、混ぜ合わせる。

さぁ、焼くよ。

フタをして弱火でじっくり
5分経つと膨らんできた
裏返して、もう5分


絵本では、ぐりとぐらがフタを開けると、美味しそうに膨らんだカステラが顔を出す。

私は、ふわんふわんの台湾カステラを思い浮かべてフタを開けてみた。

ところが残念!

なんだ、ちっとも膨らんでないじゃないか。

フライパンの中で木ベラで切る


残念ながらズボラが焼いたカステラは、ぐりとぐらのようにはならなかった。

どう見ても、これはカステラというよりもオムレツだなぁ。

まぁ、仕方ないか。


とりあえず温かいうちに、バターを乗せてメイプルシロップをかける。

これは何でしょう?


2つ重ねて高さを出してみる


腹ペコの夫と末っ子は、ミルクティーと一緒に食べてくれる。

ちょっと弾力があってモソっとしているが、まぁ卵の味が濃くて素朴な味わい。

しかしこれは、カステラではない。

末っ子が聞いてきた。

「これ、なぁに?」

うーん、何だろう?

カステラでもホットケーキでも、ましてやシフォンケーキでもない。

味は、卵焼きとホットケーキのハイブリッド。

強いて名付けるとしたら、卵焼きケーキかなぁ。

はぁ〜、今日も思いつきで作った「名も無き料理」を家族に食べさせてしまった。


それにしても、ぐりとぐらのカステラ、食べてみたいなぁ。

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