見出し画像

RB大宮アルディージャ 戦術チェック

2025明治安田J2リーグは第11節を迎えようというところ。あと2,3試合でリーグ戦は1/3を消化することになる。

前節、ホームで藤枝相手に逆転勝利した札幌。ホーム2連勝となり、重要な4月をとりあえず勝ち越し中。最後の大宮戦も勝ちきり、昇格に向けてGW連戦全勝は必須となる。

大宮はここまで直近5試合で2勝2分1敗。開幕ごろの連勝の勢いは落ち着きつつも、確かな勝負強さはある。自動昇格圏を死守するためにもここからの連戦は負けられない。

ちなみに、大宮との対戦は2017年以来という衝撃。NACK5での福森の劇的FK弾以来の対戦。8年振りの顔合わせになるが、大宮さんはなんか"RB"ていうのが付いてる…。相性的には良いというわけではない近年、過去5試合での対戦ではそれぞれ1勝。久々な対戦はどうなるか。

では、対戦前に大宮の戦術チェックに入っていきます。
今回も直近3試合を参考にしています。が、大宮の試合は度々チェックしているので開幕〜最近の試合分の補足もありつつ。


メンバー

第8節 vs.大分(紺橙: 大宮)
第9節 vs.秋田(白: 大宮)
第10節 vs.今治(白: 大宮)

ここまでの直近3試合の大宮のスタメン。

ベースは3-4-2-1。
最後方の3CBは右からガブリエウ・市原・下口の3枚が今のところベストな布陣であるように思える。それらのプレイヤーの欠場もあり、直近の試合では村上や濱田などが出場する機会もあった(濱田は今治戦で負傷?)。札幌戦は、ガブリエウ・市原・下口くるのではと予想。

CHのコンビは一枚は小島で確定だと思われる。その相方が谷内田なのか、石川なのか、和田なのか。本来であれば、アルトゥールシルバがいるのだが怪我で戦線を離脱している。が、札幌戦に間に合うという話も上がっている。誰になるでしょうか。

シャドーは杉本・豊川のコンビでくるだろう。秋田戦に退場となった杉本は1試合欠場して、今節の札幌戦から復帰する。この2枚には要注意。


ワントップはオリオラ サンデーかファビアン ゴンザレスだが、どうやら前節ファビアン ゴンザレスがメンバー外だったこともあり怪我なのではという話も。札幌からすればオリオラ サンデーの方が守りやすいはず。ただ、どちらにしてもフィジカル的な強さがあるので警戒。

とにかく前線には個の力があり、後方もそれなりに力のある選手がいる。個同士の拮抗になりそうな予感。


保持〜攻撃

ビルドは上手いようにやっている感じではなく、シャドーのプレイヤーに当てて前進する形が多い印象。または、背後も狙いながら押し込む中で左ワイドの泉の仕掛けもある。


[第8節 vs.大分]

まずは大分戦から。

大宮保持時は3+2の入り口になっている。最前線は相手の5バックに対して、2シャドー+ワントップ+2WBで5枚設置している。ただ、左WBの泉は高い位置でプレーするが、右WBの茂木は少し低い位置でビルドのサポートを行う。

守る大分は5-3-2で構えながらpressingのタイミングを伺う。


他の試合を見てもそうだが、大宮は自分たちの左サイドから前進したいようで、左CBの下口からタテパスを供給してアタックに切り替えていきたい。

大宮のビルドの特徴としては、シャドーが足元(ライン間)で引き取るプレー。後方からシャドーに供給して、そこからアタックが始まる。杉本であれ豊川であれ受け方やそこでの引き出し力は結構あるように思える。


しかし、大分の5-3-2にハマってしまった感。
大分は中盤3枚の脇から1枚繰り出してpressing。スライドして相手の2CHを捕まえる。

そのほかのマークもほぼマンツーで捕まえているので大分にとっては、相手のビルドを前進させないような守備ができている。

こうなると自陣で奪われるか、それが嫌なのでプレス回避でロングを蹴るしかない大宮。ロングを蹴ろうにもシャドーがウラに走る準備ができていないとロストになる。トップに目掛けて蹴ってもあまり収まる感じでもない。ちなみに、大宮はウラへのランニングが割とあるが、それを担っているのはシャドーの豊川。トップが走ることはなく、2列目から豊川が飛び出していくシーンがとても多い


ボールが右サイドに流れても状況的には変わらず大宮は前進に苦しむ。形を変えずにビルドをするので守備枚数がはまると、パスコースがなくなりアバウトなボールだけに限定される

また、右サイドではWBの茂木がサイドにいるが低い位置でビルドのサポートをしようという立ち位置なので、相手のWBが前に出ていたとしてもその背後に走っていくようなアクションはない。また、茂木・杉本が同サイドにいる場合、杉本も足元で引き出すタイプなのでウラへは走らない(杉本のプレースタイルがライン間での引き出し+連携)。


という中でウラを取っていくのが豊川。

先ほど、話にも出たように豊川はウラへのランニングの役割を担っている。逆サイドにボールがあっても、逆からダイアゴナルランでウラを狙っていく。足元も受けれるプレイヤーでさらにはウラにも動けるという、縦横無尽に走れる元気のあるプレイヤー。自由に動くのでDFからすると対応が難しくなる。

大分戦では得点も決めており、ボールへの集中力やゴール前・その付近での嗅覚を持っている。↓


そういったウラへの動きがあると、後方からロングを入れることができるので前進のきっかけと相手のラインダウンを誘発できる。ラインが下がれば、次は手前のスペースが空くので、シャドーが足元で引き出すなどしてやりたいサッカーへ展開できる。


大宮のフィニッシュワークでのポイントはポケット。

押し込んだ先ではWBが持って仕掛けることが多くなる。特に泉が1v1を仕掛ける形が多くなる(90%それといっていいだろう)。ワイドで1v1プレイヤーが持っている中で、インサイドのプレイヤーはポケットを狙っていく。より深くまでの侵入とDFを撹乱する。押し込んでいる中では、前線は枚数もいるので1枚がポケットinしてもゴール前の枚数は担保されている。クロスでも供給すれば得点の可能性は高まる。

ポケットだけでなく、話にも出てきたように泉の1v1もあるので、そこから仕掛けてペナ内侵入してチャンスみたいな形も十分にある。泉をどれだけ封じられるかも重要になる。

↓大分戦の同点弾がそれです。


大分戦は2-2の引き分けだったが、大分のpressingに苦しめられるシーンが前半は多くあり、大宮はそこまでビルド自体はうまくないという印象。しかし、前線には強力な個がいるのでそこまでショートカットしてでもボールを供給してくる。押し込んで仕掛けや個の力でゴールを狙っていく。


[第9節 vs.秋田]

秋田戦も見たのですが、風が強い試合で結局互いに蹴り合いになっただけのゲームでしたので、構造的にというか戦術的な特徴はあまり見られませんでした。

ただ、一貫してシャドーがライン間で受けてアタックへ持ち込むことだったり、前線のプレイヤーの個を活かしてゴールまで迫るシーンは多かった。シャドーの引き出しとトップのドリブルといったように。この試合ではファビアン ゴンザレスが先発だったが、力強いドリブルもあれば球際でのキープ力もあり、フィジカル勝負の秋田でも手を焼いていた印象。

というか、秋田のホームゲームって大体風が強いので、言ってしまえば参考にならないかなあと。秋田はそれを活かした戦術を持っている(シーズン半分はそのホームで試合をするから)。ただし、その対戦相手も同様なプレースタイルに落ち着くことが多いので、うーんというところ。

しかしながら、大宮はビルドを省略して前線に供給したい欲も相当あるのでそう言った意味では大宮の個の力と特徴を再認識できたのかなと思う。

(結果は2-1で大宮が勝利。CKとPKからの得点でした。)


[第10節 vs.今治]

前節の今治戦。

この試合も相手の守備に苦しめられた大宮。
今治は大分と同様に5-3-2での入り。保持する大宮は3+2の入り口と前線の配置は変わらない。しかし、シャドーの杉本が前の試合で退場し欠場している。


今治の目論みとしては、2トップでどちらかに限定しながらサイドにボールを誘導する。+中盤は相手の2CHに対して3枚で監視することで+1の状況を作り出す。そして、後方は5v5で対応していこうというもの。


またしても、大宮は保持・ビルドのところで歯止めをかけられているようで、中盤がうまく使えないというのとシャドーの引き出しもあまりできないという状況(引き出しが上手い杉本がいない)。今治のラインも高く設定してあるのでライン間が狭かったり。うまくボールが進まないので前線のプレイヤーは足元で引き出して「俺がどうにかしてやる」みたいな状態。ウラへのランニングはあまり見られず。

今治は低い位置をとっている大宮の右WBの茂木にそのままWBを当てることなく、pressingをかけているFWにボールホルダーと次の受け手である茂木を見させる。WBが前に出すぎないことで背後のケアへの準備もする。

2トップと中盤3枚でうまく限定し有効なpressingを敢行する。


手前で詰まっている大宮は後方からロング一発で飛ばそうにも、前述の通りウラへの動き出しがない。前線のプレイヤーが手前手前の意識で押し戻されている。なので、苦し紛れかウラへの狙いか、ロングを使ったとしてもそこに走るプレイヤーがいないのでロストになる。

前後の狙いというか思惑が一致していない印象。
大宮はビルドが詰まればロングでプレス回避。=ビルドに歯止めがかかれば前進は機能しない


うまく行かなかった前半に対して、後半はシャドーが中盤のところに降りるシーンも見られた。左シャドーの石川はCHもできるプレイヤーなので、降りて中盤でボールを引き出そうというのには抵抗がなく、それもスムーズにできる。


また、メンバーは変わっているが、相手の3枚から1枚pressingに出るならば、その背後・脇にCHが流れて確実に受けれるような工夫もあった。

構造的な問題を抱えている中で、どこのスペースを活用するのか・どこに枚数をかけることができるのか。そういったところを改善しながら、ビルドに工夫し前進する手立てを立てていた。

しかし、後半になっても相手のpressing圧力が強まって自陣ゴール前で危ないシーンもあった。そもそものポゼッション力がDFラインはないのかな?と思う。

今治戦は0-0の引き分け。
前半からチャンス数はあまりなかった中で、後半はメンバーチェンジも行いながら一気に終盤にかけて攻勢を強めた。やはり、押し込んだ中で泉の1v1での仕掛けや途中から入ってきたカプリーニのインサイドのでのプレーは強み。カプリーニが入ると、左1v1(アイソレーション)で右サイドはオーバーロードっぽくなりボールが左にあるならクロスの枚数になり入っていく。


[データで見ると]

ロングボールデータ

大宮のロングボールの使用本数は502本でリーグ平均よりも少ない。1試合平均では、50本くらいでリーグ平均。

足元・地上でのポゼッションから前進〜アタックまで持っていきたい大宮でるが、前述の通りビルドが詰まった時や豊川がウラへ動いた時にはロングを使っている。ロングの使用方法が有効的であるかどうかは半々といったところ。成功率も50.6%なので半分くらい。


APT,支配率,ロング頻度

まずは、APT(アクチュアルプレーイングタイム)だがリーグの中でも短い方。平均で50分いっていないのでプレー時間自体は少ないのかな?

支配率も平均で50%に達していないので、そこまでボールを持って…というわけでもない。この後の守備のところの話になるが、大宮は割と攻められる時間もあるので、攻撃の時間もありつつ守備の時間も多めということになる。

ロングの使用頻度では、ロング1本蹴るのに大体30秒くらい。まあ普通くらいですかね。札幌よりもワンテンポ(パス1本)早いくらい。これまでの試合や戦術を見ていると札幌に近しい部分は多いかなと思う。ビルドしながら前線に当てていく形など。しかし、大宮はロングだけに頼らずシャドーの足元もあるので安定的な前進の形がある。pressingを受けてビルドが詰まるってのは札幌と同じ

↓以上のデータは以下の記事内で紹介してます。


時間ごとの得失点も見ておきます。

大宮の得点のボリュームゾーンは試合終盤。特に後半ATでの得点が異常なくらい多く、劇的弾で勝利することや同点に追いつくことが結構ある。それも、ホームでの試合がほとんどで、得点が決まらない試合でも試合終盤は押せ押せの展開で攻め続けることが多い。相手が引いて守っている(大宮リードされているかタイスコア)こともあるにしても、最終盤での攻撃の圧力はかなりある

逆に失点が多いのは後半の入り。
前節対戦した藤枝も同様の傾向があったので、札幌はそれと同じく後半の入りで得点を奪って優位に試合を進められるかというところ。


守備

守備は5-2-3でのpressingが多いが、そこのpressingで取り切れるかどうか前進されないかどうかにかかっているよう。押し込まれる展開も多いので、守備はあまり良くないのかな?という印象。失点は少なめですが。


[第8節 vs.大分]

大分戦から。

大分のビルドは3-1-4-2から崩して、2CB+中盤はアンカー・2IH・そして左CBのデルラン。ワイド2枚で2トップという形。

それに対して大宮は5-2-3の陣形でpressing開始。5-2-3は今までやってきている形の守備。しかし、この試合では中盤の枚数的に-1くらいなるので構造的な不安はある。2CHに対して大分は3,4枚設置している。


大分の前進方法は2トップをターゲットとしてそこへ当てる形。特に、2トップの一角である有馬は収まりが良いので活用したい。

そもそも、大宮のpressingは5-2-3の2-3にかかっており、その2-3を越されるとピンチになっている印象。なので、大分はそこをシンプルに越してアタックへ移ろうというもの。トップが前線で起点を作ってサイドに展開してアタックへ。

pressingかけたい大宮だが、杉本が大分のデルランが中盤まできているのでケアのために下がらないといけない。となると、大分の2CBに対して2枚でpressingすることになる。3枚でいこうにも大分は前線に飛ばすことは確定事項なのでウラ返される。


また、デルランが中盤で引き受けて前を向ければチャンスになる。杉本の背後を取りつつタイミングを見てボールを受けて前進へ。(大宮はそこにCHをスライドしたいが、中盤の守備枚数が不足している・大分はそこに枚数かけている のでデルランがフリーになる。杉本がケアしたいがpressingにも行きたいのでケアしきれず。)

デルランが運べばWBは開いているのでそこに大宮のWBが引きつく。すると、大宮のWBとCB間にスペースができると同時に、そのサイドの
CB(ガブリエウ)はデルランの出しどころはどこなのか?とボールウォッチャーになる。そして、そのガブリエウの背後を大分はとっていく形で深くまで侵入することに成功する。

中盤での守備枚数の不足と、pressingがうまく機能しなかった(パスコースを封じれていないので簡単に前に繋がれる)ことで大宮は前進を許し、相手の攻撃を受けることとなった。

また、この大分の先制点のシーンでもガブリエウの対応が良くない。大分はそのガブリエウの穴具合を見込んで左サイド(大宮の右サイド)からアタックすることを選択したのであった。

ガブリエウは手前(自分の前)のところでのファイトは良いのだが、背後となると急に対応ができなくなっている印象。ターゲット潰しでは強みを発揮できるが、背後に走られるとなると一気にザルになってしまう。+同サイドWBの茂木も大外のマークに釣られて外に出ていってしまうので、インサイドはガブリエウのみの対応になる。大宮の守備の不安定さは右サイドの守備にも見られている。=攻め手はそのサイドを攻略しやすい。

逆の左サイドはWBの泉がしっかりプレスバックするなど、守備への貢献度が高く粘り強い守備ができている印象。そこにぶつからないために攻撃側は大宮の右サイドを狙っているとも考えられる。



中盤での不足を解消したい大宮は5-4-1にシフトしてパスなど簡単に前進させないような守備隊形を組む。

安定感は出るものの、前に出てpressingとなるとまた前と同じ現象が起きたいるする。+大分は前線のターゲットに当ててシンプルなアタックを展開してくる。

と、攻守どちらも停滞感を感じる大分戦。
守備は穴をうまく突かれたこととそれに至るまでの過程で、大分にうまく構造的な優位さを与えてしまった。


秋田戦はカットします。


[第10節 vs.今治]

今治も構造的な優位さを出してきた。

大宮の5-2-3での守備の入りは変化なし。
今治のベースは3-1-4-2

今治は入り口のところでGKを最終ラインに入れることで、大宮の前線3枚のpressingに対して4枚で対抗。WBは目一杯開いて対峙するマークを押し下げる。2トップは強力な外国人FWでターゲットになるのでそこに当てられる。


入り口のところで既に優位なのは今治。
3v4で今治の方が多い入り口のエリア、2v3で今治の方が多い中盤エリア。


そして、前進のところではCBから直接ターゲットのトップにロングで当てるシーンもありながら、特に左サイドはパスを繋ぎながらターゲットまで届けてサイドアタックに展開するシーンもあった。

またしても左サイド(大宮の右サイド)。ワイドに引きつく茂木を引き出して、良いリズム感でパスを繋ぎながらターゲットのFWが降りてくるのでそこに預ける。そして、走れるWBは一気に背後をとっていく。この形で深くまで侵入し良いサイドアタックに展開していた。

大宮の守備には、まずは5-2-3の2-3を越されて起点を作られるという特徴と、右サイドの守備は前や球際では強いもののその背後ケアはできていない(ウラ返されやすい)という特徴がある。

ざっとこんな感じで今治はうまく前進していた。
サイド(WB)がしっかり上下動できるのでビルドのサポートもアタック時の高い位置取りも効果的だった。


戦いの目安

大宮の攻撃ではシャドーと左WBの泉が特徴的である。
特にシャドーまで届けられればアタックを開始できるような印象なので、まずはそこへのパスが多くなるのでは。また、押し込んだ先では泉の1v1や周りのプレイヤーのポケットin、そして枚数かかっている中でクロスも上げてくる。前提として個の力はあるだろう

守備ではそこまで堅い守備ではない印象で、崩されるシーンも多いかなと。ただ、ギリギリで耐えながら失点をしないようにはできている。

5-2-3の2-3を越された後の後方の対応と特に右サイドの対応は課題になっている感。pressingのところでも構造的にズレが生じると簡単に前進を許しているようで、前から剥がされると球際への寄せに遅れが生じて後手に回っている。


では、札幌はどう戦うか。

攻撃のところでは、アマドゥをターゲットにするのは変わりないと思うが、特にガブリエウの背後をうまく突いていきたい。となると、2トップの相方には足元タイプの克幸やチェックなどではなく、走れる白井を置いた方が良いと思われる。足元ではガブリエウは潰しにかかってくる強みがある一方で、背後への対応は悪い。その課題をとことん突いていきたい。

そこまで至るためのビルドでは、5-2-3の2-3をどれだけうまく交わせるかがポイントになる。大宮は5-2-3の2の脇のスペースを露骨に埋めるなどはしないので、そのハーフスペースをうまく使いながら局面での数的優位を作りたい。+1の状況でポゼッションしていればどこかで前を向いて、前進することができるだろう。配置での優位性とボールの動かし方が重要。特に配置が大事で、いつもの4-2-4の形から中盤に枚数かけたりなんなり工夫をしないと、大宮のpressingに捕まるので。

pressingにハマって蹴るしかない状況でも、右サイドに蹴れば近藤の空中戦の強さで前に出れるのではとも思う。対峙するのが泉になると思うが、空中戦なら近藤優位と思われる。前節のようにサイドに放り込んで前進するきっかけを作れれば。
左サイドはロング蹴っても球際強いガブリエウに当たってしまうので、アマドゥに目掛けて蹴る方が得策。アマドゥvsガブリエウでアマドゥがどれだけやれるか。そこで収めて起点を作れれば、サイドアタックや背後をとる形で押し込んでいけるだろう。シンプルさのある攻撃が効いてくるはず。カウンター含め。

あと、CKでは直近3試合で2失点しているので付け入る隙はあるかと。札幌も2試合連続でCKから得点しているので期待。拮抗しそうなゲームではセットピースからの得点が結構大事。


守備の場面では、大宮は3+2の形をいじらずにビルドするので札幌はワンサイド限定して2トップでpressingしながら、近藤を押し出していけるのでは。大宮は左からの前進が多いので、それは札幌の右サイドと対峙する(近藤のサイド)。なので、そちらのサイドに誘導して高い位置で取り切れるかどうか。仮に、取れずにタテパスを入れられると大宮の豊川や杉本がそこで受け手になり、そこからアタックが始まる。なので、よりそこにパスを入れさせないpressingが重要になる。シャドーを封じる+潰せる準備

球際やセカンドを先に回収できると楽になるとも思われる。

それでも大宮に押し込まれる展開は必ずきてしまうので、その先では泉の1v1にどれだけ対応できるか・抜かれないかが重要。また、クロス時には中に枚数かけてくるのでしっかりその枚数に対応すること。自陣での守備はいつも以上に緊張感持って対応してほしい。また、試合終盤での畳み掛けもあるので要集中。相手のホームということもあるので雰囲気に呑まれないように。


既に10試合を終えて次のフェーズに入っていく2025シーズン。
ここにきて昇格のライバルとの直接対決。ここで勝利できなければ昇格戦線からまたしても遠ざかってしまう。相手の課題が散見されているだけに、勝機はかなりあるはずで、その中で勝ちきれないともったいない。GW連戦で全勝する勢いをもたらすためにも、この金曜ナイターの一戦はとても重要。

連勝だのなんだの余計なことは意識せず、まずはこの大宮戦に集中して勝ちきるだけ。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集