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タグで読み解くBurberry。Burberrysとの違いと、ちょっとレアな「週末顔」

先日仕入れたバーバリーのブルゾン。
古着屋さんでもたまに見かける「Burberrys」のタグ。
昔初めてみたときはなんだこれ?と思ったものです。
今回は改めてBurberryの歴史や主要ラインと、
仕入れたバーバリーの普段と違う顔もご紹介。

第一章 BurberryとBurberrys、タグの「s」でざっくり年代がわかる

タグの「Burberry」と「Burberrys」の違いから、ざっくり年代を読み解く。

古着屋さんでコートを見ていると、タグに「Burberry」と書いてあるものと「Burberrys」と書いてあるもの、両方見かけると思います。

もともとブランド名は「Burberry」。
ところが世界中の人が「Burberrys of London」と呼ぶようになり、タグ表記も「Burberrys」に変わっていきました。
この“s付き”ロゴが使われていたのは、おおよそ1960〜90年代あたりまでと言われています。

その後1999年ごろに、ブランド名は再び「Burberry」に戻ります。
なので、ざっくり覚えるなら

・Burberrys表記=90年代末ごろまでのアイテム
・Burberry表記=2000年代以降のアイテム

というイメージ。
ヴィンテージなのか、比較的新しいものなのか。タグの「s」に気づくだけで、服の背景が少し見えてくるのがおもしろいところです。


第二章 三陽商会と、日本で育った「バーバリーらしさ」

百貨店フロアにずらりと並ぶコートとチェック小物、日本独自ラインが育てたバーバリー像。

日本でバーバリーが広く知られるようになったのは、三陽商会とのライセンス契約によるところが大きいです。

百貨店のフロアにずらっと並んでいたトレンチコートやチェックのマフラー。
「初ボーナスで買った一生ものコートがバーバリーだった」という話もよく聞きます。

さらに、ここから日本独自の若者向けラインとして

・Burberry Blue Label(レディース)
・Burberry Black Label(メンズ)

が登場します。
スリムなジャケットやコンパクトなコートなど、「きれいめで、ちょっと背伸びしたい服」として人気を集めました。

古着でブルーレーベルやブラックレーベルを手に取ったときは、品質表示タグの「三陽商会」の文字にも注目。
「これは日本で育ったバーバリーなんだな」と分かると、単なるブランド物ではなく、その時代の空気ごと楽しめる感じがしてきます。

第三章 古着でバーバリーを選ぶときの三つのポイント

タグやライン名、メジャーとノートで古着のチェックポイントを洗い出しているイメージ

実際に古着屋さんでバーバリーを選ぶとき、どこを見ておくと失敗しにくいか。
難しく考えず、三つだけ押さえておくと便利です。

一つ目は、タグとライン名。
Burberrys、Burberry London、Burberry Brit、Black Label、Blue Label…。
書いてある言葉で、年代やキャラクターが違います。
トレンチなら「Burberrys」「Burberry London」、きれいめカジュアルなら「Brit」、日本生まれの細身シルエットなら「Black/Blue Label」といった具合に、なんとなく方向性をつかんでおくと選びやすくなります。

二つ目は、素材と重さ。
トレンチコートならしっかりしたコットンギャバジン、軽いアウターならナイロンやコットンナイロン。
「雨の日も気にせず着たい」「冬より春秋メインで着たい」など、自分の生活に合うかどうかをイメージしながら触ってみるのがおすすめです。

三つ目は、サイズバランス。
Burberrys時代のアウターは肩も身幅もゆったりしているものが多く、今っぽいオーバーサイズとして楽しめます。
一方でBlack/Blue Labelは、日本人体型に合わせたジャストシルエット。
試着のときは、インナーにニットを着る想定で腕を前に出したり、横から見たときのボリューム感をチェックすると、失敗がぐっと減ります。

第四章 実はこんな顔もある、Burberrysの「週末アウター」

BurberrysのLeisure Wearジャケットを主役に、週末のお出かけスタイルをイメージしたコーディネート

ここまでの話は、どちらかというとトレンチコートやきれいめジャケットのイメージが強いかもしれません。
でもバーバリーには、もう少しラフで“週末向き”な表情のアイテムもあります。

ゆったりめでインナーも楽しめるサイズ感

たとえば、最近手に取ったのが「Burberrys 1856 LEISURE WEAR」と胸にパッチが付いたライトアウター。
色はやわらかなアイボリーで、内側は深いグリーンの裏地。
襟を立てるとグリーンがちらっとのぞき、ボタンには小さく「Burberrys Leisure Wear」と入っています。

実物のボタンの写真

形はブルゾン型で軽く、デニムと白Tの上からさっと羽織るだけで、どこか上品な雰囲気に。
ローファーを合わせれば大人っぽく、スニーカーなら一気にカジュアル寄り。

いわゆる“トレンチのお堅いバーバリー”とはひと味違う、週末のドライブや公園にちょうどいい一着です。

こんなふうに、タグの「s」やライン名、そしてときどき見かける「Leisure Wear」の文字。

少しだけ背景を知っておくと、古着屋さんでバーバリーを探す時間がぐっと楽しくなります。

次にハンガーに並んだバーバリーを見かけたら、ぜひタグと素材、そして自分の週末の過ごし方を思い浮かべながら、じっくり選んでみてください!

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