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#1ぱにがれ課長の苦悩(ジョジョの奇妙な冒険風)令和の新入社員編

ぱにがれの現在

アラフィフ。
ハウスメーカーの管理職。

相対するは、
Z世代の若手社員。

——正直に言おう。

貧弱、貧弱、貧弱、貧弱、貧弱!!!!!!

(※能力の話ではない。
 姿勢と覚悟の話だ)


管理職になった。

だが自由はない。
口を開けば

  • パワハラ

  • セクハラ

  • 人権尊重

……氷河期世代には
聞いたこともない呪文が飛んでくる。

これは日本語なのか?
それとも新しいスタンド名か?


新人教育は
研修という名の座学が6ヶ月。

6ヶ月だ。

現場は見ない。
土も触らない。
職人とも揉まれない。

やっと戻ってきたと思ったら、
今度は
先輩監督の横に立って6ヶ月。

——合計1年。

そろそろだろう。
いや、遅いくらいだ。

私は思った。
(※ここ重要)

そろそろ担当現場を
持たせてもいいんじゃないか?

『私の頃は——』

だがこれは
言ってはいけない言葉でもある。(ゴゴゴゴゴ…)


だから、あえて
やわらかく聞いた。

「そろそろ現場、持つか?」

ざっくばらんに。
逃げ道も用意して。

返事は——

『いや』

……え?


では次。
さらに譲歩する。

「じゃあさ、
 私の担当現場、一部見るか?
 責任は私が持つ。

逃げ道どころか
防弾仕様だ。

返事は——

『いや』

(ドンッ)


……なるほど。

みなさん
高学歴のエリート社員だ。

偏差値もある。
言語化もできる。
PowerPointも美しい。

やっていることは——
幹部から振られた
書類づくり。

それはそれで
大事だ。
本当に大事だ。

会社は回る。
評価もつく。
怒られない。


でも、
ふと思う。

監督って、
現場に出てナンボじゃないのか?

土の匂い。
職人の機嫌。
天気予報の裏を読む勘。

図面にないトラブル。
工程表に載らない判断。

——それを背負うのが
監督だったはずだ。


私のスタート地点は
まるで違った。

  • 現場に放り込まれ

  • 失敗して

  • 怒鳴られて

  • 頭を下げて

  • 夜に図面を直した

選択肢は二つ。
やるか、
命をかけてやるか。

どちらかだ。


今の若手は違う。

  • 守られて

  • 段階を踏んで

  • 逃げ道があり

  • 「いや」と言える

それは
間違っていない。

時代としては
むしろ正しい。


だから私は
自分に問いかける。

どっちがいい?
どっちがいい?

あの頃か。
今か。


……答えは
もう出ている。






今がいいね💦


だって私は
あの頃を
「美談」にできるほど
強くなかった。

生き残っただけだ。
たまたま。


新人教育に悩んでいるのではない。

自分の時代が、
完全に終わったことを
受け入れるのに
悩んでいるだけだ。

(ゴゴゴゴゴ……)


だが、
ここで新人に怒鳴ることはできない。

叱ればハラスメント。
詰めれば人権侵害。
距離を取れば育成放棄。

——詰んでいる。

(ゴゴゴゴゴ……)



私は今日も
管理職という名の
スタンド使いとして立っている。

能力名は
《コンプライアンス・ワールド》。

射程距離は無限。
だが、攻撃力はゼロ


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700棟|現場監督|一級建築士|ぱにがれ 現場は、正解が見えにくい判断の連続です。 この記録が、どこかの現場で 「一度立ち止まる材料」になれば幸いです。 応援としてチップをいただけると、続ける力になります。