万葉の赤と椿いろいろ
熟田津に
船乗りせむと
月待てば
潮もかなひぬ
今は漕ぎ出でな
万葉集 作者 額田王(ぬかたのおおきみ)
にぎたつに
ふなのりせむと
つきまてば
しおもかなひぬ
いまはこぎいでな
意味(現代語)
熟田津で
船に乗ろうとして
月が出るのを待っていると
ちょうど潮も満ちてきた。
さあ、今こそ漕ぎ出そう。

子どものころから親しみのあった句です。
椿の名前に「熟田津」を見つけました。
ヤブ椿で、
普段見かけるツバキの赤よりも
少し深い色が印象的な花でした。
半分日陰で
その赤をうまく写しきれなかったのですが…
それでも
万葉の時代のいにしえから変わらなぬ赤を
想像させる椿でした。





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