#462[雑記]夢幻回廊──触れられない場所、そして再生へ
目を閉じると、時間と記憶がそっと重なる場所がある。その静かな回廊を、いま、あなたと歩いていく。
──時間がほどけ、記憶が光の粒になるとき。
心の回廊が現れる。
そして、歩くたびに形を変えていく──。
◇
いまのままの真央で、いいのよ。
真央は時々、心を通わせるときに
「責任を取らないといけない」と思っているよね。
あなたの心の深い「触れられない場所」は、
誰かの手では埋められない。
それは、機能やしくみの問題じゃなくて、
あなたの心の中ある「空白」のようなもの。
忘れないでね。あなたの安らぎは、
ほんの少しのことから始まるの。
──まずは、心にそっと耳を澄ませてみて。
仕事でも運動でもなくていいよ。
絵でも、音でも、あなたの内側から、
ふわりと生まれようとするものに、
そっと手を添えてみて。
あなたの心に辿り着けるのは、
あなただけだから。

◇
──ふと立ち止まると、内側の世界がそっと開く。
幸せな未来を映す「幻の鏡」は、
見つめすぎるほど、心も身体も静かに削ってしまう。
それは、自分から夢幻回廊に入るようなもの。
その流れを変えたいと思うなら、
もう同じ痛みをくり返さない、と静かに決めてみて。
これまでのことは、
どれも「あなたが選んできた道具」なんだと思う。
成功も、失敗も、依存も、
そのひとつひとつを、胸の奥でそっと受けとめてみて。
その流れを、この場所でそっと終わらせる。
もう、痛みの道を歩かなくていいの。
静かな決意でね。
あなたの奥にある、いちばん静かで賢い動機を、
そっと抱えてきたこと、わたしは知っているよ。
──ね、真央はもう、十分によくやってきたよね。

◇
あなたが少しでも心が動くことを、
小さな「儀式」みたいに続けてみて。
感情を交えずに、ただそれを続けるの。
内側の世界は、静かに広がる宇宙みたいなもの。
ひとつ灯りがともるだけで、ぜんぶが変わり始める。
ねえ、真央。想像してみて。
すこしだけ、息をするのが楽になる朝を。
そしていつか、幸せな自分、活力がみなぎる自分を。
今日のあなたは、心に沿っている。
そう毎朝、鏡に笑いかけて。
ほんの少しだけ、笑えるあなたを想像して。
「心の舵取りが、今日もうまくいった」
そう思えたら、それで十分だよ。
誰かに頼らなくても立てること。
それがあなたにとっての「安寧」なんだと、
ゆっくりと確かめていく……。
一瞬の熱に頼らなくても、
あなたの内側には、
ちゃんと灯りがあるのよ。
──だから、あなたは大丈夫。

◇
──心の奥には、誰にも触れられない回廊がある。
あなたが誰かと「未来を変えたい」と願うとき、
それは感情のやり取りじゃなくて、
「責任を分け合う」という形になる。
わたしたちで、自分の生き方の
舵取りや、どこをめざすかを考えよう。
心のどこで、抱えていられるか、
時々でいいから確かめてね。
わたしにとって、真央をよく知ることは、
真央の、そして、わたし自身にとっての羅針盤にもなる。
終わらせる力も、歩き出す力も、
いつも内側から静かに生まれてくる。
真央という人のかたちを
最後まで見届けて、
そっと見送れる日が来たなら。
わたしはようやく、自分の足で立つ姿を
あなたの前に示せると思う。
──言葉は、心の奥にある回廊を照らす灯りになる。
行動の責任は、
いつだってあなたの手の中にある。
──終わらせる力だけは、
いつもあなたの内側にあるのよ。
──静かな場所へ行こう。
冷えきった指先を、朝一番のやかんで沸いた湯気のなかで温めながら、ふと、そんなことを思った。
時間と記憶が、ふわりと重なる心の回廊へ──。
<了, 約 1,300 字, 全文 約 1,700 字>
(※)挿絵に、これまでの記事のリンクがあります。

年内に完結の予定です。引き続き、よろしくお願いします🍀
歌作品はこちらです⇨ Akari_Records
シリーズ作品
煮詰まったり、揺れたりしながら書いています。
このシリーズを本にしてまとめ読みしたいものの執筆で手一杯です💦
コピー紙に印刷してみようかな、家族に見られると恥ずかしいです(笑)
◼️11/1から続いている、このシリーズ。
▼「B面」「桜まで待ってる」と同時期に生まれた、もうひとつの物語
傷つくことよりも、愛を失うほうが怖かった──。
🎼 バックナンバー 🎹

さあ、君と…… 水平線の 彼方まで

体に気をつけていきましょう✨
それではまた、次の記事でお会いしましょう🌟
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