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うつ病休職日記74 私は自分に出会うのか

第1話はこちらです。

8月某日 火曜日

 昨日、朝の通勤電車に乗って会社の最寄り駅に行き、夜の通勤電車で帰ってきたら、予想より疲れた。しかし練習のため、今日もまたそれをやろうと思った(週間の疲れに慣れるため)。でもまあ、まだ主治医の診断書も受け取っていないので、いつから復職になるかわからない状態で、あんまり頑張る必要もないか、と思って、結局今日はいつものように始業時間にライブラリに来ている。
 結局これがいちばんいいのだ。パソコンを持って外に出るのは重いので、マンションのライブラリくらいにとどめておきたい。でも、noteの更新や、ほかの人の作品を読むのも、スマホよりパソコンのほうが楽だからパソコンは使いたい。

 やはり通勤電車はしんどい。おまけに昨日から嘘みたいに涼しくなったとは言っても、暑い。まあいざとなったらやるしかないのだから、今日は通勤電車練習はやらないでよしとする。

 しかし最近は、不都合な真実にどんどん気づいているのも事実だ。たとえば今日気づいたことは、午前4時台に起きているので眠いこと、8時20分からライブラリにいて、今11時くらいだが、飽きること、そんなつまらない図書館訓練も、会社の仕事と同じではないこと、そして残念ながら、日経新聞にあまり興味が持てないことである。仕事だから仕方なく読んでいるだけであって、はっきり言ってほとんど何の興味も持てない。かつ、こんな思いをしながら、首を長くして待っているのに、いつまで待っても診断書ができてこないことだ。まあ休みが伸びてラッキーと考えることもできるが、宙ぶらりんなのがなんとも。人生は休職していてさえままならない。

 11時に部屋に戻り、早めの昼食(そうめん)を作って、午後から出社する夫に食べさせて送り出す。そのあと、すぐライブラリに戻ればいいのだが、疲れを感じている。ヨガをやるのもちょっと億劫だ。そこでソファに横になったが最後、一時間くらい昼寝をしてしまった。
 そのあとは横になったままデュオリンゴをやったりしてから、ようやく出かける。今日は映画「急に具合が悪くなる」を見に行くことにしたのだ。

 先週まではこの映画は、うちの徒歩圏内の映画館でやっていたのに、うかうかしていたら終わってしまっていた。しかたないので、電車に乗ってアクセスしなければならない映画館に行く。
 その街にはふだんそんなに行かないので、行ったついでにデパートをぶらぶらしていた。そしたらなんと、私自身が「急に具合が悪く」なったのである。驚いた。そんなことになったことは今までの人生でほぼないし、なんなら通勤電車でしばしば発生する「具合の悪いお客様」のことを、「具合悪くなりそうなら事前に自重するとかできないのかねえ」くらいに思っているほうだ。まさか自分がそんなことになるとは思わなかった。
 
 デパートには椅子がところどころにあるので、私は這うようにして(実際にはちゃんと歩いて、だが)椅子までたどり着き、椅子に座る。麦茶を飲んで、なんかしょっぱいものが食べたいと思ってバッグをまさぐったら、塩タブレットがあったので、それをなめて安静にしていたら、体調は落ち着いてきた。今日は暑くないことが逆に災いして、またしても熱中症疑いだったのだろうか?

 さすがに体調が悪いので、映画はやめにして帰ろうかとも思ったのだが、なんとか大丈夫そうなので、結局映画に向かった。小さい映画館だったが、ほぼ満席だった。
 ところが私は映画でぐっすりと眠ってしまったのである。たぶん20分くらい眠っていたのではないだろうかと思っている。3時間を超える長い映画だったので、20分眠っても大勢に影響がなかったとは思うが、残念だった。だから本来、映画が面白いだとか面白くないだとかいう資格はない。でもまあ面白かった。
 しかし今日は、急に涼しくなって、疲れが出たのだろうか。

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