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借り暮らしエッセイ | 岩手一関で過ごした2週間

自由に移動できるということ

2024年の初夏、新緑の美しい時期
岩手県は一関市で2週間ほど過ごしました。

当時、家族が仕事で忙しくサポートが必要だったため
融通の効く仕事をしていた私が
家事サポートと家守として、一関のお家に居候しておりました。

ノマドスタイルとでもいうのでしょうか。
パソコンがあればいつでもどこでもできる仕事で
主な生計を立てていたため、場所を選ばずに仕事ができました。

家事+日中の空いている時間で、自分の仕事に取り組むといった感じ。

不定期の仕事のため、収入は不安定で、
決してたくさん稼げるわけではありませんでしたが、
贅沢しなければたまに美味しいものを食べれる程度には
生活することができました。

そして何より、
こうやって家族をサポートしに来ることができるのは、
このようなスタイルで仕事をしているからだよなと痛感しました。
出社必須の仕事であれば
絶対にできないサポートの仕方。
動きたい時に動ける、という幸せがあります。

家事や炊事を中心に、仕事も適度にこなしつつ。
過去、仕事>生活だった反動で、
生活>仕事の暮らし方を
成り行き的にですが、実験していたように思います。

借り暮らしの楽しみ方 「もしこの町で暮らすなら」

暮らすように旅するには、少し短い期間。
それでもゆったりと日々を過ごしながら、
町を堪能することができたと思います。

借り暮らし的な生活で大事にしているのは
「もしこの町で暮らすなら」と考えて
日常生活で自分が大事にしているスポットを巡ってみること。

まずは、日常でも旅先でも探してしまう、喫茶店へ。
ここは商店街にある、中庭に面したお店。
ヨーロッパみたいな珍しい作りで開放的。
すぐに気に入りました。
ステンドグラスに、焦茶の家具、窓の外のお庭。
絵になる光景です。

Acorn Cafeさんです

喫茶店のコーヒーらしい濃いめのアイスコーヒー。
ここではナポリタンもいただきました。
やっぱりまずは王道を試したくなります。

ある日のお昼は、気になっていた食堂へ。
食は自分にとって大変重要。
地元の隠れた良き店を見つけたい。

ここのうどんはなんだか特別です。
甘いタレに極太麺がもきゅもきゅとした食感で
口いっぱいの麺!というような
うどん好きにはたまらない多幸感が味わえます。
他で食べたことのないうどんだったので滞在中リピートしました。

割烹・お食事処 丸美さん、写真は花うどん、もみじおろし付き冷うどん

新しい町に来たら散歩も欠かせません。
好きな場所や風景求めて探索します。

結構大きめの穏やかな川を見つけました。
走ってる方もちらほら。散歩の方も。
買い出しの帰りに、河川敷でぼーっとしてみました。
川が近い暮らしもいいなあ。

磐井川っていうみたい

住み良い町の条件として
図書館あるいは本屋さんにアクセスしやすいかは重要。
心に元気がない時はよくフラフラと本屋を徘徊します。

都市部は大きめの本屋があると思いますが
それ以外であれば図書館を探します。
ちなみに推し本屋はジュンク堂さんです。

一関市の図書館は新しくて明るめで結構好み。
パソコンで作業OKのスペースがあるのも魅力的でしたね。
一階部分にはなんとカフェも併設されていました。
コーヒーのみならずお菓子にもこだわりを感じて
穴場カフェなのでは!?と思いました。
特にピッコロラテのお味が濃厚で思わず目を見開きました。

Cafe Journalさん、キャロットケーキとピッコロラテ

週末はちょっと商店街まで繰り出して甘味処へ。

こちらは有名な和菓子屋さん、松栄堂さんのかき氷。
もうみるからにタワー・・・!
贅沢ドでかかき氷ブームが続きますね。
追いイチゴソースに白玉までついている珠玉の一品。
この日は本当に暑かったけど、
食べ終わるころには体が冷え冷えになってました。

こちらはふらりと入ったお茶屋さんで
喫茶もやっていたので寄ってみました。
アイスもなかって珍しくないですか?
しかもあんこをトッピングしてもらえます。
お茶屋さんのソフトはまず間違いない。

常州園さん

町のパン屋さんもチェックしてしまいます。
今回見つけたパン屋さんは洋菓子も置いています。
しかも、とってもハイクオリティ・・・。
普段は昭和スタイルのパン屋さんに好んでいくのですが
今回は例外。

ポンデケージョを彷彿とさせるもちもちパン。
久しぶりにとんでもなくうまいパンに出会ってしまった・・・!

飛行船さん

そして気になっていたケーキも。
レモンタルトはフランスのアルザス地方で食べて
どうしてもまた食べたいなと思っていたので、運命。
絶妙な酸味がたまりません。
見た目の可愛さにやられたサボテンケーキ。
ピスタチオクリームなマカロン、
おしゃれな味がしました。

ここのお店は日替わりで
パンもお菓子も出されてるので
インスタ要チェックです。

ケーキが独創的でインスタ見てて楽しい

観光地にもふらりと

一関の景勝地として有名な厳美渓。
ちょうどいい気候のうち行っておきたい!と思い
とある日の朝、よし午後にでも行ってみようと決意。

時間をフレキシブルに使える仕事のいいところは、
こんなふうに午前中仕事して、
午後に観光に繰り出せること。

厳美渓に着くと
荒々しい岩肌の渓谷が現れます。
谷間を流れる美しいエメラルドグリーン、
生い茂る青々とした新緑、
爽やかな色のコントラストが目に飛び込んできます。
風と水の流れる音が心地いい。

有名な空飛ぶお団子である、
郭公団子も欠かせません。

向こう岸の岩場では、
何人かの方がお団子を待っていましたが
私はお店の方でいただきました。

ゆっくりそよ風に吹かれながら
若々しい緑を眺めていただくお団子は格別です。
あと、このセルフのお茶も美味しいです。
さらにこの席だと、
空に飛ばされていくお団子も見ることができます。

左奥の東屋に向けて団子が飛んでいきます

反対側に向かって歩くと吊り橋も。
私はこちらの水量たっぷりの雄大な景色にも癒されました。

そんなに怖くないタイプの吊り橋
空の青とも合わさると合掌

帰りのバス停のすぐそばには
なんともノスタルジックな場所が。
サハラガラスパークの
「ガラスの小道」というミニアーケードで
昭和レトロの雰囲気ムンムン。
天井のステンドグラスから日が漏れ出て色鮮やか。

いらっしゃいませ
異世界に迷い込んだよう

単なる旅と異なるのは、
日常がすぐ隣に横たわっていること。
完璧な非日常感は得られないかもしれないけれど
自分のペースで
自分のお気に入りを新たな旅先で見つけていく。
そんな借り暮らしな生活も
なかなか良いのではと思うのです。


▼暮らすように旅するってどんな感じ?
どんな方法があるの?
心地よい生き方について提案した記事です。
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